ブログネタ
住まいの選び方 に参加中!
東京で二世帯住宅を建てるならRCdesign

くもり時々雨の東京です。

IMG_6966そんな今日は朝から住設メーカーさんと電話、書類作成、その後練馬区東大泉計画の現場へ、取扱説明とお引き渡しをさせて頂きました。オーナー様にはいつもお心遣いを賜りまして、誠にありがとうございます。感謝申し上げます。

午後に帰社後は世田谷区奥沢計画検討、徳丸6丁目の現場で大工さんと打ち合わせ、見積作成、新宿区役所さんと電話、地方銀行さん来社、新宿区市谷柳町計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。夕方は資材会社さんと電話、練馬区田柄計画のお客様とお電話、提携会社さんと電話、電話会社さん来社打ち合わせ、お問い合わせ対応など。

また急に冷え込んで参りましたね。体調管理には十分ご注意ください。

ではこちら。

実家を二世帯にするとき、誰の意見を重視する?

LIXIL住宅研究所 アイフルホームカンパニーはこのほど、「二世帯住宅に関する調査」の結果を発表した。調査は4月10日〜9月8日、全国の男女100名を対象に行われた。

○二世帯リフォームは「キッチン」を新しく

はじめに、30代女性を対象に「将来両親と二世帯で住むとしたら、最も新しくしたい設備はなんですか?」と質問したところ、およそ5割の女性が「キッチン(46%)」と回答。

理由については、「きっと母もキッチンに立ちたいと思うので、広いキッチンにリフォームして、2人で料理を楽しみたい」という声が寄せられたほか、「キッチンは女の縄張りとも言われているので、双方が快適に過ごせるような設備を取り入れたい」という考えも見受けられた。
2015年12月17日 10時40分 マイナビニュース 

なるほど。

この記事では、二世帯住宅に関する調査というものの、リフォームが前提の設問になっていたようで、また、二世帯住宅の中でも、完全同居型を想定したものになっていたようです。

二世帯住宅では、弊社の実績からも完全分離型が圧倒的に多いですし、お互いの家族にストレスをかけない暮らしを実現するには、一定の距離感が必要なように思います。

しかし、家族というものも、それぞれに違った生活スタイルがありますし、一概にこれが良いというものではありません。

サザエさんやちびまる子ちゃんの家族のように、3世代が楽しく暮らすというのももちろん有りですし、むしろ日本では昔からある標準的な生活スタイルと言えます。

そんな完全同居型の場合は少なからずお互いに気を使う必要があると思いますが、記事にもあるようにまずはキッチンですね。

やはり女性のこだわりを実現する場所としては、常に優先順位の高い場所ですが、キッチン以外では、「バス(36%)」「トイレ(16%)」「洗面化粧台(2%)」と続いていました。

これらの回答では、いずれも手すりやバリアフリーなどの設備を整え、安全で使いやすいようにリフォームしておきたいという意見がありました。

一方で「将来夫の両親と一緒に住むとしたら、現在の家には何が最も不足していると思いますか?」と尋ねたところ、「部屋の数(52%)」が断トツの1位になっていました。

「部屋数が現在の家族分しかなく余っている部屋がない」「客間がなくなってしまう」などの意見のほか、「今のままではプライバシーが保てない」といった声も多く、義両親も自分たちも安心して暮らすために、部屋の増築、もしくはマンションから一戸建てへの住み替えの必要性を感じている人が多くいるようでした。

一般的に言われるマスオさんの場合は実の娘と母親という関係ですが、従来の嫁入りしたまる子ちゃんのお母さんの立場では、よりプライバシーの確保に注力する必要がありそうです。

そして、男性100名(年齢不問)を対象に、実家を住みやすくリノベーションするとしたら、両親と奥さん、どちらの意見を重視するか聞いたところ、66%の男性が「奥さん」と回答されていました。

その理由としては「奥さんの不満が溜まって大きくなると、離婚を考えそうで怖いから」という人や、「一緒に過ごす時間の多い妻の意見を重視しますね。両親が使用するところは両親の意見も尊重しますけど」と、何とか折衷案を探ろうとしている人もいます。

また、「基本的には嫁さんだと思うが、両親が多くお金を出す状況なら、両親の意見を尊重すべき」といった意見もあり、基本的には奥さんの意見を重視し、部分的に両親の意見を取り入れる、というのが落としどころとした意見が目立つ結果となったということ。

いずれの場合も、同居するとはいえ、別々の世帯であり、別々の家族ということを常に意識しておく必要があるように思います。

元々は親子だったにしても、世帯を持つということは基本的に独立した生活を営むということですし、子世帯の夫婦どちらかは親世帯と血縁関係がありませんので、世代が違えば生活スタイルも違って当然ですね。

二世帯住宅では、思い立ってから実現するまでに、想像以上のハードルがある場合も多いものです。最初は割と簡単に考えていたものが、いざ計画を進めようとすると、検討することが多かったり、少なからず家族のネガティブな一面も見えてくるかもしれません。

計画をスムーズに進めるには、家族の中にどなたかお一人をリーダーとして、家族間の意見調整役として、また業者との窓口となって頂くと、無駄な時間を減らすことが出来ると思います。

二世帯住宅を建てるなら、経験豊富な設計と高性能で確実な施工が必要です。是非弊社までお気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキングへ  ←お力添えをどうかひとつ。