ブログネタ
住まいの選び方 に参加中!
東京で火災に強い家を建てるならRCdesign

くもりのち時々雨のち晴れの東京です。

そんな今日は朝から書類作成、蓮根の歯科医院さんと電話、見積作成、世田谷区弦巻のお客様とお電話、ありがとうございます。資料作成、信用金庫さん来社、その後高田馬場でご検討頂いているお客様宅訪問、打ち合わせの後現場視察など。

午後からはRC-Z家の会会合出席、今回も活発な情報交換が行われました。その後忘年会出席、池袋に移動してから数件のおつきあいなどで帰宅が遅くなってしまいました。

ということで、睡魔に追われながらのお届けになります。

ではこちら。

自宅が火災に遭う確率はこんなに高い!隣家出火のせいで自宅全焼、ローンだけ残る危険も

先月のことですが、筆者自身が火災の被害に遭いました。マンションの真下の部屋から出火し、被害は少なかったものの外壁はタイルが剥げ、ガラスは熱で割れ、ベランダのものはすべて煤だらけ、部屋の中にも煤が入りクロスは張り替えが必要といった状況でした。

 そこで、ふと不謹慎ながら、どのくらいの確率でこういった被害に遭うのだろうと思い、厳密には正しくないと思いますが、イメージをつかむために全国の住宅火災の発生件数と世帯数(1世帯1住宅という仮定のもと)から推計してみました。

・住宅火災(2013年1〜12月) 1万3621件(消防庁より)
・世帯数(13年1月1日現在) 5554万9282世帯(総務省統計局より)

上記の数字から、住宅火災は1年間に4078件に1件発生し、その発生確率は0.024%であるといえます。

今回の推計に用いた数字はあくまで「住宅火災」なので、ビルや工場なども含めた「建物火災」まで考慮すると、近隣火災で被害に遭う確率はもっと高くなります。やや乱暴な数字ではあるものの、出火の当事者のみならず延焼被害に遭うことも含めると、思っていたより可能性が高いことをあらためて認識しました。
2015年12月3日 6時0分 ビジネスジャーナル

なるほど。

きっとほとんどの方が、まさか自分に襲いかかってくる災害とか思っていないのではないでしょうか。

しかしながら、記事にもあるように皆さんが想像する以上に、火災というのは頻繁に発生してしまっているものなんですね。

記事の場合はマンションでの経験だったようですが、それでも比較的容易な手直しで再利用可能になるのは、構造がRC造だったからなんです。

そんなリスクを少しでも軽減するためには、火災保険への加入が必要になりますが、意外と少ない数字になっているようです。

14年の「地震保険の世帯加入率」は28.8%、「火災保険への地震保険付帯率」は59.3%なので、「世帯の火災保険加入率」は48.56%と考えられます。

最近の分譲住宅では、住宅ローンを借りる際に火災保険への加入を要件にしていることが多いですし、民間の賃貸住宅でもほとんどの物件は契約時に火災保険への加入を条件とされています。

およそ1年間に4000件に1件の割合で火災が起きているにもかかわらず、半数以上の世帯が火災保険に加入していないということは、やはり怖いことですね。
以前にもお話しさせていただきましたが、火災の責任については、明治32年に施行された失火責任法(失火ノ責任ニ関スル法律)というたった1文の法律で、その失火者(火元となった者)に重大な過失(重過失)がない場合は、損害賠償責任を負わないと定められています。

この場合の「重過失」の定義が難しいのですが、余程の不注意でないと責任を負わないと考えて差し支えなく、重過失か否かについては個別の事案ごとに裁判等で判断されます。

火災の被害はさまざまですが、近隣からの延焼で自宅が全焼した場合は、もちろんその被害額は大きなものになりますので、もし火災保険に加入していなければ、30年以上の住宅ローンを組んで購入した家が消失した挙げ句、ローンだけが残ってしまう事態もあり得ます。

実は、家が全焼するのは意外と難しいということもありますので、火災保険に加入している場合でも、全く負担なしで再建をすることは難しいと思っておいた方が良いでしょう。

となれば、基本的に火災が発生する可能性が限りなく少なく、発生した場合でも被害が最小で済む構造躯体が理想ということになりますが、唯一この条件をクリアできるとすればRC(鉄筋コンクリート)住宅ということになるでしょう。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキングへ  ←お力添えをどうかひとつ。