住まいはRC(鉄筋コンクリート)にしなさい!

東京で家を建てるならRC(鉄筋コンクリート)住宅。 (株)RCdesign(アールシーデザイン)社長の日記です。

震災

いつもありがとうございます。ご愛顧感謝申し上げます。こだわりの一戸建て住宅や2世帯住宅、賃貸併用住宅の安定経営など、RC住宅と住まいに関するノウハウを株式会社RCdesignの代表井上がお届けいたします。

停電と通信障害が続いています。

災害に強い家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、社内ミーティング、提携会社さんと電話、文京区千石計画検討、信用金庫さん来社打ち合わせ、不動産会社さんと電話、所沢市東狭山ヶ丘計画検討、資料作成、渋谷区東計画検討など。

午後はミーティング、足立区足立計画検討、所沢市中新井計画検討、練馬区江古田計画検討、千葉県柏市計画検討、港区高輪計画検討など。夕方は提携会社さんと電話、練馬区氷川台のオーナー様とお電話、看板屋さんと電話、解体業者さんと電話、書類作成など。

朝晩の冷え込みが厳しくなっています。くれぐれも暖かくしてお過ごしください。

ではこちら。

停電、通信障害の復旧難航=道路寸断が足かせ―能登地震

能登半島地震に伴う停電や通信障害の復旧が難航している。

北陸電力や通信各社は作業に全力を挙げているが、道路の寸断が足かせとなり、発生から1週間以上たっても解消は見通せない。今後本格化する復興に向け、生活インフラの再建が急務となっている。

北陸電力によると、1日の発災直後には管内で一時4万戸超が停電した。同社は9日も他の電力会社からの応援を得て1000人規模で復旧に当たり、電源車や高所作業車など約630台を投入。停電は同日夕時点で約1万5000戸まで減少した。
2024年1月9日 20時0分 時事通信社

なるほど。

震災関連の報道が続いていますが、すでにメンタル的に受け付けられなくなっている方もいらっしゃることと思いますので、無理に目を通す必要はありません。

そんな中、社内でも注目されていたのが、震災直後から映像にあったRC造7階建てのビルが倒壊していたというもの。

テキストだけを目にすると、RC造のビルでも倒れてしまうくらいの規模だったのか、という印象を持たれることと思います。もちろん今回の地震エネルギーは相当に大きなものに違いないのですが、近年の耐震基準で造られていれば、あのような姿にはならなかったと思います。

現在わかる範囲で調べたところでは、倒壊したビルは昭和47年(1972)に法人登記した、輪島塗の老舗企業さんが建てたビルで、地上7階地下一階(地下は現在埋設)の工場兼店舗の社屋だったようです。

グーグルのマップでも震災前の姿が拝見出来ましたが、昨年の10月時点では耐震補強などを行った形跡は外観からはわかりませんでした。

しかし、その形状は阪神淡路大震災でも被害の多かった、見るからに危なそうなピロティータイプの建物でしたので、恐らく耐震補強をしていなければ築50年の既存不適格建物で、当然予想された被害と言えるかもしれません。

また、基礎に接続されているはずの杭が見当たらないようですし、基礎の写真では杭の接続方法も浅く簡易な方法だったように見えました。

現在も多くの専門家が現地に入って調査を続けていますので、この後も詳細な検証が行われることと思います。専門的な見解や情報もまた追ってお伝え出来たらと思っていますので、またの機会をお待ちください。

さて、記事では4万が1万5千に減ったということですが、まだまだ強い揺れの爪痕は大きく、電柱約1150本が傾き、約290本が折れるなどの被害が発生しているそうです。

また、記事によれば道路損壊で車両の通行がままならない地域もあり、慎重に作業を進めている。経済産業省の担当者は「できるところから復旧を進めており、全体の見通しはまだ立てられない」と語ったということですので、全面復旧までにはもう少し時間がかかりそうです。

過去の例では、2018年の北海道地震では、火力発電所の停止などで最大約295万戸が停電し、約2日で99%が解消。16年の熊本地震では、送配電設備損傷などで最大約47万7000戸が停電し、本震から約5日で解消したということですので、過去の例に比べて今回は復旧に時間を要していると言えます。

さらに記事にあったのは、停電による携帯電話基地局の停止や、地震に伴う通信設備の損傷で、石川県輪島市や珠洲市の一部などでは通信障害も続いているということ。

これは停電時に使う基地局の予備電源の多くは24時間程度しか稼働せず、道路寸断で燃料補給も難しいそうです。NTTドコモは11年の東日本大震災後、災害時に広域をカバーする「大ゾーン基地局」を整備してきたが、被害が大きい能登半島北部には設置されておらず、障害長期化の一因となっているということでした。 

この辺りはまだまだ地域格差があるように思いますが、インフラの整備については人口の数に応じて、設置される設備にも差がついてしまうのが現状のようです。

電源と通信のインフラをどのように確保するか、建物の強度はもちろんのことインフラの確保についても、準備を怠らないようにして欲しいと思います。

どうか、どんな災害にも負けない家に住んでください。

ご相談はRCdesignまでお気軽に。

それでは。

今日もありがとうございます。


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元日の能登地震から。

地震と火災に強い家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

弊社では本日より令和6年の通常業務を開始させて頂きました。が、実は年末に事務所の大掃除が出来ないまま年を越してしまっていましたので、ほぼ一日お掃除とお片付けで終わってしまいました。週明けから全開で頑張りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

本来なら、元気よく「あけましておめでとうございます!」とご挨拶したいところですが、年初早々に大きな災害と事故が発生してしまいましたので、まずはこの度の震災により被災された皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。一日も早く日常生活が取り戻せますようお祈りいたします。

下記のような記事がありました。

能登地震、死者94人に=安否不明は222人―続く断水、ライフライン復旧急ぐ・石川県

最大震度7を観測した能登半島地震で、石川県は5日、県内で94人の死亡が確認されたと発表した。

同日午後2時時点で連絡が取れない安否不明者は222人。家屋倒壊による生き埋めになった住民も多数いるとみられ、消防などが捜索を急いでいる。

県によると、死亡が確認されたのは、輪島市で55人、珠洲市で23人、穴水町で6人、七尾市で5人、能登町と志賀町で各2人、羽咋市で1人。新たに穴水町と志賀町で1人ずつ増えた。
2024年1月5日 17時52分 時事通信社

なんということでしょう。現地の情報が限られる中、本当に日本のメディアには残念な思いを感じてしまいます。外国メディアの方が詳細かつ適切に伝えてくれているのは一体何故なんでしょうか。

記事によれば、安否が分からないのは、輪島市121人、珠洲市82人など。一部重複して計上している可能性もあるという。輪島市では、発生直後に生き埋めになったとの情報が寄せられたが、72時間以内に捜索できなかったところもあり、関係機関が協力して救助活動を続けている。

県内に開設された避難所には5日も3万2000人以上が身を寄せている。ライフラインの復旧が課題だが、珠洲市、穴水町、能登町で計150人以上が依然、孤立状態にあり、輪島市にも孤立した地区がある。県内約6万6000戸で断水が続き、停電している施設も多い。と書かれていました。

とにかく、これ以上被害が拡大しませんよう、切に願います。また、避難生活をされている方々が少しでも安らげるよう、出来る支援を行いたいと思います。

元日の夕方、テレビから流れてくるニュースに呆然としながら、自然災害や予期せぬトラブルは、私たちの都合には関係なく起こるということを、改めて感じました。

無慈悲にしても程があると思います。それがお正月だとか、記念日だとか、誰かにとっての大切な日だとか、季節も天候も全く考慮されることはありません。

善人も悪人も、老若男女子、財産の有無、というのも関係なく等しく誰にでも訪れることなんです。

いつもお伝えしているように、災害大国日本に暮らすリスクをもっと真剣に考えて欲しいのです。家族の生命と健康、代々住み継いできた家、これから次世代に残すための家、時間と財産を守るということを。

