東京で公害に強い住宅を建てるならRCdesign

晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後高田馬場計画検討、商社さんと電話、書類作成、サッシ屋さんと電話、お問い合わせ対応、西巣鴨計画のお客様とお電話、ありがとうございます。さいたま市計画検討など。

午後は構造担当と電話、文京区大塚3丁目計画検討、図面作成、上板橋2丁目計画検討、資料作成、新宿区百人町計画検討、板金屋さん来社打ち合わせ、杉並区高井戸計画検討など。夕方は都市銀行さん来社、提携会社さんと電話、その後宅建協会の新年会出席など。

夜もかなり冷え込んできました。しっかりと暖かくしてお過ごしください。

ではこちら。

苦情は年7万件超!「公害」は今も発生し続けている

「公害」という言葉は、近年ではメディアなどでもメッキリ見かけなくなり、「環境破壊」や「環境問題」などの言葉に取って代わられた感がある。

「公害」というと、古くは1910年頃の「イタイイタイ病」、1956年の「水俣病」、1965年の「第二水俣病」といった1950〜1960年代の高度成長期に発生した公害病や、山梨県・東京都・神奈川県を流れ、首都圏の河川の代表格である多摩川の水質汚濁問題、あるいは光化学スモッグなどを想像する方が多いのではないだろうか。

しかし、1993年に制定された「環境基本法」の下、「大気汚染」「水質汚濁」「土壌汚染」「騒音」「振動」「地盤沈下」および「悪臭」を典型7公害として、実は公害は発生し続けているのだ。
2017年1月23日 9時15分 プレジデントオンライン

なるほど。

これはなかなか想像していなかった状況ではないでしょうか。

日頃ニュースなどで目にする外国の様子で、中国やインドとりわけ東南アジア諸国では、水質や大気の汚染も相当酷い状況ということを認識していました。

そんな外国に比べても、今の日本では空気もキレイですし、河川もきれいになって、水も安全でおいしいものになっていますので、天国のように感じますね。

そんな恵まれていると思える日本の環境でも、いまだに公害が発生していて、年間に7万件を超える苦情が受け付けられているというのはビックリです。

記事によると、2016年11月30日に総務省が発表した「平成27(2015)年度公害苦情調査」で、2015年度に新規に受け付けた公害苦情件数はなんと7万2461件。これでも前年度に比べ2324件(3.1%)減少したそうで、2007年度以降9年続けての減少だそうです。

また、全ての苦情のうち典型7公害の公害苦情受付件数は5万677件で、前年度比1235件(2.4%)減少、典型7公害以外の公害苦情受付件数は2万1784件で、前年度比1089件(4.8%)減少となったということ。

ここで典型7公害の公害苦情受付件数を種類別にみると、「騒音」が1万6574件(典型7公害苦情受付件数の32.7%)と最も多くなっていました。

ご存じのとおり、保育園や小学校の子どもの声も騒音になってしまいますし、除夜の鐘も騒音という時代ですから、それ相応に気をつける必要がありそうです。

先々週にも書きましたが、騒音が人に与えるストレスは少なからず身体に影響を及ぼすということですので、やはり公害という取り扱いになってしまうかもしれません。

また、これまた予想外の結果だと思いますが、典型7公害以外の公害苦情受付件数では、「廃棄物投棄」が1万0173件(典型7公害以外の公害苦情受付件数の46.7%)とズバ抜けて多くなっていました。

その内訳は、「生活系」の廃棄物投棄が8128件(廃棄物投棄の79.9%)と圧倒的に多くなっていて、この生活系廃棄物とは、主に家庭生活から発生した生ごみ・紙くず・新聞紙等の燃焼物、空き缶・空きびん・乾電池等の燃焼不適物、家具・電気製品・ピアノ等の粗大ごみ等を指しているんですけど、そんなに苦情があったとは知らなかったですね。

しかし、これも内容をよく見てみると、道端に不法投棄してあるというよりも、通常の生活の中で、収集場に決められたルールでごみを出していない、あるいは収集場以外のところにごみを捨てているといった内容が多数を占めているようです。

これは確かに共同住宅でも一戸建てでも経験した方がいらっしゃるのではないかと思います。こうした一般家庭から出るごみでも、きちんとルールに従った廃棄がなされていない以上は公害ということになるんですね。

そこで、そんな公害被害がどこで発生しているのかと言えば、「住居地域」が3万41件(公害苦情受付件数の41.5%)と圧倒的に多く、さらにその被害状況はと言えば、「感覚的・心理的」被害が5万1084件(公害苦情受付件数の70.5%)で2位の「健康」被害が5070件(同7.0%)の10倍以上となっていました。

一定の年齢以上の方では、きっと日本においてはすでに公害は無くなったと認識されていたかもしれませんが、実は上記のように住宅地域で発生する感覚的な被害が公害の中心になっていたんですね。

もちろん神経質過ぎるというご意見もあるかもしれませんが、なるべくなら、近隣とのトラブルは避けたいものですし、公害となればそれを防止する努力も必要になってくると思います。 

住宅地域での暮らしをより良いものにするためにも、ルールを守ることは当然ですし、お互いに気を使うということも、これまた当たり前のことだと思うんですけど、公害にする前に、お互い様と考えてみたいものです。いつか日本から公害が無くなる日が来ますように。

公害対策には、RC(鉄筋コンクリート)住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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