高級な家を建てるならRCdesign

くもり空でもまだまだ暑い東京です。

そんな今日は朝から大田区田園調布計画検討、書類作成、ミーティング、金融機関へ、帰社後は西麻布計画検討、出版社さんと電話、西新宿計画検討、見積作成、提携会社さんと電話、北区赤羽西計画検討など。

午後はミーティング、西麻布計画検討、提携会社さん来社打ち合わせ、電気屋さん来社打ち合わせ、大田区田園調布計画検討、業者さんと電話、渋谷区西原計画のお客様とお電話、いつもありがとうございます。夕方は目黒区原町計画検討、北区赤羽西計画検討、台東区蔵前計画検討、見積作成、ミーティングなど。

夏が頑張ってます。くれぐれも涼しくしてお過ごしください。

ではこちら。

【底流】カーペット復権へ

住宅市場でのカーペット需要、とりわけ敷き込みカーペットの需要が減りはじめて約30年、現在では大手ハウジングメーカーをはじめ、パワービルダー、地場工務店などの住宅メーカーにおいて、床材といえばフローリングが当たり前であり、カーペットを採用するケースはオプションのアイテムとしてもほとんどみられなくなった。

もはやフローリングを前提にして、ラグなどを提案していくのが住宅市場でのカーペットの在り方といえた。
2021年8月25日 0時0分 online インテリアビジネスニュース

なるほど。

そうなんですよね、昭和の終わり頃からでしょうか、リフォーム工事を承るたびにカーペットを剥がしてフローリングに張り替えるという工事が続いていた時期がありました。

確かあの頃から日本人が衛生環境に気を使うようになったように思いますし、建築業界でも工業化が進んだり、手間を掛けずに安価かつ短時間で作れる材料が好まれるようになったのもこの時期では無いでしょうか。

でも当時からカーペットを敷き込んであるような床仕上げが行われていたお宅といえば、やはり一定以上の恵まれたご家庭だったように思います。

そんな記憶もあってか、少し前から思っていたのが、カーペットの良さを見直して、オーナー様のご理解を得られたら床の仕上げをカーペット敷き込みで施工させて頂きたいということでした。

ただ現実は結構難しくて、仮にオススメさせて頂いたとしても、家族構成やペットの有無などで条件が合わない場合が多く、実際に採用に至ることはほとんどありませんでした。

そんな中で目に止まったのが今回の記事で紹介されていたある住宅メーカーさんによるカーペットを主役とした住宅商品でした。

記事によれば、この新商品は単にカーペットを全面に敷き詰めるということだけではなく、それによって生まれる「座の暮らし」を提案することがコンセプトとなっているそうで、床に座ったり、寝転んだりすることで、フローリングとは違った生活が実現できるという主張で、これはカーペットによる新しいライフスタイル提案ということのようです。

これまでのカーペット業界では、住宅市場でのカーペット復権に向けて、転倒事故防止、ハウスダストの舞い上がり防止、学力向上といった、カーペットの素材としての優れた点をPRしてきたそうですが、今回の住宅メーカーさんの提案はカーペットの価値を再定義したということになるかもしれません。

一般的にはその衛生面でのデメリットだけを取り上げられることが多かったと思いますが、欧米では普通に使われる仕上げだと思いますし、実際に体験してみますとその優しさや高級感は他には無いメリットだと思います。

思い出して頂きたいのは、旅行先のホテルやお気に入りのお店などで、足触りの良さや柔らかい感覚、または癒されるその高級感は格別だったのではないでしょうか。

もし条件が許されるなら、お部屋の床材を検討する際にはカーペット敷き込みも候補の一つとして頂けると良いのではないでしょうか。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング ←ご声援ありがとうございます!