私たちが出来ることは何なのでしょうか。

それは日頃から備えることですね。

どんな災害に遭っても、被害を最小限に止めることが出来、家族と財産を守り、避難所に行かなくても自宅で過ごすことが出来る、そんな家が日本に適していると言えるでしょう。

大切な人と財産を守る責任が私たちにはあります。日本で少しでも安心して暮らすには、住まいをRC住宅にしていただくことが一番確かな方法ではないでしょうか。

この新年の幕開けは、コロナ禍以降の新しい時代に何を伝えるものなのかわかりませんが、今年の干支が「甲辰」ということから、大きな成長と変化が起きると言われているそうです。

そんな時代の変化にしっかりと対応しながら、業務の改善に取り組み、最高に強く快適なRC住宅の益々の普及と、お客様のライフスタイル実現に向けて、スタッフ一同より一層努めて参りたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

それでは。

今日もありがとうございます


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10年ぶりの報告書とか。

震災に強い家を建てるならRCdesign

晴れ時々くもりの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、商社さんと電話、渋谷区神宮前計画検討、提携会社さんと電話、お問合せ対応、江東区大島計画検討、見積作成、江戸川区東小岩計画検討など。

午後からは北区赤羽西計画の現場へ、お引き渡しと取扱い説明をさせて頂きました。オーナー様にはお待たせしてしまいましたが、喜んで頂けたご様子で大変嬉しく思いました。ありがとうございます。夕方帰社後は提携会社さんと電話、中野区本町計画検討、目黒区原町計画検討、書類作成、渋谷区西原計画検討、文京区小石川計画検討、ミーティングなど。

半袖デビューいたしました。

ではこちら。

首都直下想定 10年間で被害3〜4割減 耐震化・不燃化推進でさらに軽減へ

東京都は25日、首都直下地震の被害想定を10年ぶりに見直し、報告書を公表した。

今回と平成24年の想定で人的・物的被害の最大値を比べた場合、軒並み3〜4割の大幅な減少がみられた。

10年間で住宅の耐震化や不燃化などの取り組みが進んだことが好転要因で、今後の対策推進でさらに軽減効果が見込めるとの推計も示された。専門家は「着実に災害対策は進んだが、安心ということはない」と警戒を呼び掛けている。
2022年5月25日 14時54分 産経新聞

なるほど。

てっきり毎年新しいデータを発表しているものと思っていたら、10年ぶりの見直しをされたとのことです。

首都圏の震災被害を想定することはとても大切なことですが、その作業はとても大変なことに違いありません。しかし、だからと言って10年も時間が経ってしまっては、設定される条件も違ってきますし、技術の進歩もちろんあるでしょう。

まあこの10年は東京にとってとても忙しく、激動の10年だったかもしれません。っていう言い訳をしている場合ではありません。

結果から言えば、10年で東京の災害対策状況が改善されたということで、良い方向に向かっていたのは喜ばしいことですし、少なからず前に進んでいたように思えます。

記事によれば、今回の想定では、防災対策を強化した場合の被害軽減効果も推計されていました。耐震化率100%を達成すれば、揺れに伴う死者と建物の全壊棟数はいずれも約6割減る見込みだそうで、さらに停電復旧後の通電火災を抑制し、消火器などによる初期消火率を向上させれば、火災による死者も大幅に減らせるということです。

しかし、それでもまだ最大規模の被害が想定される地震では、200,000棟近い建物被害が見積もられていて、「都心南部直下地震(M7.3)」が発生した場合、震度6強以上の揺れに見舞われる範囲が東京都23区の約6割に広がり、建物被害は194,431棟、死者は6,148人に及ぶと試算されていました。

また、今回の報告では生活環境やインフラなどの被災状況がどう変化するのかを時間軸に沿って示されていたのが現実的で参考になります。

発生直後〜
耐震性の低い木造建物だけでなく、老朽化したビルやマンションも倒壊。東京湾岸の埋め立て地や沿岸部では液状化で建物が大きく傾き、最大約8万2200棟が全壊すると推定された。

発生3日後〜
避難所ではごみの回収の遅れなどから、衛生状態が急速に悪化。新型コロナウイルスやインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症が蔓延(まんえん)する可能性も。慣れない環境のなかで、高齢者や持病のある人が体調を崩し、死亡する「震災関連死」も出る。

発生1週間〜
慣れない避難所での生活が1週間続くころから、避難者同士のトラブルが増加することが見込まれる。

発生1カ月後〜
自宅の再建や修繕を望んでも、建設業者や作業員を確保できない可能性があり、住まいや暮らしが元通りになる時期が見通せない事態も想定される。

震災という災害が、日常生活を一瞬にして恐ろしい状況に変えてしまうことに違いありません。さらに以前と違うところでは、感染症の怖さを知ってしまいましたので、避難生活の不便さと共に避けられるものなら避けたいものです。

特に小さい子どもや高齢者、ペットがいらっしゃるご家庭では、避難所生活は出来るだけ回避したいと思われることでしょう。

その為には、耐震性はもちろんのこと、耐火性を備えた家でエネルギーを作ることが出来る、ということが一つの条件になるでしょう。

RC住宅に太陽光発電を設置しておくだけで、生命と財産を守ることが出来ますので、是非ご検討くださいますよう、お願い申し上げます。

それでは。

今日もありがとうございます。


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水害時の手引きとか。

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雨が降ったり止んだりの東京です。

そんな今日は朝から書類作成、お問い合わせ対応、その後渋谷区桜丘計画の現場へ、お客様と打ち合わせなど、帰社後は渋谷区計画のお客様とお電話など。

午後は提携会社さん来社打ち合わせ、社内ミーティング、解体業者さんと電話、サッシ屋さんと電話、渋谷区計画のお客様とお電話、ありがとうございます。夕方は中野区新井薬師計画検討、お客様にご来社頂きました、ありがとうございます。資料作成、ミーティングなど。

雨季もそろそろ飽きてきました。

ではこちら。

「落ち着いて、できることからはじめましょう」 『震災がつなぐ全国ネットワーク』の水害にあった時の手引きがダウンロード可能

西日本を中心に被害が広がっている豪雨災害。九州では70人が犠牲になり、長野・岐阜も政府が特定非常災害に指定。広島・島根でも土砂崩れや河川氾濫が発生しています。

気象庁気象研究所研究官の荒木健太郎氏(@arakencloud)は、Twitterで約40のNPOやボランティア団体からなる『震災がつなぐ全国ネットワーク』の『「水害にあったときに」〜浸水被害からの生活再建の手引き〜』を画像つきでツイート。「有益ですのでぜひご覧ください」と呼びかけています。
2020年7月15日 13時0分 ガジェット通信

なるほど。

数年前からでしょうか、線状降水帯というキーワードをよく聞くようになったのは。

この忌々しい線状降水帯というのは、「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50〜300 km程度、幅20〜50 km程度の強い降水をともなう雨域」ということになっています。

この状況が発生することで、日本では集中豪雨に結びついてしまうことが知られるようになっています。

こんな状況が毎年のように続くということになれば、それは異常気象というよりは環境の変化、気象の変化が進んだということですので、稀に起こることではなく、常態化するということですので、それ相応の対策が必要ですね。

もし、まだ必要な対策が取られていないという場合は、記事で紹介されていた水害にあった時の手引きが参考になりますので、是非入手されておいてはいかがでしょうか。

「落ち着いて、できることからはじめましょう」と強調するこの手引きによると、水害に遭った際の手順は次の通りです。

1 被害状況を写真に撮る
2 施工会社・大家・保険会社に連絡
3 罹災証明書の発行を受ける
4 ぬれてしまった家具や家電を片付ける
5 床下の掃除・泥の除去・乾燥
6 掃除をする時の服装(基本は肌の露出を避けること)
7 復旧のまえに確認すること(電気・水・ガス)

