東京で燃えない家を建てるならRCdesign

晴れのち曇りの東京です。

そんな今日は朝から書類作成、お問合せ対応、来客面談、板橋区双葉町計画検討、図面作成、練馬区春日町計画検討など。

午後は豊島区西巣鴨のお客様とお電話、事務組合さん来社打ち合わせ、防水メーカーさん来社打ち合わせ、総務作業、水道屋さん来社打ち合わせなど。夕方は土工業者さん来社打ち合わせ、世田谷区代田計画検討、見積作成、ミーティングなど。

予想以上に暑くなりましたが、夜からは雨になりました。明日は寒そうですのでご注意ください。

ではこちら。

カリフォルニア山火事 鎮火の見通し立たず

アメリカ・カリフォルニア州で発生した大規模な山火事では、これまでに21人が死亡し、住民ら5万人が避難しているということだが、鎮火のめどは立っていない。

8日夜に発生した山火事は、現在も延焼を続けていて、これまでに21人が死亡、185人がケガをした。住宅や店舗合わせて3500棟が全焼し、東京23区よりも広い約6万9000ヘクタールが焼けている。

地元メディアは、住民ら5万人が避難したと伝えていて、被害はワインの産地として知られるナパ郡などにも広がっている。あるワイナリーでは貯蔵施設が全焼するなど大きな被害が出ている。
2017年10月12日 12時55分 日テレNEWS24

なるほど。

これはまた大変な災害になってしまいましたね。

山火事と言われると、都市部に生活されている人にとっては何となく他人事に感じてしまうかもしれませんが、記事にもあるように、すでに3500棟もの建物が全焼してしまったということですので、決して楽観してはいけません。

記事によれば、現地では引き続き空気が乾燥し、風が強まっているということで、鎮火の見通しは立っていないということですので、被害の拡大が心配されます。

それにしても、東京23区よりも広い約69000ヘクタールもの範囲が焼けているって、ちょっと想像出来ませんが、もし今の東京で同様の規模が燃えたとすれば、恐ろしくて考えたくもありませんね。

しかしながら、このような山火事のリスクは、何もアメリカだけではなく、先日はポルトガルでも大きな山火事があり、そこでは悪魔の炎と呼ばれる珍しい現象が報告されていました。ニュースの映像をご覧になった方もいると思います。

なんでもポルトガルでは広範囲にわたる干ばつの影響で、8月には1日で268件もの山火事が起きていたそうですし、数日前にも、ポルトガル国内で5件の山火事が起きていたそうです。

今回の悪魔の炎は、過去にも目撃されていて、火災旋風(fire whirl)とか英語では「Fire tornado」とも呼ばれているもので、気圧の変化や大気の状態から発生する竜巻とは別のものなんですね。

その発生条件としては、火災が酸素を大量に消費し、周囲の空気を取り込むことで上昇気流が発生し、燃焼の中心部分から熱せられた空気が上層へ吐き出され、それが火柱となり炎と共に旋風になるようです。

これまでにも地震や空襲による広範囲の火災や山火事でも発生していて、被害を大きくしていたそうです。

関東大震災でもこの火災旋風が発生して、大きな被害となってしまいましたし、東京大空襲や広島・長崎の原爆投下後にも発生が確認されたと言われていますので、なんとも恐ろしい現象です。

山火事を防ぐことは大変難しいことだと思いますし、時にはその自然現象が必要な場合もあるでしょうが、人間にとっては災害となってしまいます。

大切なのが自然と人間の共存だとすれば、山火事をどこかのラインで止めたり、範囲を限定させるなどのコントロールが出来るようになることが必要かもしれません。

森林の近くでは、耐火建築物を多く建築するとか、または一定の範囲ごとに耐火建築物で区切りを付けるなどの行政指導があっても良いと思います。

これからの季節では、日本もどんどん乾燥が進んでいきますので、火の元には十分ご注意してください。

もちろん都市部でも火災に強い街づくりを考えれば、住まいはRC(鉄筋コンクリート)住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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