健康住宅を建てるならRCdesign

晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝からミーティング、新宿区市谷田町計画検討、その後金融機関へ、帰社後は構造担当と協議、所沢市中新井計画検討、信用金庫さん来社打ち合わせ、図面作成など。

午後は渋谷区東計画検討、図面作成、渋谷区西原のオーナー様とお電話、足立区足立計画検討、商店会会合、高円寺のオーナー様とお電話、原稿作成など。夕方は設備屋さん来社打ち合わせ、お問合せ対応、資料作成、ミーティングなど。

寒暖差大きめです。アレルギー症状にもご注意ください。

ではこちら。

病気やケガの予防に!1万円以内でできる自宅のプチ改修10選

一日の中で睡眠時間を含めて長い時間を過ごすのが「家」。

「住環境をおろそかにしていると、健康を害するどころか、寿命を縮めることにもつながりかねないので、季節ごとにメンテナンスを行うことを勧めています」
2023年5月10日 11時0分 女性自身

なるほど。

そうなんですよね、欧州の各国では医療機関で初診の時に聞かれるのが、住まいの状況だったり、その性能だったりするようで、住まいが人間の健康や寿命に影響することは、以前から常識とされています。

今日の記事でアドバイスされていたのは、秋田県立大学の長谷川兼一教授という方でした。こちらの教授は、全国の戸建て住宅の環境状態を調査して「健康に暮らす住まい」を提唱しているそうです。5年、10年と健康寿命を延ばすために、住環境をどのように改善すればよいか教授が答えられていました。

まず最初に「これから夏場にかけては湿度が上がるので、カビとダニに注意しなければなりません。特にカビの胞子は主に呼吸器に影響し、カビを食べて生息するダニはアレルギーを引き起こす恐れがあります」とのこと。

もしも、高齢者がカビを吸い込んでしまうと、過敏性肺炎や肺真菌症などの呼吸器系疾患を発症する危険性があり、厚労省の発表では70歳以上の死因4位が肺炎というデータもあるなかでは、長生きのためにできる自宅の湿気対策を行う必要があるでしょう。

記事にあった教授によれば、「湿度を40〜70%に保つことが目安です。梅雨は『換気』必須で、空気がよどむと湿気がたまりカビが生えやすくなるので、風通しをよくしましょう。最近、節電のために家の『24時間換気システム』のスイッチを切り、窓を開けて換気するご家庭も多いですが、特に浴室では換気扇を回しておくほうが湿気には有効です」と書かれていました。

さすがは教授、良いことを言ってくれています。が、ここで少し補足させていただきたいのですが、まず湿度は夏場でも60%くらいを目標にしましょう。

さらに、24時間換気システムの換気扇は、文字通り24時間365日動かせてください。また換気には給気が必要ですので、必ず給気口を開けておきましょう。この時、家の中で1カ所でも窓を開けていてはいけません。全ての窓をしっかり閉めておくことが、換気のコツです。

記事では他にも健康につながる大切なこととして、部屋の温度も病気のリスクを下げる重要な要素だということや、部屋の中の「色」も心理に大きく影響するということ、また家の中で思わぬケガをすることもあり、家庭内での死亡事故者数は年間約1万3千人で、そのうち約2割は転倒・転落・墜落が原因だということ。

日本の標準的な木造住宅では、人間の寿命よりも木材の延命が優先されてきた時代が長かったですから、日本の家はまだまだ改善が必要だと思いますね。

最後に、記事にあった人間の寿命を10歳延ばすプチ改修10選を紹介しておきましょう。

【1】壁紙の色はアイボリーにする

【2】家具やカーテンは自然に近い色を選ぶ

【3】二重窓に替える

【4】夏は床にゴザを敷く

【5】昼と夜で照明の色を変える

【6】よしずやすだれで遮光する

【7】押入れにはすのこを敷く

【8】寝具やインテリアは青系統にする

【9】フットライトや人感センサーライトを設置する

【10】不要な段差を解消する

いかがでしょうか、どれも比較的安価で一定の効果を期待出来るものばかりだと思いますので、なるべく早く、確実に対策を行っておいてください。

出来れば、家族の健康と財産を守るために、RC住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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