詳しくは下記のHPから「水害にあったときに」の小冊子などをダウンロードして頂き、確認の上お手元に置かれて頂けると嬉しく存じます。

上記サイトは、さすが「震災がつなぐ全国ネットワーク」という団体が公開されているだけあって、水害と同等以上に、地震による災害に対する情報が多く書かれています。

梅雨ももう少し続きそうな気配もありますので、万が一にも被災された時に、落ち着いて行動に移せるよう予習をされおかれると良いと思います。

より安全な住まいをお考えなら、是非RC住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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国交省は耐震改修を促進とか。

東京で耐震住宅を建てるならRCdesign

晴れて夏日の東京です。

そんな今日は朝から上板橋2丁目計画検討、信用金庫さん来社、新宿区百人町でご検討のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。お問い合わせ対応、資料作成など。

午後は書類チェック、北松戸計画検討、図面作成、神奈川県でご検討のお客様とお電話、書類作成、町田市中町計画検討、お問い合わせ対応など。夕方は高田馬場計画検討、さいたま市南区計画検討、資料作成、ミーティングなど。

今日のサッカー日本代表の試合はなかなかしびれるものでしたね。絶対に負けられない試合だっただけに、勝てて本当に良かったです。

ではこちら。

古い家屋の耐震改修を促進 国交省、地震被害防止へ方針

国土交通省は5日、熊本地震での建物被害を踏まえ、建築物の倒壊、損壊防止へ向けた今後の対応方針をまとめた。2000年に強化した現行の耐震基準の改定は見送り、倒壊が多かった古い家屋の耐震改修を促進させる。自治体庁舎など防災拠点となる施設の被害を最小限に抑え、継続的に使用するためのガイドラインも策定する。

被害の激しかった熊本県益城町では、1981年以前に建った旧耐震基準の家屋が3割近く倒壊。16年度第2次補正予算案や17年度概算要求に盛り込んだ耐震改修に対する補助金の増額などを活用、耐震化を促す。

81年に導入された新耐震基準でも、基準が強化された00年以前の家屋の1割弱が倒壊。リフォームなどの際に、柱の接合部が現行基準に適合しているか確認することを推奨するため、本年度内に効率的な確認方法を取りまとめる。
2016年10月6日 0時0分 西日本新聞 

なるほど。

今年の4月に発生した熊本地震では、大きな揺れが2日に分けて発生しました。通常は本震の後に余震が続くことが多いのですが、熊本では大きな前震の後に本震が発生するという、日本では初めてのケースだったようです。

本震の規模としては、阪神・淡路大震災と同等の規模ということですので、これはまさに大震災と言えます。

建物の被害としては、消防庁発表によると8月15日時点で、住宅の全壊が8,125棟、半壊が28,424棟、一部破損が133,140棟、確認されているそうです。

建築関連の専門誌などでも、現地調査の結果が詳細に報告されていましたが、今回の地震による家屋被害は、建築基準法が改正された1981年以前に建築された古い木造家屋に集中しているものの、耐震基準が一層強化された2000年以降に建てられたと見られる住宅の全壊もあったということが注目されていました。

やはり九州では、台風対策のために重い瓦を使う住宅が多い、という点が被害を大きくさせたと見られていますが、新しい耐震基準の建物でも被害があったということで、本来なら震度6強から7の揺れでも倒壊しない水準の建物でも、強い揺れに2度襲われることは想定外だったことも要因とされています。

そんなことから、このタイミングで耐震基準の見直しが行われるのではないかと言われていましたが、記事にもあるように、今回は現行の基準を見直しせず、現存する古い家屋の耐震補強など、改修工事での対応を進めるということのようです。

それはそれで大切なコトに変わりありませんし、既存の住宅を地震に強い形にしていくことは早急に必要なことなんですけど、一般的な木造住宅に限っては、新築時でもそうですし、改修時でもその根拠がいまひとつ信頼性に欠けるような気がします。

一つ一つの材料や金物、その接合方法を計算に基づいて決めたり、さらにその施工状況の管理と確認をしっかりと守るということを、もう少し徹底しても良いように思います。

そこは建物の規模とか用途によって、簡易的な対応で省略するようなことではないと思います。たとえコストアップの要因になったとしても、安易な簡略化は避けてほしいところです。

熊本城の倒壊した石垣は今も痛々しいですし、被災された方々は今も大変困難な生活をされていることと思います。

震災は被害に遭ってからでは遅いんです。どんな災害に遭遇したとしても、生命と財産を守ることの出来る家を、後世に残すことが私たちが出来る責任だと思います。

家を建てるなら、是非鉄筋コンクリート(RC)住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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平成28年熊本地震。

東京で耐震の家を建てるならRCdesign

晴れても風の強い東京です。

そんな今日は朝からお問い合わせ対応、所沢市東所沢計画では完了検査、世田谷区奥沢6丁目計画検討、北新宿計画検討、建材メーカーさんと電話、板橋区小茂根計画検討、見積作成など。

午後は朝霞のお客様とお電話、日本橋の不動産会社さんと電話、提携会社さんと電話、高田馬場計画のお客様とお電話、書類作成、都市銀行さんとお電話など。夕方は提携会社さんと電話、商社さんと電話、グループホーム計画検討など。その後宅建協会の地区総会出席など。

まったく予想すらしていなかったかもしれません。専門家の間では以前から危険性が知られていたとか。いずれにしても、結果としてはやはり想像以上の被害になってしまっているようです。
昨日の地震によって被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。

ではこちら。

【熊本震度7】倒壊寸前の自宅にぼう然「アルバムを取りたいが…」「何十人に押さえつけられている感じ」 熊本・益城町ルポ

最大震度7の揺れが襲った熊本県益城町では、住民らは、眠れない夜を過ごした。

一夜明け、避難先から自宅の状況を確認した住民らは、崩れた自宅に途方に暮れた。

広崎地区の家事手伝いの藤川陽子さん(37)は揺れが襲った際、台所で食器を洗っていた。「とにかく横揺れがすごく座ってじっとするしかなかった」と恐怖を感じたという。余震が続く中を外に飛び出すと、隣家は1階が押しつぶされていた。

藤川さんは、車で両親と夜を明かしたが、不安は募る。「今はご飯や水が必要だ。部屋は何もかも散乱してしまった。この先どうすればいいのか」と呆然としていた。

安永地区の会社員、今村康憲さん(36)は揺れで外に飛び出すと、隣家から火の手が上がっていたという。「大丈夫ですか」「速く逃げろ」と叫ぶが返答はなかった。

火の回りが早く、自宅に迫ってきたため、娘2人と妻を乗せ、近くの駐車場に避難した。一夜明け、戻ったが、玄関先には靴が散乱し、足の踏み場もない。「ここの地名は、ずっと永久に安心して住めるというのに、そんなことはなかった」と肩を落とした。
2016年4月15日 10時22分 産経新聞

なるほど。

昨晩は遅くまでニュースから目が離せなかった、という人も多かったのではないでしょうか。

しかしながら、なかなか被害状況がわからず、心配と不安の中夜を明かしたことと思います。

朝になり、時間が経つにつれて徐々に被害状況が明らかになってきているようですが、それでもまだ全容を把握するところまでは至っていないようです。

気象庁では、今回の14日21:26頃に発生した、熊本県益城町で震度7を観測した地震について「平成28年(2016年)熊本地震」と命名したということです。

命名なんてどうでもいいお話しですが、気象庁では顕著な災害を起こした自然現象に名前をつけることとしているそうですが、地震を命名するのは5年前の「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」以来ということですので、今回の被害が想像出来るのではないでしょうか。

報道によれば、今回の地震の特徴として、余震の多さを上げられています。 余震は15日正午までに125回に達しているそうで、その多くは本震を引き起こしたとされる断層帯が交わる周辺で発生しているそうですが、この付近の地下構造は複雑で、まだ揺れを引き起こしていない部分があり、これらが余震が多い原因とみられています。

現在わかっている被害状況は、熊本県によると、地震による同県のけが人は15日午後1時現在で約千人、うち重傷者は53人。(04月15日15時22分)

県内約400カ所に約1万5千人が避難している。(04月15日13時12分)

