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朝から雨の東京です。

そんな今日は朝から世田谷区奥沢計画検討、徳丸6丁目計画検討、金融機関へ、提携会社さんと電話、新宿区北新宿計画検討、土地家屋調査士さんと電話、練馬区田柄計画検討など。

午後は日本橋の不動産会社さんと電話、資料作成、鉄道会社さんと電話、徳丸計画検討、商社さん来社、赤塚の不動産会社社長来社、打ち合わせなど。夕方は練馬区田柄計画のお客様にご来社頂き打ち合わせ、資材メーカーさんと電話、お問い合わせ対応、見積作成など。

雨が続いていますが、今日は二十四節気の白露です。いよいよ秋の気配が濃くなってきましたね。

ではこちら。

明暗分かれていた 竜巻被害の現場

竜巻とみられる突風に襲われ、住宅など計83棟が破損する被害が発生した千葉市中央区の現場を7日、取材した。

 JR蘇我駅西口から徒歩10分ほどの地点にある今井3丁目の住宅地中央部に被害は集中しており、住民たちはガレキの処理や家屋の修復など復旧作業に追われていた。

 街の単位で見ると「被害が集中」ということになるが、一軒ごとに見てみると、被害の明暗はクッキリと分かれていた。屋根が吹き飛び、原型をとどめていない家の隣には全く無傷の家があり、さらに反対側の隣には、庭の樹木が根っこから倒れている家があったりする。

 一本の直線を瞬く間に突き進むイメージを勝手に抱いていた竜巻だが、実際には右往左往しながら進んでいた。結果、極めてランダムな、被害を受けた方にしてみれば不運としか言いようのない被害状況が広がった。その光景は、文字通り、気まぐれな竜が暴れ狂い、地上の事物を巻き込んでいった後を思わせた。年配の住民男性がふともらした「最初、ミサイルが飛んできたのかと思った」という言葉が全てを物語っている。
2015年9月8日 11時55分 スポーツ報知

なるほど。

いやはや、本当に竜巻も怖いものです。

ニュースなどの映像でご覧になった方も多いと思いますが、木造家屋の屋根がそっくり飛ばされていたり、窓や手すりが無くなっていたり、電柱や看板も飛ばされたり、折れていたり、本当に人間の力では到底理解出来ないような、そんな現実がありました。

建築的な考察をしてみると、現在の構造計算では、通常考えられる風圧を考慮はするものの、特に木造住宅などでは、竜巻のような特殊条件に耐えられるような設計にはなっていません。

さらに、日本においては風圧よりも地震力に対応することが重要視されてきたこともあり、そこから屋根はなるべく軽くする方が地震には有利という考え方が定着しています。

近年、日本での住まいづくりでは耐震性能に対してより一層厳しくなったということで、屋根の仕上げを軽い材料で施工することが多くなっていましたね。

ここでも日本における木造の住宅建築に矛盾を感じることが出来ますが、歴史を振り返ってみれば、本来の日本家屋では重い焼き物の瓦が乗せられていたんです。

日本で暮らすには、この台風や竜巻などにも対応し、かつ地震が来ても生命と財産を守れる家が求められますし、そういう家が気象的にも、環境的にも、この国に適しているということになります。

風と地震、この二つの条件は構造的に相反するものになりますので、どちらかに重点をおけばどちらかが不利になってしまうということが起こってしまうわけです。

唯一、竜巻と地震はもちろん、高波や雷、火災にもしっかりと対応出来る構造躯体が、RC(鉄筋コンクリート)造ということなんです。

震災も竜巻もいつ発生し、被害を受けるかわかりませんが、対策をするなら一時も早く手を付けることが大切です。 

明日には台風18号が日本列島に上陸する見込みということです。台風が竜巻と異なる最大の要素は「予測できること」だと言われています。自分の生活する地域にいつ、どのくらいの規模でやってくるのか、くれぐれもニュースなどをチェックしながら最新情報を把握してください。

それでは。

今日もありがとうございます。

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