東京で防災住宅を建てるならRCdesign

晴れ時々くもりの東京です。

そんな今日は朝から資料作成、さいたま市南区別所計画のお客様ご来社、ありがとうございます。その後渋谷区東のOBオーナー様宅訪問。不調箇所の修理と打ち合わせなど。ありがとうございます。

午後に帰社後はご近所のお客様宅訪問打ち合わせ、電気屋さん来社打ち合わせ、高田馬場計画検討など。夕方は練馬区田柄計画検討、中野区本町計画検討、原稿チェック、ミーティング、お問い合わせ対応、提携会社さんと電話など。

帰宅時に神社の前を通ったら、やけに静かに感じたんですけど、セミの鳴き声がまったく聞こえなくなっていました。

ではこちら。

地震発生時、実は危険な机の下 被災直後はトイレを流すな

地震が起きたらまず優先すべきは、生き延びること。防災訓練で揺れを感じたら机の下に隠れると教わった人も多いだろうが、最近はこれが危険であるという説もある。大きな家具が倒れて周囲がふさがれ、机の下に閉じ込められる可能性があるからだ。

トイレなど狭い場所へ逃げ込むというのも、旧耐震建築時代の防災マニュアルなので、改めるべき。ドアが歪んで開かなくなる可能性がある。災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんは言う。

「揺れを感じたら、まず頭を守り、転倒落下物の危険がない場所に移動します。余裕があれば、避難経路を確保してください。実際に地震が起きたら、人はすぐに行動できません。発災後わずか1分間の判断が生死を分けますから、普段から地震が来たらどう動くか、シミュレーションしておくことがとても大事です」
2016年9月2日 16時0分 NEWSポストセブン 

なるほど。

もしかすると、防災関連の記事にも少々飽きられているかもしれませんが、それでも、少しでも正しい情報をお伝えしなければいけないと思いますので、嫌われることを承知の上で、書かせていただきます。

防災に関する知識や情報も、日々進化しているところもありますので、間違った都市伝説や迷信を疑いも無く信じていると、いざという時に困ることもあると思いますし、何よりも生命に係わることだけに、最新の正確な情報に更新しておく必要があります。

昨日ご紹介させていただいたアプリなどもそうだと思いますが、知っている場合と知らなかった場合では、災害時に大きな差が出来てしまうこともありますね。

今日の記事にもあるように、地震が発生した時にトイレに逃げ込んでしまったがために、その後避難が出来なくなってしまっていたら、その時に火災が発生していたらアウトです。

同じように、以前は地震が発生したら一番に火の元を確認するということが言われていましたが、これも今の常識ではちょっと違うものになっています。

慌てて台所に行ったりしたら、熱い鍋がひっくり返って大やけどになってしまうかもしれませんし、割れた食器や包丁などの調理器具が散乱していれば、どんなケガをするかわかりません。

もちろん、その時にちょうどガス台の前に居たという場合は、火を止めて頂いた方が良いのですが、最近のガスメーターでは、震度5弱以上の揺れを感知すると、自動的に火が消える構造になっていますので、不用意に危険な場所に近づかない方が安全なんですね。

むしろ、可能であれば電気のブレーカーを落とすことを考えた方が良いようです。地震で停電になってしまった時、使っていた家電製品はそのままですので、電気が復旧した時にはこれら家電製品に電気が流れてしまいます。冬なら暖房器具が動き出すかもしれませんし、途中で断線していたりしますと、そこから火災が発生してしまう可能性もあります。

そんな心配を避けるためにオススメされているのが震感ブレーカーというもので、揺れを感知すると自動でブレーカーが落ちるというものです。これを設置しておけば通電時の火災リスクも避けられます。手軽に取り付けられるので、是非ご検討ください。

記事では、トイレも流さない方が良いとして、まずは下水管の確認をしてからでないと、途中で汚水が漏れたり逆流してしまうことがあるということです。

さらにマンションの場合では、上下階で排水管がつながっていますので、下階で漏水してしまうこともあります。必ず確認してから使用するようにしましょう。

なるべくモノや家具が無い空間に移動出来れば、その方がより安全ですが、何よりも日頃からの対策が大切です。

もちろん可能であれば、鉄筋コンクリート(RC)住宅に住んでいただくことが、何よりも確実に安全なんです。機会があれば、是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキングへ       ←クリックをどうかひとつ。