警察庁は、熊本県益城町で救助した64人のうち8人は死亡したと明らかにした。(04月15日12時37分)ということです。

昨晩もテレビ中継中に大きな余震が何度も発生していましたが、まだしばらくは余震に注意をする必要があります。2次被害を発生させないよう、情報収集と安全確保に最善を尽くして欲しいと思います。

今回地震の被害に遭われた地域では、ここまで大きな地震を体験したことが無かったのかもしれませんし、あったとしても確実に何世代か前の経験だと思いますので、災害に対する心構えや避難方法、過ごし方などの情報が足りているのか、少々心配ではあります。

IMG_6427もしよろしければ、こちらの東京防災がお役に立てると思いますので、下記の東京都のHPよりご覧になってみてください。

もし被災地にお身内の方やお知り合いがいらっしゃる方は、下記のHPを教えてあげてみてはいかがでしょうか。

「東京防災」

これ以上被害が拡大しませんよう、お祈りしております。

それでは。

今日もありがとうございます。


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防災かあさんで学ぼう。

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3.11の東京は晴れです。

そんな今日は朝から資料作成、その後世田谷区砧計画の現場へ、お客様ご案内と打ち合わせなど、ありがとうございます。世田谷区奥沢6丁目計画検討、ご近所のお客様とお電話など。

午後に帰社後は家具工事検討、板橋区徳丸6丁目計画検討、図面作成、サッシ屋さん来社打ち合わせ、台東区日本堤計画検討、板橋区板橋3丁目計画検討など。夕方は板橋区役所前計画検討、資料作成、ミーティングなど。

あの日から4年の月日が経ってしまいました。今日は当時の記憶を思い出したという方も多いと思います。しかし、頼りにならない人間のが記憶だとすれば、少しずつでも確実に次世代に伝えなければいけないと思います。

ではこちら。

東日本大震災特別コラム002】防災情報を学べる母親向けサイト「防災かあさん」

2011年3月11日に発生した東日本大震災から丸4年が経過した。未曾有の大規模災害によって甚大な被害が出たが、その被害を教訓として次世代に残すことが重要になっている。

そこで今回紹介するのが、民間有志が政府や自治体と連携して情報発信する「公益社団法人助けあいジャパン」が開設しているWebサイト「防災かあさん」。家族の中でも防災のキーパーソンになる母親向けに、役立つ防災情報をクイズやわかりやすいイラスト等で学べるeラーニングサイトだ。

利用方法は、まずはトップページで登録(無料)をしてログインすると、自分の現在の知識を確認できる「防災かあさんセルフチェック」に挑戦できる。「セルフチェック」で基本的な知識を確認し、次はテーマカテゴリ問題へ。「地震&津波」「暮らしのシチュエーション」「行動開始」「避難所生活」「今日から始まる防災力アップ」などがあり、実際の災害時にも役立つ正しい知識が得られる。
2015年3月11日 9時30分 RBB TODAY

なるほど。

もちろん今日11日(2015年3月)で東日本大震災から4年になりますので、記事に触れずにはいられません。死者1万5891人、不明2584人、震災後の関連死3244人、なお23万人が避難生活をおくり、8万人が仮設住宅に暮らしているそうです。

現在の被災地の状況や、復興の進捗状況、被災者の方々の努力やご苦労、国としての姿勢や私たち国民全体の支援や対策状況など、今確認しなければいけないことも多いと思います。

国民の皆さんには、出来るだけ現状を把握していただけるよう、ニュースなどの報道はもちろん、なるべく現地に足を運んで頂き、直接現地を見て、被災者の方々とお話しを聞く機会を設けていただきたいと思います。

そんな中、ここではそんな被災者の方々の体験や教訓を生かし、次世代につないでいくことが大切ということで、上記の記事を選んでみました。

私たちの暮らす日本は、地震以外にも、津波、原発、台風、豪雨、竜巻、噴火、土砂災害、雪害など毎年のように大きな災害が起きる災害大国です。「ヒトゴト」とは思わず、「わがこと」と考えるのが、家族を助ける第一歩なのです。

旦那さんは奥さんに、奥さんは旦那さんに、是非ご紹介していただいて、ご一緒に下記ホームページをご覧になってください。

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「防災かあさん」

上記サイトでは、家族間で決めておくべき10の約束事や、「防災家族会議」のシートにきちんと書き込み、家族で共有することが出来るようになり、災害発生時にも適切な行動がとれるようになれます。

さらに、東日本大震災で被災した三陸の母親たちによるメッセージ映像も観ることが出来たり、このサイトはボランティアベースで運営されているので、サイトでの寄付も受け付けています。

災害発生時には、まずは自分の身は自分で守るということが前提ですが、そのためにはこれまでに経験してきた教訓が役に立ちます。その教訓をしっかりと次世代に伝えていかなければいけません。

art2-3是非ご家族で防災会議を開催してみてはいかがでしょうか。

それでは。

今日もありがとうございます。

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辛坊さんの持論とか。

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晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝から品川区旗の台計画検討、見積作成、板橋区徳丸6丁目計画検討、ガス会社さん来社打ち合わせ、セキュリティー会社さん来社打ち合わせ、練馬区田柄計画検討、資料作成など。

午後は来客面談、板橋区坂下計画検討、見積作成、お問い合わせ対応、世田谷区奥沢計画検討など。夕方は台東区日本堤計画検討、世田谷区砧計画検討、ミーティングなど。

今日はまた冷え込みましたね、しかしこれからさらに冷え込み、明日明け方は0度の予想ですので、バケツに水を張っておきましょう。

ではこちら。

【辛坊持論】81年より前に建築の家に住んでいる皆さんへ

阪神・淡路大震災から20年、忘れられない光景があります。

震災発生直後から丸2日間務めたスタジオでのキャスターの仕事を終えて、先輩から借りた250ccのスクーターにまたがって被災地に向かったのは1月19日のことでした。広い国道は大渋滞で動きがとれず、裏道を縫うように一人、激震地を目指したのですが、そこには信じられない光景が広がっていました。西宮から芦屋に入った辺りから、震災の原因となった断層に沿って太い帯状に木造住宅が倒壊し、辺り一面がれきの山になっていたんです。

この光景は東日本大震災で津波に洗われた地域と似ています。でもハッキリと違うのは、数十軒に1軒くらいの割合で、ほとんど無傷の建物があったことです。最初はあまりの被害の大きさに思考が停止状態になっていたのですが、スクーターで巡りながら子細に観察すると、倒壊を免れた家には共通の特徴がありました。その後、さらに調べて、理由に確信が持てました。

それは、1981年の建築基準法大改正以降に建築された建物は、手抜き工事などがされていない限り、震度7の直撃でも倒壊しなかったということです。
2015年1月27日 18時45分 スポーツ報知

なるほど。

さすがは辛坊さん。なかなか鋭い観察です。さらにこういった発言力のある方に、本質を突いた発信をしていただけると、少しは国民の皆さんも考えてくれるのではないでしょうか。

さらに記事ではこう言っています。
震災当時、訳知り顔の評論家たちは「高層建築は危ない。震災は現代社会への警告だ」なんて論をあちこちに発表していました。私は違うと思います。活断層型地震に関しては間違いなく、最新の技術が命を救います。私は20年間言い続けています。「直下型地震では家がつぶれない限り、そう簡単に人は死なない」と。

確かに、専門誌等でも震災後すぐに現地で詳細な調査をしたり、被害が拡大した原因を追及するなどの記事が多く掲載されていましたが、ひとつのラインとして、1981年以降の設計基準が目安になります。

しかし、さらに専門的な見解としては、ピロティー形式の建物(柱だけで壁の全く無いかあっても極少ないもの)は倒壊してしまっていたことから、この震災以降さらに建築基準法の改正が続きました。

そしてひとつ付け加えておきたいのが、この1981年6月以降から2000年の建築基準法改正の施行実施までに建てられた家でも、大きな欠点を内包している場合があるということです。

