換気の良い家を建てるならRCdesign

雨が本降りの東京です。

そんな今日は朝から距離を取りつつ社内ミーティング、その後システム調整、原稿作成、目黒区原町計画のお客様にご来社頂き打ち合わせ、新人さんオリエンテーション、事務組合さんと電話、渋谷区桜丘計画検討、資材発注など。

午後は土地家屋調査士さん来社、西日暮里計画検討、見積作成、大田区仲池上計画検討、渋谷区広尾の不動産会社さんと電話など。夕方は徳丸計画検討、資料作成、お問い合わせ対応、北区赤羽計画検討、見積作成、少人数でミーティングなど。

風も強く台風のような一日でした。

ではこちら。

今日からできるウイルス感染対策◎ お部屋を【上手に換気する方法】って?

新型コロナウイルスの感染が拡⼤している中、なるべく外出を控えて家で過ごすように心がけている方は少なくないと思います。

そこでウイルス対策のためにも大切なポイントの1つに挙げられるのが“家の換気”です。それでは、空調の専門家が明かす【家を上手に換気するコツ】をチェックしてみましょう。
2020年4月13日 11時35分 beauty news tokyo

なるほど。

今、暮らしの中で一番重要と言えるのが、この換気です。

しかしながら、日本人の換気に対する認識というのが、本当に間違っているケースが多くてビックリするくらいなんですね。

古い暮らし方や生活スタイルを更新されていない方では、夏は大きな窓を開けておけば涼しく、冬はストーブを使用している時だけ、たまに窓を開けるくらいで十分、お風呂上がりも窓とドアを開けておけば良いなどと、未だに信じている方が多いんです。

上に書いた住まい方はいずれもNGで、現在の高性能住宅では全く逆効果になるばかりか、健康に影響を及ぼす可能性もあるくらい、危険な生活と言わざるを得ないでしょう。

さて、今はなぜウイルス感染予防に家の換気が大切なのか、この質問に対して記事では感染症対策の第⼀⼈者である教授が書かれていました。

記事によれば、ウイルスの感染経路は「接触感染」、「飛沫感染」、「空気感染」の3つと言われていますが、今回の新型コロナウイルスの場合は「飛沫感染」と「空気感染」の“間”の「マイクロ飛沫感染」が発生していると考えられるそうです。

これは、せきやくしゃみをしていなくても、発声や会話などによって発生する直径の小さな“マイクロ飛沫”にウイルスが含まれていて、換気の悪い場所だとこのマイクロ飛沫がよどんでウイルスの密度が高まり、ウイルスを吸い込んでしまう可能性が出てくるということです。

この危険性を少しでも緩和するためには、「ウイルスの密度を低くする」、「ウイルスを⼾外に排出する」必要があり、そのためにも家を上手に換気することが大切になるわけです。

そもそも換気とは何かと言えば、家の中の空気と外の空気を入れ換えることで、空気中にある汚染物資(二酸化炭素、⼀酸化炭素、ホルムアルデヒド、ハウスダスト、花粉、細菌、ウイルスなど)を外へ出したり、薄めたりすることです。

しかしながら、私たち日本人の勝手な思い込みや間違った常識に囚われたままですと、⼗分な換気ができず、汚染物資が家の中にどんどんたまっていってしまうことになってしまいます。

記事では3つの上手に家を換気する方法をおすすめしていました。
(1)窓を開けて空気の通り道を作る
(2)台所の換気扇を活用する
(3)24時間換気システムを使用する

実は窓を開けて換気をするのは、人が考えているよりも難しいものなんです。開けている窓が1カ所だけだったり、位置が近すぎたり、窓の大きさや形状が不釣り合いだったりすると、その効果は限られてしまいます。

そのコツは、家の対角線で窓を開ける、空気の流れを考える、出口側よりも入り口側の窓を小さくして、風の勢いを利用するなどを意識しましょう。

キッチンに設置してある換気扇は、その目的が料理の時のにおいや煙の排出ですので、その能力も大きなものが設置してあります。

この換気扇を利用するときも、なるべく遠くにある窓を開けるようにすると良いと思います。

やはり基本は24時間換気システムをしっかりと使用して頂くことです。この方法が一番安全で確実な換気方法と言えるでしょう。

一般的には2003年7月以降に建てられた建物の場合は、換気をする仕組み(換気口や24時間換気システム)が設けてありますが、給気口を塞いでしまっていたり、24時間換気システムのスイッチをオフにしているケースは意外と多いです。給気口を閉じてしまっていないか、24時間換気システムのスイッチがオンになっているかをチェックしてください。

ただし、上記3つの換気方法を併用することは絶対にしないでください。それぞれの換気方法は単独で使ってこそ、その効果が期待できます。

これも信じがたいのですが、 高齢者を中心に「エアコンのスイッチをオンにしていれば換気できる」と思っている方も少なくないようです。もちろんこれは間違った認識で、エアコンは「部屋の中の空気を吸い込んで、その空気を冷たくしたり温かくしたりした後に部屋の中に戻す」のが基本的な構造です。

最後に、換気している家の中では、風上の方が新鮮で、風下の方に汚染物質が流れる傾向があります。このため家の中に患者さんいる場合は、風下の部屋で療養してもらうようにしましょう。

風上に患者さんを配置してしまうと、ウイルスが家中に広がってしまう可能性があります。

家の中を安全で快適な空間にするためには、確実な換気が欠かせません。手洗い消毒と合わせて、しっかりと行ってください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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