東京で家を建てるならRCdesign
くもり時々晴れたり降ったりの寒い東京です。
そんな今日は朝から資料作成、北松戸計画検討、その後世田谷区奥沢6丁目計画の現場へ、オーナー様より上棟のお祝い会にお招き頂きました。いつもお心遣いを賜り、誠にありがとうございます。スタッフ、協力業者共々引き続き最善を尽くす所存でございます。感謝申し上げます。
午後に帰社後は徳丸のお客様とお電話、板橋区小茂根2丁目でご検討のお客様とお電話、リフォーム工事計画検討、見積作成、提携会社さんと電話など。夕方は新宿区中落合計画検討、見積作成、賃貸住戸現調、ミーティングなど。
ここのところ不安定な天候が続いておりますが、花粉はしっかりと飛んでおります。大安吉日の本日も土曜日恒例の家づくり講座第286回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。
ところで、お子さんのいるご家庭では、初めての子どもが誕生した時、「この子が立派な大人になれるよう、責任を持って育児をしよう」とか、「全てを投げうってでも、しっかりと守ってやる」とか、「全身全霊で幸せにしよう」と思ったのではないでしょうか。
この時、人によってはすべてを子ども優先にすることがよい育児だと思うことがあります。
たまの休日は、子どもが行きたい場所へ。
久しぶりの外食は、子どもが食べたいものを。
テレビのチャンネル争いは子ども同士。
親がチャンネル権を与えられるのは、子どもが見たい番組がないときだけ。
そんな家庭は結構多いものです。そういう我が家も少なからず該当する時がありました。
ところで、今は家づくりでも子どもが優先されています。
もしかしたら、あなたは「子ども部屋は必ず必要。夫婦は寝るところがあればどこでもいい」なんて思っていませんか?
これは大きな間違いです。
家族の中で、常に自分が優先されることを当然だと思って育った子は、無意識のうちに家族に序列をつけます。
1位・・・いつも家族が優先するのが自分だから、当然自分。
2位・・・いつも自分を世話してくれるお母さん。
3位・・・平日はほとんど顔を合わせず、休日は寝てばかりのお父さん。
例えは悪いのですが、犬が家族に序列をつけるのと同じような感じです。一旦序列をつけてしまうと、それを崩すのは厄介です。
何より厄介なのは、学校や社会に出た時、その序列に子ども自らが苦しむ羽目になることです。
学校では、自分の思い通りにならないことはいくらでもあります。社会では、給料を稼ぐために望まぬ仕事をしなければいけない時もあります。自分が優先されないことだらけです。
外の世界では、自分の序列に『1番』という指定席はありません。社会とはそういうものだ、ということを教えるためにも、新築する時に夫婦の要望を優先させるのは大切です。
子どもは、いずれその家から巣立ち自分の城を築きます。しかし、自分の要望が優先された、まるで自分のために建てられたような家で過ごしていると、自立心は湧き出てきません。
いつも子どもを優先したがために、そんなケースに苦しむことがあります。
きついいい方になりますが、そんな家づくりは失敗と判断されても仕方ないのでしょう。
一昨日の記事にもあったように、家族が仲良く暮らすためには、自分以外の家族が犠牲になって当然と思うようになってしまうのは、そんな家づくりが影響しているのかもしれません。
夫婦二人のための家づくりから始めるのも、ひとつの方法です。
それでは良い週末を。
今日もありがとうございます。
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