それは耐震基準もそうなんですが、実はこの2000年までは、建築関連業界、不動産業界、金融業界においても、建物の完了検査を受けなくても大した問題ではない、という風潮があり実際に建っている建物が図面と違うことも暗黙の了解としてありました。

今では信じられないという感じですが、日本もまだまだ悪い習慣というか、一般的にもコンプライアンスや、耐震に対する意識が低かったというのも原因のひとつかもしれません。

そしてもうひとつ辛坊さんが言っていたこと。
境目は明快です。それは81年です。これより前の建物に住んでいる皆さん。お願いですから耐震診断を受けてください。多くの自治体で診断と補強工事に補助金を出しています。倒壊した建物の中で、生きながら迫りくる炎に焼かれた神戸の惨劇を繰り返さないために、これが今すぐできる唯一の対処法なんです。 ということ。

もちろん耐震性は大切です。しかしそれと同等に大切なことが燃えないということなんです。

もう国内の災害で同じような焼け野原の風景を見たくないと思いますし、燃えなければすべてを失うことはないんです。

art2-3今日は辛坊さんの持論をお借りして記事を書かせていただきましたが、弊社も20年前に決めてから守っていることがあります。それは鉄筋コンクリート構造以外での住宅は造らないということ。

それは大事な人を守るのが住宅だとの思いから、倒壊しない、燃えない家しか造ってはいけないのではないかとの結論からなんです。

日本に暮らすなら、RC(鉄筋コンクリート)造をお選びください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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オフグリッドで暮らすには。

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快晴の東京は暖かいです。

そんな今日は朝から社内ミーティング、練馬区氷川台のOBオーナー様とお電話、その後練馬区春日町のOBオーナー様宅訪問、打ち合わせなど、帰社後は大工さんと電話、提携事務所さんと電話、ガス会社さんと電話、サッシ屋さん来社打ち合わせなど。

午後は世田谷区太子堂計画検討、見積作成、資材メーカーさん来社、提携塗料メーカーさん来社打ち合わせ、練馬区田柄計画検討、お客様とお電話、板橋区弥生町計画検討など。夕方は税務署さんと電話、お問い合わせ対応、台東区日本堤計画検討、見積作成、ミーティングなど。

今日は暖かかったんですけど、今週はぐっと冷え込みが厳しくなるそうですので、暖房の準備や暖かい服装など、しっかりと準備しておきましょう。

ではこちら。

太陽光と蓄電池で…「電力自給」で暮らす夫婦に学ぶ知恵

「3・11のとき、それまで私たちが住んでいた川崎市でも大規模な停電がありました。電力会社に依存することの怖さと不安を感じましたが、電気そのものは、便利で生活を豊かにするもの。問題は、作り方と使い方なんです!」

そう語るのは、自然療法士のサトウチカさん(31)。今年9月、精密機器メーカー勤務の夫、タカヤさん(33)とともに、神奈川県横浜市戸塚区で、太陽光発電で電力を完全自給する、2LDKの「オフグリッド(送電線につながっていない)ハウス」を新築した。新築時から送電線を引かない住宅は異例中の異例だ。

耐久性に優れたグレーのガルバリウム鋼板でできた外壁は、モダンな印象。しかし、よく見ると、周囲に網の目のように張り巡らされた電線が、サトウさんの家だけ届いていない。代わりに、屋根の上には太陽光パネルが8枚取り付けられている。

「都会のふつうの一軒家で、一般人の私たちが楽しく電力自給ができることを証明したかったんです。爪に火をともすように節電しなくても、オフグリッドで暮らせます」
2014年11月10日 8時0分 女性自身

なるほど。

先日は東北の震災被災地にお邪魔させていただきましたが、そこでがんばっておられる方達には現状の心境や将来像など、貴重なお話しをお聞かせ頂くことが出来ました。

実際に被災された方達の中には、今も仮設住宅で暮らされている方が大勢いらっしゃいますし、生活再建に向けてご苦労をされている状況は、3年という時間では解決出来ないことなんですね。

そんな状況から、震災直後の混乱やそれ以降を教訓として学ばなければいけませんし、現在その答えのひとつが、エネルギーの地産地消であり、自給自足の生活かもしれません。

記事にあるお宅では、冷蔵庫や洗濯機、エアコンもあります。朝晩、ドライヤーで髪を乾かすし、毎日掃除機も使っている。リビングにはノートパソコンもあるし、ケータイだってもちろん使っています。それでも、現在の消費電力は、1日平均3キロワットアワーだそうです。これは一般的な日本の住宅の消費電力の、およそ3分の1程度だそうです。

もちろん少なからず工夫もしていて、「特別無理しなくても、節電は可能です。省エネ家電を取り入れつつ、不要な家電は使わない。わが家は原発事故以降、本当の情報を流してくれないことに嫌気がさして、テレビを見るのをやめました。電子レンジも使わず、料理は蒸し器で温め直しています」ということ。

さらに以下のことを心がけているそうです。

【使わないときは給湯器の電源をオフ】【便座ヒーターはコンセントをはずす】【夜早めに寝る】【炊飯器はめったに使わず、土鍋でご飯】【床暖房で冬を乗り切る】とか。

極力ムダを省いたうえで、使う電気は自給自足。たとえ雨が1週間降り続いても、大丈夫なんだとか。

記事ではオーナーさん曰く、「雨の日でも多少は発電しますし、雨でパネルがキレイに洗われるので、翌日は発電量も増えるんです!昨日は1日で5.72キロワットアワーの発電がありました。過去最高です」と書かれていました。

さすがに最初からオフグリッドで一切公共の電気をつながないというのは、ちょっと不安を感じなくもないですが、これからの日本、地球全体のことを考えたら、少しずつでも、1件でも多く省エネで創エネな家が増えると良いですね。

省エネでも快適に暮らしたいなら、是非RC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討ください。

それでは。

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東北震災復興状況の視察とか。

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立冬の東京は快晴で暖かです。

そんな今日は朝からお問い合わせ対応、出版社さんと電話、練馬の不動産会社さんとお電話、その後板橋区徳丸6丁目の現場へ、地鎮祭を行わせて頂きました。帰社後は大工さんと電話、中野区南台計画検討など。

午後は練馬区春日町のOBオーナー様とお電話、ガス会社さんと電話、提携会社さんと電話、世田谷区太子堂計画検討、見積作成、防水メーカーさん来社打ち合わせなど。夕方は世田谷区砧計画検討、板橋区弥生町計画、電気屋さんと電話、立川の業者さんと電話、原稿作成など。

さて、一昨日から東北宮城県に足を運んで、震災復興状況を確認してきましたので、ご報告させて頂きます。

IMG_5468今回のコースは仙台から石巻の海岸線を北上するプランです。

石巻では、ガレキの処理は終わっているものの、まだまだ以前のまま残された住宅の基礎があったりして、いまだ復興にはほど遠いという印象です。

慰霊碑近くにある商店の旦那さんは、「めっきり来る人が減ってしまった。忘れられているのではないか。」と言っておられました。ごめんなさい。
IMG_5474
車で走っていると、時折足場が掛かっているところがあり、よく見ると土地に盛り土をしてかさ上げをする予定高さを示すものでした。

地盤面でおおよそ2m程度、周辺の土地が高くなるわけです。海側の道路はそれよりもさらに高くするようです。

IMG_5494南三陸町では、多くの人の記憶にある防災対策庁舎が、いまだに残されていました。

震災を象徴するような建物ですので、出来れば保存しておいていただけると、先々までその教訓を伝えることが出来るように思います。
しかし、こちらでも土地のかさ上げ(盛り土)工事が所々で進んでいました。
PB270775
この写真は3年前、震災から半年後くらいの時に撮影したものです。

この時はまだまだガレキもそのままで、震災の爪痕を目の当たりにして立ち尽くしてしまったのを覚えています。そんな中、写真の建物は弊社と同じ工法を採用する気仙沼の業者さんが建てられた鉄筋コンクリート住宅なんです。あの津波の中、見事に残っていて泣きそうになりました。
IMG_5505
同じ場所で写真を撮ることが出来ました。

