コンクリートの家を建てるならRCdesign

くもり空の東京です。

そんな今日は朝から書類作成、ミーティング、足立区足立計画検討、賃貸管理業務、原稿作成、市川市計画検討、金融機関さんと電話、文京区千石計画検討、業者さんと電話、お問合せ対応など。

午後は提携会社さんと電話、原稿作成、北区上十条計画検討、世田谷区砧計画検討、サッシ屋さんと電話、電気屋さんと電話、資材メーカーさんと電話など。夕方は資料作成、図面作成、蓮根計画検討、ミーティングなど。

あ、2月になっていましたね。そして立春です。気持ちも新たに頑張りましょう。

ではこちら。

SNSで話題「コンクリートの建物は造れなくなる」が現実に? コスト大幅増で相見積もりにNO

今年に入ってSNSで頻繁に聞かれるのが、〈コンクリートの建物はもう造れなくなる〉といった声だ。

コンクリートや木材、鋼板、ガラス、アルミなどの資材価格は4年ほど前と比較して、軒並み30〜80%ほど値上げした。ほかにも人件費、エネルギー費の高騰が建設・建築業界を直撃している。
2025年2月2日 9時26分 日刊ゲンダイDIGITAL

なるほど。

これはちょっとビックリな記事タイトルですね。

文章の所々は合っている部分もあるものの、全体としては誤解を招くような言い方になっているのではないでしょうか。

記事にもありましたように、日本経済のインフレが始まって以降、建築費全体の高騰が続いていますので、4年前と比較すると確かに平均で50%を超える値上げとなっていると思います。

これは建物の構造に関わらず、全ての用途についても建築費が上昇してしまっているということなんですが、このことで得をしている人は誰もいないのではないでしょうか。

記事によれば、「ディベロッパーが土地を購入し、マンションやビルを建てるまでの期間に、価格はさらに値上がりして当初組んでいた予算がオーバーすることがたびたび起こっています。

人手不足の影響で着工が先延ばしにされている間に費用はかさみ、事業収支が合わなくなる。計画見直しが余儀なくされることは少なくありません。収支が合わなくなった物件は、転売もしくは塩漬けせざるを得ない状況です」とも書かれていました。

実際、東京・五反田の複合施設「TOCビル」の建て替え計画の見直しをはじめ、いたるところで建設計画の中止などがされる事態となっている。ということも多いようです。

さらに記事にあったのは、「大型プロジェクトだけでなく、自宅のリフォームや外壁塗装などの工賃が大幅に高騰する中、相見積もりを断られるケースも起こっています。

だからといって業界が潤っているわけではなく、2024年3月期の連結営業損益が赤字となった清水建設といった大手でもコスト高に苦慮している状況です。特に労働人口の減少で人材がなかなか確保できず、新規受注がしづらい状況は続くはずです」と書かれていました。

これはもう10年以上前から言われていたことなんですが、業界全体として人材不足が続く中で、いよいよ団塊の世代の方達が多く引退されるタイミングとなってきました。

これもわかっていたことなのですが、新たに業界に入ろうとする人の勧誘やまたは教育、若い人の保護と育成を本気で考えている企業が圧倒的に少なかったように思います。

一般的には、そんな高騰が続いているなら落ち着くまで待とうとか、どうせ景気が悪くなったらまた安くなる、と思われている方もいらっしゃることと思います。

が、そんなことはありません。相当に景気が悪化して市場規模が急激に縮小したとしても、それよりも早いペースで日本の建築施工キャパが減少していますので、時を待っても値段が下がることは無いでしょう。

したがって、今でもすでに相見積りお断りとされている業者さんも多くなっています。一口に見積りと言っても、見積書を作成するだけでも限られたスタッフの貴重な時間を割くことになりますので、そのコストも馬鹿にならないわけです。

これまでの常識からすれば、お仕事を受注するための見積りなわけですから、そこは必要な経費としてお付き合いして当然と考えられていたと思います。

ただここに来て時代が変わり、常識が変わったということなのかもしれません。

最後に記事にあったのは、「都市部の再開発案件はそろそろ頭打ちですが、老朽化した建物や公共施設の建て替えが増えている状況で、新たに建物を造るのが容易でない状況は続くとみられています」ということです。

これらの内容から、将来コンクリート建築が造られなくなる、というのはもちろん間違えで、コンクリートが使えないとなれば木造も鉄骨も基礎工事が出来なくなってしまいますので、それは全ての建築に影響が出るということです。

ただ、この流れが進めば、古いものを直しながら利用していくという考えは、もう少し広く認識していただけるようになるかもしれませんね。

このような時代背景と、災害大国日本国土の気象条件などを考慮すれば、これからはRC住宅のみを新築許可するようにして、築100年以上に限りに建て替え可能とすることにすれば、日本に優良な資産が残り、豊かな暮らしが出来るようになると思います。

きっとこれからの歴史の中では、今が一番安価に建築できるタイミングに違いありませんので、思い立ったその時に、是非お気軽に弊社まで資料請求をお求めください。

それでは。

今日もありがとうございます。

人気ブログランキング
人気ブログランキング ←甘めで。