快適な家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝から書類作成、目黒区原町計画検討、電気屋さん来社打ち合わせ、杉並区高円寺南計画検討、世田谷区新町計画検討、5丁目のお客様とお電話、サッシ屋さん来社打ち合わせ、成増のお客様とお電話、構造担当と電話、書類チェックなど。

午後からは高円寺南計画のお客様宅へ、書類お渡しと打ち合わせなど、ありがとうございます。帰社後は杉並区今川計画検討、サッシ屋さんと電話、塗装屋さんと電話、渋谷区西原計画検討など。夕方は書類作成、文京区白山計画検討、リフォーム工事計画検討、ミーティングなど。

梅は赤よりも白が先に咲くものなんですね。

ではこちら。

エアコンの除菌に注意。熱交換器の「アリの巣状腐食」とは

コロナ禍の影響もあって最近はさまざまな除菌グッズが売れています。家族がよく触るドアのハンドルや、食事をするテーブルなど、当たり前のように室内で除菌する習慣がついている人も多いのではないでしょうか?

そんななか、エアコン「霧ヶ峰」シリーズを販売している三菱電機が「除菌スプレーで起きるエアコン故障トラブル」について消費者に注意を呼びかけています。除菌スプレーの使い方によっては、エアコンが使えなくなる重大なトラブルが発生するそうです。
2021年2月19日 11時0分 マイナビニュース

なるほど。

確かに、昨年から続くコロナ禍では、除菌に対する意識がこれまで以上に高まっていると思いますので、ややもすると必要以上に神経質になってしまったり、弊害を伴ってしまうこともあるのではないでしょうか。

以前から日本人は敏感過ぎると言われていましたが、それでも多くの人は節度を持っていたと思いますし、それは自分の考え方であって、他人に求めることではなかったはずなんですけど、まあ今のご時世では仕方の無いことかもしれません。

さて、今日の記事ではエアコンの除菌に対して注意を呼びかけている内容で、除菌スプレーの間違った使い方によって、エアコンの故障につながってしまうということです。

記事にあった三菱電機の調査によると、コロナ禍で室内での除菌スプレー散布が増えたという人は80.3%ということ。さらに「エアコン稼働させた状態で除菌スプレーを使用したことがある」という質問には6割以上が「ある」と答えました。その中でも17.5%は「エアコン、エアコン内部に除菌スプレーを吹きかけたことがある」と回答しています。

気持ちはわからなくも無いのですが、エアコンに除菌スプレーを吹きかけるとエアコンから出てくる風がきれいになるイメージをもってしまうようです。

三菱電機によると一部の除菌スプレーには腐食性が高い製品もあり、エアコンの重要な部品を損傷させる可能性があるそうです。症状としては以下の3つ。
・腐食によって電子基板が故障。運転できなくなる。
・室温検出用など、各種センサー部が故障。正常に運転できなくなる。
・熱交換器に「アリの巣状腐食」が起こり、「冷えない」「暖まらない」などのトラブル。

除菌スプレーだけでそんな故障につながるのかと、疑問に思われるかもしれませんが、今の家電製品はもれなく電子部品が使われていますし、熱を扱う部分では金属の部品も多くありますので、想定外の状況では故障につながることはもちろんあります。

記事によれば、除菌スプレーにはギ酸や酢酸など、金属を腐食させる成分が含まれていることがあり、この成分が冷媒配管に付着することで、配管がゆっくりと腐食してしまうということです。

数年かけてジワジワと腐食が進み、配管に微細な穴が貫通してしまうことがあるそうで、この腐食の形状がアリの巣に似ていることから「アリの巣状腐食」と呼ばれているそうです。

当然のことながら、腐食によって冷媒配管に穴があいてしまうと、冷媒ガスが外に逃げてしまいますので、熱を運んで冷やしたり暖めたりする冷媒ガスがなくなり、エアコンで部屋を暖めたり冷やしたりといった正常な動作ができなくなってしまいます。

これらの故障を避けるには、エアコンに除菌スプレーを直接吹きかけないことが重要ですが、さらにエアコンは部屋の空気を吸い込んで循環させているため、エアコン運転中にもなるべく除菌スプレーを使用しないことも推奨しています。

ご存知の通り、人間の皮膚には常在する細菌が、腸内に次いで多く 1000 種相当の菌種が棲んでいると報告されています。そして皮膚は、外部環境と直に接しているため、外部の刺激や感染から人体を保護していますので、全ての菌を除菌することの弊害もあるでしょう。

もし、エアコンの調子が悪いようでしたら、販売店やメーカーの修理窓口に相談してみることをオススメいたします。

より快適な暮らしをお求めなら、RC住宅を是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング←応援お待ちしております!