見比べて頂ければ一目瞭然、周りのガレキはきれいに片付けられていました。さらに周囲では盛り土工事が進められていたり、海側では防波堤工事が進められていました。

IMG_5496全体的には復興もまだまだ入り口といった印象でした。また、海岸線を車で走っていると、車窓からはいっさい海を見ることが出来ませんでした。

以前なら、きっと良い景色を見ながらドライブが楽しめた場所のはずですが、今はほとんどの場所に防波堤の工事が入っていて、海を見ながら走ることが出来なくなっています。

本来なら、観光資源としても貴重な風景のはずですし、地元の方々も代々海を見ながら暮らしてきたのではないでしょうか。

もちろん、そこに暮らす地域の皆さんの安全が第一ですし、震災の教訓を生かさなければいけません。

しかし、今の復興の進め方とか、都市計画とか、予算の使い方とかには、疑問を感じてしまいます。

東北が本当に震災から復興するまでには、まだまだ時間がかかると思いますが、その時まで少しでもお役に立てるよう、出来ることをしっかりとがんばりたいと思います。

是非機会を見て、被災地に直接足を運んで頂けると助かります。

それでは。

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カッパの捕獲に挑戦しよう。

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晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝から品川区大井計画検討、北区西ヶ原計画検討、電気屋さんと電話、内装メーカーさん来社打ち合わせ、商社さんと電話、練馬区田柄計画検討、図面作成、大工さんと電話、立川の業者さんと電話、ガス会社さんと電話、中野区南台計画検討など。

午後はお問い合わせ対応、鉄筋屋さんと電話、板橋区弥生町計画検討、図面作成、金融機関、地盤補強会社さん来社打ち合わせ、溶接屋さん来社、豊島区駒込計画検討など。夕方はCADメーカーさんと電話、大工さんと打ち合わせ、ミーティングなど。

ひえ〜、週末からはまたもや台風が来そうです。高度は猛烈な勢力とのことですので、今一度対策や養生を見直しておきましょう。

ではこちら。

″カッパ捕獲許可証″が岩手県で発行!! カッパは捕獲できるのか!?

野生の鳥や獣は法律で捕獲が禁止されており、狩猟や害獣駆除などを行う場合には捕獲許可証が必要だ。本来は、鳥や獣を対象とした捕獲許可証だが、"民話のふるさと"と言われている岩手県遠野市では「カッパ捕獲許可証」が発行されているという。いったいどんな許可証なのか、同許可証を発行している遠野市観光協会に話を聞いてみた。

○「カッパ捕獲許可証」とは

「カッパ捕獲許可証」は、遠野市土淵町の「カッパ淵」で、カッパを捕獲することができるという許可証だ。カッパ淵は、昔にカッパが目撃されたという場所であり、カッパ淵のある常堅寺は、火事にあった際にカッパが火消しをしてくれたとの言い伝えがあるほか、頭に皿がある「カッパ狛犬」が置かれているなど、カッパとは縁の深いお寺となっている。
2014年10月9日 11時34分 マイナビニュース

なるほど。

これはなかなか挑戦心を刺激するものではないでしょうか。もしかすると釣り好きな方などは、我こそはとカッパ釣りに挑む人が出て来そうな気がいたします。

なんでも、このカッパ淵にはその場所の主である案内人(守りっと)がいるそうで、昔からカッパに会いたいと、キュウリなどを餌にカッパ釣りをしているそうです。

これまではその人が唯一「カッパ捕獲許可証」を持つ人だったそうですが、10年ほど前に観光協会事務局長と相談して、観光客にもカッパの捕獲を楽しんでもらおうということになり、「カッパ捕獲許可証」を販売することになったそうです。

しかも、現在は遠野市内の観光案内所や、道の駅などのほか、遠野市観光協会運営のオンラインストア「遠野時間@Shop」にて、210円(税込)で購入することができるようになっているようで、今年で発売から11年となり、カッパを捕獲できた人はまだいないものの、近年では毎年1万枚以上が発行されているそうです。

遠野市観光協会のホームページはこちら http://www.tonojikan.jp/

そういう私は記憶を辿っても岩手県に足を踏み入れたことが無いと思うんですけど、記事によるとこれからの遠野は、10月中旬頃から紅葉の時期となるそうで、沿岸へ向かう「仙人峠」の紅葉がおすすめだそうです。

遠野市は四方を山に囲まれた盆地で、その年の気候にもよりますが朝晩の寒暖の差があり、どこを見ても美しい紅葉を楽しむことができるとか。

この機会に、遠野へ足を運んで美しい紅葉を楽しむとともに、ちょっと足を伸ばして海沿いの町にも是非行ってみましょう。遠野でしか手に入らない「写真入りカッパ捕獲許可証」を発行してもらったら、その次は震災の爪痕を見たり、復興の進捗状況を実際に確認することができれば、とても有意義な旅になるでしょう。

これまでなかなか東北岩手県にご縁や興味の無かった方にも、カッパを機会に足を運んでいただき、少しでも震災復興に協力出来ると良いですね。

それでは。

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3年が過ぎた3.11

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3月11日です。

art3今日は朝から書類作成、その後来客面談、その後文京区本郷計画の現場へ、社内検査など。午後に帰社後は豊島区駒込計画、蓮根のお客様宅訪問、現調と打ち合わせなど、その後新河岸のお客様宅へ書類お届けなど。夕方帰社後は地盤調査会社さんと電話、構造検討、北区西ヶ原計画検討、練馬区田柄計画検討、渋谷区東計画検討など。

日本人として、また建築に携わる一人としても、決して忘れてはいけない日です。

こんな記事から。

復興住宅「2%」漁港は「37%」……数字で見る「震災復興」

3月11日で東日本大震災から3年がたちます。東北などの被災地では復興へ向けた取り組みがなされていますが、分野によって進んだものもあれば、歩みがけっして早くないものもあります。3年でどれくらい復興が進んだのか。現状を数字にスポットを当ててみてみましょう。

進ちょくの遅い住環境
■仮設暮らしは「10万2650人」
仮設住宅暮らしをしている人は10万2650人(2013年12月12日現在)。1年前の11万2996人より1万346人減りました。全国の避難者数は、1年で約32万1000人から約26万7000人に減少(2014年2月13日現在)。被災3県が特に多く、岩手県は3万4847人、宮城県は8万9882人、福島県は8万5589人います。 
THE PAGE 2014年03月09日19時00分

まだまだ復興は進んでいないと思えてしまう数字です。

さらに記事では災害公営住宅の整備が完了したのは509戸(1年前は0.1%)で、予定の2%しか整備されていないとのことですから、避難生活をされている方達にしてみれば、きっともう国や行政は頼れないと思われているかもしれません。

また、当初いろんな議論がされていた防災集団移転、いわゆる高台移転では、復興工程表に基づき面整備事業を行う335地区のうち、造成工事が完了した地区数は18地区(1年前は1%)で、全体の集団移転のうち「5%」の工事が完了したそうです。

やはりこの集団移転をめぐっては、当初から住民の方達の意見調整や合意形成がなかなか難しいようでしたので、どうしても時間がかかってしまっているのかもしれません。

一方で、災害廃棄物(がれき)は、2014年1月末現在、全体の推計量の91%にあたる1515万トンの処理が完了したそうです(1年前は34%)。津波堆積物も全体の82%にあたる894万トンが完了しているそうで、岩手県と宮城県では、災害廃棄物、津波堆積物とも2014年3月末までに処理可能な見込みということ。

また、岩手、宮城、福島の被災3県の鉄道で、被災した路線の総延長2330.1キロメートルうち、運行を再開した路線の延長は1月17日現在、89%にあたる2079.7キロ(1年前は88%)ということで、インフラの整備はかなり進んでいる印象ですね。

