東京で長期優良な住まいを建てるならRCdesign

くもりで涼しい東京です。

そんな今日は朝から中落合のお客様とお電話、世田谷区弦巻のお客様とお電話、電気屋さんと電話、高田馬場の不動産会社さん来社打ち合わせ、提携会社さんと電話、資料作成、さいたま市南区別所計画検討など。

午後は郵便局へ、帰社後は原稿チェック、出版社さんと電話、見積作成、中区野毛町計画検討、資料作成、練馬区田柄計画検討、見積作成など。夕方は出版社さんと電話、原稿チェック、ミーティング、システム保守、高田馬場計画検討など。

大暑を過ぎたにもかかわらず、涼しい一日でしたね。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第303回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

あなたは、『長期優良住宅』という言葉を聞いたことはありますか?

戦後日本では、『質より量』を重視していた時代がありました。そのため、住まいは寿命が短くなり、そこで暮らす人は、シックハウスに悩むようになりました。

長期優良住宅は、そんな住まいづくりの考え方を改め、質の高い住宅を建て、それを定期的にメンテナンスしていくことで、快適で長寿命な家づくりを目指している住宅のことです。

平成21年に『長期優良住宅の普及の促進に関する法律』が施行された当時はまだまだ知名度が低かったのですが、今では「当社が建てる家は、全て長期優良住宅です」と宣伝している業者もおり、そんな家づくりに関心を持つ人も増える傾向にあります。

しかしながら、この基準も木造住宅を基本にして作られているため、鉄筋コンクリート住宅に当てはめると、オーバークオリティーになってしまったり、意味の無い補強を強いられたりする場合もあり、まだまだ成熟した制度とは言えません。

とはいえ、長期優良住宅を建てることのメリットについてお話ししておきましょう。

まず、地球規模のメリットとしては、
・家の寿命が長くなるので、取り壊しの際の産業廃棄物が減る
・二酸化炭素の発生量を減らせる
・温暖化防止に役立つ
などといったことがあります。

個人レベルでのメリットとしては、
・耐震性が高いので、安心して暮らせる
・断熱性などの省エネルギー性が高いので、光熱費を節約でき、ヒートショックなどの健康被害を防げる
・耐用年数が比較的短い設備や内装などの維持管理が容易
・予め修繕計画が立てられ、それに沿って定期的に点検や補修を行うので、長期間品質を維持できる
・点検や補修の内容は住宅履歴として記録しているので、売却の際、資産価値を証明するのに役立つ
・税金など、国の優遇措置を受けることができる
などといったことがあります。

国の優遇措置として、
・住宅ローンの借入限度額を、一般住宅より1千万円増やす
・最大控除額を、一般住宅より100万円増やす
・平成29年までに居住すれば、所得税を最大500万円控除する
・登録免許税を、一般住宅より0.15%引き下げる
・不動産取得税について、課税標準からの控除額を一般住宅より百万円増やす
・固定資産税の減免期間を2年延長する
などといったものがあります。

ただ、あなたが新築する時には、これらの対策に変更箇所があるかもしれません。最新の優遇措置は、その都度行政や業者に確認してみましょう。

一般的な日本の住宅は、寿命が30年弱。そのため、住宅ローンを払い終えて、定年を迎える頃に、住まい関連の出費がドッと増える心配があります。

そんな不安を解消したいなら、確かにこういった住まいづくりは魅力的です。

しかし、鉄筋コンクリート(RC)住宅なら、法定耐用年数が47年ですし、もちろん実際は100年を超えることも可能な構造体ですので、なんら特別な補強などをしなくても、最初から長期にわたって使い続けることが出来るのです。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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