東京でカリフォルニアな家を建てるならRCdesign

雨の東京です。

そんな今日は朝から中野区東中野計画検討、見積作成、丸の内の不動産会社さん来社打ち合わせ、日本橋箱崎町計画検討、書類作成、地盤調査会社さんと電話、お問合せ対応など。

午後からは三鷹方面へ、お客様と打ち合わせなど。夕方帰社後は日野市計画検討、港区高輪計画検討、ミーティングなど。

そろそろ半袖では寒いですよ。

ではこちら。

カリフォルニア流 「収納しない収納」って?

収納というのは本来、クローゼットの中とか、引き出しの中とか、ダンボール箱の中とか、アメリカの場合はガレージとか、そういうある限られたスペースの中に、かなりたくさんのモノを整理して納め込むことだと思います。

私個人としてはデザイナーという職業柄、常に分類不可能、整理不能な種々雑多なものを大量に溜め込んでいる状況です。

今回は、私が実践している「収納しない収納」をご紹介します。
2018年9月21日 11時50分 日刊Sumai

なるほど。

カリフォルニア流というキーワードに惹かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、今日の記事ではそんな中でも収納の考え方が紹介されていました。

記事にもあったように、基本的には専用のスペースに仕舞うことを収納ということですが、カリフォルニア流では、日常的に使う頻度の高いものは、仕舞い込むのではなく場所のみを用意し、少なからずディスプレイを意識するというもののようです。

ここ数年では、家の一つのスタイルとして、カリフォルニアというキーワードも人気がありますが、それはインテリアやライフスタイルまで含めたイメージが、古き良きアメリカの自由な雰囲気を感じるからかもしれません。

さて、まずは記事にも書かれていた、建築家・SANAAの“テーブル理論”をご紹介しておきましょう。

テーブルの上がいっぱいになったため、新たにテーブルを用意します。

100あったモノが、2つのテーブルが使えるため、50ずつになることで、かなり余裕ができると思ったら大間違い、100があっという間に200になってしまうということ。

結局は置く場所や収納をどれだけ作ったとしても、それを埋めるようにモノが増えてしまうということです。

さらに、記事の著者さんの場合は、しまい込み忘れという癖があったそうで、モノが混沌のまま積み上がり、地層化していると、あの層の何層目の確かこのあたりにあったと最初のうちは記憶していても、いったん目に入らないところに整理収納してしまうと、間違いなくブラックボックスとなってしまったそうです。

そこで考えた収納方法が、常に視覚に入るところに、オープンディスプレイで“収納の場”を作るということだったそうで、それは箱だったり、バスケットだったり、バッグだったり、ときにはゴミ箱もあるとか。

ただし、この“場”にする条件は、常に目に入ること、大き過ぎないこと、それ自体が無地や素材色で、主張し過ぎるデザインでないこと、できれば同じものを2個以上使うこと、それらを条件として、自分なりのルールで、“収納の場”を作れば良いということです。

あとは“場”ができたら、適材適所を念頭に、収納するモノそれぞれの適所を見つけることで、少なくとも“場”が記憶に残ってくれ、いつも目に入り、しまい込み忘れを防いでくれます。

著者さんは、シンプルなブリキのバケツや木製のハシゴなども場として利用されているそうで、そこはまた近年人気が復活しているインダストリアル(工業規格品)なテイストのものをインテリアに使うことで、一石二鳥が実現出来ますね。

インテリアと収納を上手に両立できるカリフォルニア流、気になったら是非お試しください。

カリフォルニア流やインダストリアルが似合う家なら、RC(鉄筋コンクリート)住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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