しかし、まだまだ課題も多く、中でも地元産業の復興が今後の課題とされています。

青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の6県で津波に被災した農地2万1480ヘクタールのうち、2013年12月時点で1万3470ヘクタール「63%」の営農再開が可能となりました(1年前は38%)。被災3県(岩手、宮城、福島)の水稲の作付面積は震災前の94%のレベルまで回復しているそうです。

被災した漁港数319漁港のうち、陸揚げ岸壁の機能が全て回復した漁港数は118漁港(1年前も36%)。岩手、宮城、福島の被災3県の主要な魚市場の水揚げを金額ベースでみると、被災前に比べて約75%まで回復(1年前は70%)。水揚げ量では69%の回復です。水産加工施設は、被災3県で被害があった821施設のうち、78%にあたる638施設が業務を再開(1年前は69%)しています。

さらに観光資源などもまだ整備が進んでいないところも多いようですので、地元の産業に活気が戻り、まずは経済面が安定すると良いと思います。

これからも自分に出来ることを精一杯続けていきたいと思います。がんばります。

それでは。

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3.11を検索とか。

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晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝から書類作成、その後埼玉県蕨市でご検討のお客様にご来社いただき打ち合わせ、ありがとうございます。書類チェック、お問い合わせ対応、北区西ヶ原計画検討、税理士さんと電話、信用金庫さんと電話など。

午後は信用金庫さん来社打ち合わせ、練馬区錦計画検討、地方銀行さん来社、金融機関、資料作成、葛飾区新小岩計画検討、見積作成、渋谷区東計画検討、板橋区弥生町計画検討、その後練馬区田柄方面へ現地調査など。夕方に帰社後は小金井計画検討、東計画検討、文京区本郷計画検討、原稿作成、成増の不動産会社さんと電話、渋谷区恵比寿2丁目計画検討など。

着々と年度末が迫ってますが、落ち着いてあくまで冷静に頑張りましょう。

ではこちら。

「3.11」検索で10円寄付

東日本大震災から丸3年を迎える3月11日、Yahoo!検索で「3.11」と検索すると、1人につき10円が寄付される「『Search for 3.11』チャリティー」が実施される。

このチャリティーは、「震災の記憶が少しずつ風化していく中、もう一度3月11日に想いを寄せるきっかけを創出したい」という趣旨でYahoo! JAPANが行うもの。3月11日の0時0分から23時59分の間にYahoo!検索で「3.11」というキーワードで検索を行うと、Yahoo!が1人あたり10円を検索者に代わって寄付する。

対象となるキーワードは「3.11」のみで、「3月11日」や「3,11」は対象外。上限は500万円(=ユニークユーザー数50万人)に設定されている。
web R25 2014年03月07日17時00分

なるほど。

これはなかなか良い企画ではないでしょうか。

実際に今も被災された方で避難生活をされている人もいますし、復興の支援を続けている方も大勢いらっしゃいますが、何かをしたいと思っていながら、なかなか行動出来ないままの方もまた大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

今回はヤフーの企画で、誰でも役に立てるきっかけを用意してくれたのだと思いますので、来る3月11日には、是非「3.11」をYahoo!で検索しましょう。

ちなみに先ほどYahoo!で「3.11」を検索したところ、1位に表示されるのは、YouTubeに投稿されている「【東日本大震災】3.11〜あの日を忘れない〜」という動画でした。これは、震災の被害の大きさや、救護活動、避難生活の様子をスライド形式で綴ったもので、再生回数が220万回以上に達しています。

ちょっと不用意に見てしまうと、その場で涙が溢れてくることもあるかもしれませんし、女性や子どもには刺激が強すぎるかもしれませんので、ご注意ください。

しかし、それだけ悲惨な現実を多くの方々が被災され、経験したわけですし、この事実を絶対に忘れるようなことがあってはいけません。

あれから3年が過ぎようとしていますが、日本国民は少しでも教訓を生かしているでしょうか。ひとり一人が出来ることをして、少しでも日本の未来につなげなければいけないと思います。 

弊社では阪神大震災をきっかけに、決して倒壊したり燃えたりせず、そこに暮らす人を守ることが出来る家を追求し、家を建てるなら安全で快適なRC(鉄筋コンクリート)住宅が一番適していると判断して、RC住宅に特化することにしました。

そして東日本大震災が発生し、それまで行なってきた家づくりが間違っていなかったという実感が持てたものの、まだまだ力不足もあって、多くの家を建てることは出来ません。

これからも災害に強い日本にするために、1棟でも多くRC住宅をお届け出来るよう、これからも努めていきたいと思っています。

それでは。

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防火の切り札普及進まずとか。

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朝から小雨の東京です。

そんな今日は朝から豊島区駒込計画検討、書類作成、解体業者さんと電話、地盤調査会社さんと電話、渋谷区東計画検討検討、世田谷区砧計画検討、見積作成など。

午後は和光方面へ、お客様と打ち合わせなど、帰社後はキッチンメーカーさん来社打ち合わせ、業者さんと電話、プレゼン資料作成、板橋方面でご検討のお客様とお電話など。夕方は大工さんと打ち合わせ、北区西ヶ原計画検討、練馬区錦町計画検討、原稿作成など。

降ったり止んだりの雨も温度が幾分マシに感じましたね。

ではこちら。

震災時防火の「切り札」普及進まず…PR不足も

政府の中央防災会議が首都直下地震の火災対策として配備を訴える「感震ブレーカー」の普及が進んでいない。

一定の揺れを感知すると、電気を遮断し、倒れた電気ストーブなどからの出火を防ぐ装置だが、政府のPR不足もあって、「商品のタイプや価格が様々で、どれを推奨したらいいかわからない」と自治体もPRに二の足を踏む。政府による積極的な普及策が求められそうだ。

中央防災会議は昨年12月、首都直下地震の被害想定を公表。「最悪の場合、火災の死者が約1万6000人に上る」と予想する一方、電気機器からの出火を防げば犠牲者を9000人に、さらに初期消火を徹底すれば800人に減らせると指摘した。

この被害想定で、使用中に停電が起き、復旧後に電気器具から出火する「通電火災」を防ぐ切り札とされたのが感震ブレーカーだ。電力会社が送電を再開しても、住民が安全を確認した後でなければ、電気機器に電気が流れない。中央防災会議は「木造住宅の密集地域などでは100%設置が必要だ」と訴えた。 
読売新聞 2014年02月26日21時58分

なるほど。

確かにこの関連製品が出始めた時には、各自治体からも注目されていましたし、実際に防災の観点からは結構期待されていたと思います。

しかしながら、普及が進んでいないとは非常に残念です。

現在都市ガスでは揺れを感じると自動的に供給が止まるメーターシステムが普及していますので、ガスが原因の出火はほとんど無いと思います。一方最近の地震では電気関係の火災が目立つようになっていて、電気製品が倒れて引火するほか、停電からの復旧時にショートするケースもあります。

確か阪神・淡路大震災では、火災の発生原因の約 65%が電熱機器、電気機器等の電気による発熱体が原因とされていましたし、電気については直接火が見えないだけに、人間が油断してしまうこともあると思います。
 
そんな出火防止対策として中央防災会議が打ち出したのが、記事にある地震を感知して電気を遮断する「感震ブレーカー」の普及促進でした。震度5強程度の揺れと同時に分電盤で建物全体の電気を止めたり、コンセントごとに遮断できるものもあります。

分電盤型は工事が必要な場合もありますが、一般家庭なら数万円程度の費用で設置が可能なようです。東京電力が開発した「グラッとシャット」という商品だと、コンセントに差し込むだけで使えるそうですが、家電量販店やホームセンターでは扱っていないので、簡単に入手することが出来ないとか。

そんな減災効果を期待出来るにもかかわらず、残念ながら東京都では補助金などの制度は今のところありません。近いところでは横浜市にありましたが、本年度、住宅密集地域で半額を補助する事業を始めても、申請はまだ一件だそうです。

このあたりを見ても全然周知が足りていないということがわかりますが、現在の普及率も数%とみられていることからも、行政機関が本気で国民を守ろうと思ってくれているのか、少々疑問を感じてしまいます。

