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晴れて暑い東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、お問い合わせ対応、板橋区弥生町計画検討、書類作成、徳丸6丁目計画検討、資材発注、世田谷区砧計画検討など。

午後は世田谷区代沢のお客様宅訪問打ち合わせなど、帰社後は原稿作成、練馬の不動産会社さんと電話、資料作成、北区西ヶ原計画検討、出版社さんと電話、図面作成など。夕方は板金屋さんと電話、資材メーカーさんと電話、豊島区駒込計画検討、図面作成など。

ここのところは、天候に恵まれて現場の進捗が順調です。助かります。

ではこちら。

イギリスの街並みが美しい理由。日本とイギリスの住宅の違い

ヨーロッパの中でもイギリスは街並みが美しいことで有名です。なぜ、イギリスの町並みは綺麗なのでしょうか?その秘密は、イギリスならではの住宅の考えにありました。

イギリスの住宅は3世代計画
イギリスの住宅の耐用年数、つまり住宅の代替わり周期は、141年。これは平均ですから、もちろんもっと永くもつものもあります。イギリスでは、3世代にわたって住み継がれるのが通例。自分の代で建て替えになってしまったら、アンラッキーともいわれるそうです。

たとえ自分の直系親族がそこに住まなくても、だれかがその住宅を住み継いでいくことができれば、国全体としてはおおよそ3世代分、その住宅が機能し、価値をもつことになるのです。その住宅だけでなく、周辺の住宅も、そうそう頻繁に建て替えが行われないため、街並みや景観も保全され、地球環境にも配慮できるのです。
ビーカイブ 2014年05月19日14時00分

なるほど。

そうなんですよね、イギリスの歴史や文化を感じる町並みは、とても美しく憧れる人も多いと思います。

記事にもあるように、住宅の平均耐用年数が141年って、これは凄い数字ですよね、日本はどうかというと、いまだに27〜30年程度と言われています。

これは私が以前から伝えている主張なんですけど、3世代にわたって住み継がれるということは、仮におじいさんが建てた家を、その後子ども世代が使用して、さらに孫世代が使うということです。

もしかすると、最初に建てたおじいさんはそれなりに住宅ローンを組んで、苦労しながらも自分の家を手に入れたのかもしれません。しかし、そのしっかりとした家を子ども世代が引き継ぐ時には、少なからずリフォームやメンテナンスの費用が発生するものの、新築よりは圧倒的に少ない負担で暮らすことが出来るわけです。

今までの日本では、1世代ごとに住宅ローンを組んで家を建てます。折角親が投資した資産を無駄にして。本来ならば家が資産になって、次世代に引き継がれなくてはいけないのに。

考えてみてください。自分と同世代のイギリス人は住宅ローンも無ければ、家賃負担も無いのに、日本に暮らす自分は住居に関する出費を30年以上にわたって負担しなければいけないんです。

地域や年代によっても違いますが、都市部でファミリー世帯の暮らしですと、月に10万円を超える出費も覚悟しなければいけません。

月に10万円の可処分所得が増えたら、あなたなら何に使いますか?

バカンス用にリゾートマンションを買うのもいいでしょうし、車をもう1台とか、とにかく旅行に行くとか、いや子どもの教育にかけるかもしれませんし、映画や舞台、絵画の鑑賞もいいですね。

とにかくそんな余裕が生まれるわけです。それをもう何世代も続けている国と、スクラップ・アンド・ビルドを繰り返している国では、国民の感じる裕福度が違って当然だと思います。

資産になる住まいがあれば、きっとそんな余裕が作れるはずですし、その余裕が日本の文化発展にもつながると思うんです。

常に造っては壊すを繰り返し、倒壊や延焼もある街並みや景観はアンバランスに雑然としている、そんな日本の住宅から決別しなくてはいけません。

実は日本でも一部の人はとっくに、着実に実行していました。ご近所にもありませんか、地主さんの築100年近い母屋とか、都心部のお屋敷などを見れば、代々にわたり資産形成をしていることがわかります。
 
家族の生命と財産を守る家を、資産として代々受け継がれる家を、豊かな暮らしを実現するための家を、是非建てて欲しいと思います。

それでは。

今日もありがとうございます。


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