ガスの場合は、ガス会社さんがある意味勝手に、マイコンメーターに更新してくれていますので、個別に直接市民が費用を負担しているわけではありません。

そう考えると、電気も電気供給会社さんの方で、地震時に供給を止められるようにするべきのように思えますが、今の東京電力でそこまでのサービスが実現出来るかという点はちょっと疑問もあります。もしかすると、電気料金に一律上乗せされることがあるかもしれませんね。

そんな方向性があるなら、少しでも早く実行していただきたいですし、あくまで民間で対応させるということなら、補助金や助成金を出して、とにかく普及を急がなくてはいけません。

もちろん同時に建物の不燃化も進めなくてはいけませんので、これから住まいを建てるなら、是非RC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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昨日は煙霧、今日は震災2年。

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晴れの東京はまた寒くなりました。

そんな今日は朝から社内ミーティング、その後地盤保証会社さんと電話、千葉県の業者さんと電話、リノベーション工事、大工さんと打ち合わせ、練馬区春日町のお客様とお電話、文京区向丘計画のお客様とお電話、ありがとうございます。成増のお客様とお電話、大泉計画検討など。

午後は社労士事務所さんへ、打ち合わせ。帰社後は文京区本郷計画検討、見積作成、豊島区巣鴨の不動産会社さんと電話、江戸川区平井計画のお客様と電話、その後春日町の現場へ、工事立ち会いなど。夕方帰社後は向丘計画のお客様とお電話、渋谷区恵比寿2丁目計画検討、書類作成など。

昨日の昼過ぎにはビックリしましたね。ちょうど荒川の土手付近にいたので、河川敷特有の砂嵐かと思ったら、なんと「煙霧(えんむ)」という状態だったそうです。最速の夏日とともに忙しい天気でした。

もちろんこちら。

めい福祈り、復興誓う=政府が追悼式―安倍首相「強靱な国造り進める」【震災2年】

政府主催の「東日本大震災2周年追悼式」が11日午後、東京都千代田区の国立劇場で営まれた。天皇、皇后両陛下、安倍晋三首相ら三権の長と犠牲者の遺族代表ら約1200人が参列。大震災が起きた午後2時46分から1分間、黙とうし、犠牲者のめい福を祈った。

安倍首相は式辞で「今を懸命に生きる人々に、復興を加速することで応えることが、天国で私たちを見守っている犠牲者のみ霊に報いる道でもある」と表明。「今般の教訓を踏まえ、わが国全土にわたって災害に強い強靱(きょうじん)な国造りを進めていくことを固く誓う」と語った。

続いて、天皇陛下はお言葉で「日ごろの避難訓練と津波防災教育がいかに大切であるかを学びました。この教訓を決して忘れることなく、これから育つ世代に伝えていくことが大切と思います」とし、「日ごろからの訓練と教育などにより、災害の危険から少しでも多くの人々が守られることを期待しています」と述べられた。
時事通信社 2013年03月11日16時01分

PB2707792年の月日が過ぎました。

もちろん、地元の方を中心に多くの協力もあり、部分的には復旧や復興が行われているところもあります。

しかし、生活や経済、さらに被災者の方の心の傷というところでは、まだまだ思うようには進んでいないのではないでしょうか。

被災地では、今でも毎日ガレキの撤去や解体工事が進められていますし、再建に向け走り回っている人が沢山います。そんな中、遠く離れた地で暮らす人にとって、少なからず続けなければいけないのは、震災の事実を記憶し続け、決して忘れないことのように思います。

東日本大震災の死者は警察庁のまとめで3月8日時点で1万5881人、行方不明者は2668人。復興庁のまとめでは、全国に避難している人の数も31万5196人にのぼるそうです。

数字で事の大きさを示すのは抵抗感がありますが、それでもこれほどの被害を、犠牲を発生させた震災です。後世に語り継ぐことが現役の日本人として果たさなければ行けない義務のひとつだと思います。

さらに、この経験を生かし、二度とこのような被害が発生しないようにしていかなければいけませんし、それが自分の役割だと思います。

それにはやはり日頃から訓練と教育が大切ということを天皇陛下が述べられているとおりです。さらに安倍首相の言う国土強靱化の内容が詳しくわかりませんが、災害に強い国にしなければいけません。

強くて燃えない建物を1棟でも増やすことで、少しでも国民と国のお役に立てるよう、弊社ではこれからもRC住宅の普及に努めて参ります。
 
最後に犠牲者の方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆さんに1日も早く心の安らぎと復興が実現出来る事を心よりお祈り申し上げます。
 
それでは。

今日もありがとうございます。

 



阪神大震災から18年とか。

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晴れ時々くもりの寒い東京です。

そんな今日は朝から都市銀行さん来社、地盤保証会社さんと電話、その後関連会社さんへ、打ち合わせなど。帰社後は資材メーカーさんと電話、蓮根の不動産会社さんと電話など。

午後は練馬区早宮のお客様からお問い合わせ、練馬区桜台計画検討、図面作成、塗装メーカーさん来社、練馬区春日町の改修計画検討、見積作成、文京区向丘計画検討、サッシ屋さんと電話、埼玉県朝霞市のお客様とお電話など。夕方はガス会社さん来社打ち合わせ、徳丸6丁目計画検討、渋谷区神宮前計画検討など。

もちろん今日はこちら。

<阪神大震災18年> 命守る教訓、次へ 

6434人が亡くなった阪神大震災は17日、発生から丸18年の朝を迎えた。多くの人生を一瞬で変えた午前5時46分、被災地は鎮魂の祈りに包まれ、失われた命と、生き抜いてきた年月に思いをはせた。

11年3月に起きた東日本大震災では、関連死を含む死者・行方不明者が2万人を超えた。阪神大震災の被災者は、18年たっても心身に癒えない傷を抱えている。だからこそ、ともに支え合って笑顔を取り戻したい。近い将来には、南海トラフ巨大地震の発生が懸念される。

悲しみを繰り返さないため、大きな犠牲を強いられた震災から教訓を学び取り、命を守る次への備えに生かしたい。
毎日新聞 2013年01月17日11時57分
 
18年です。こんな寒空の中で被災されるということを考えるだけでも、その過酷さを少しは理解出来るのではないでしょうか。

阪神大震災は、私個人にとっても、近代日本においてもひとつのターニングポイントとなったように思います。

地震の本当の怖さを思い知らされたと思いますし、それ以降建築基準法の改正など、地震に対する備えが強化されました。

私個人的にも当時の映像や、後の調査結果などから、本当に日本に必要な住宅は何なのか、住まいづくりで大切なことは何なのかをあらためて真剣に考えたのもここからです。

家づくりを仕事にしている者にとって、その家が凶器になってしまったり、安全だと思っていたにもかかわらず、被害にあってしまうというのは、本当に残念で申し訳なく、悲しく思いました。

一般市民は、まさか自分の家が崩れたり、燃えたりなんてしないものだと、なんとなく思っているものだと思いますが、実際は全然違って、街が無くなってしまうほどの災害になってしまいました。

その結果、弊社では住まいは鉄筋コンクリート造以外では造らない、ということに決め、鉄筋コンクリート造の弱点を克服し、コストダウンをはかり、より高性能化を進めてまいりました。

しかし、残念ながら東日本大震災ではさらに大きな被害となってしまい、地震大国日本はまだまだ日本人の想定が甘いことや、一瞬でも備えに対する気の緩みがあってはいけない、ということをあらためて思い知らされました。
 
もちろん、津波の被害や原発の被害などはこれまで経験の無いことだったかもしれませんが、なぜここまで被害が大きくなってしまったのか、対策は出来なかったのか、非常に悔やまれるところです。
 
これからも住宅産業に携わる者として、悲しみを繰り返さないためにも、大きな犠牲を強いられた震災から教訓を学び取り、命を守る次への備えに生かしたいと思います。

それでは。

今日もありがとうございます。

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