ステイホームの家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝から書類作成、土地家屋調査士さんと電話、板橋区西台計画検討、見積作成、電気屋さんと電話、賃貸管理業務、世田谷区新町計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。

午後は見積作成、杉並区高円寺南計画検討、行政機関と電話、大田区田園調布計画のお客様とオンラインミーティング、ありがとうございます。書類作成、お問い合わせ対応、電気屋さん来社打ち合わせなど。夕方は杉並区阿佐ヶ谷北でご検討のお客様とオンラインミーティング、賃貸管理業務、世田谷区三宿計画検討、渋谷区桜丘計画検討、見積作成、ミーティングなど。

ちょっとだけ日が伸びたように感じます。

ではこちら。

ステイホームの基本は安全な家作り

新型コロナ禍の中、自宅で過ごす時間がながくなっている。そんな中、多くの人が感じるのは自宅の安全性と快適性だ。建築の耐震教育に携わっている人間の一人として、ステイホームの基本である住宅の地震に対する安全性について考えてみる。

大学の建築教育で最初に学ぶのは、2000 年前のローマの建築家・ウィトルウィウスの言葉「強なくして用なし、用なくして美なし、美なくして建築ではない(firmitas, utilitas, venustas、強・用・美)」である。
2021年2月5日 17時0分 論座

なるほど。

なかなかこれだけ本質というか真実が書かれた記事を見ることは少ないのですが、家と暮らし、建築技術と安全をよくご存知の方が書かれたものだと思います。

よく見たら著者は名古屋大学減災連携研究センター長・教授の福和伸夫先生が書かれたものでした。

人が暮らす家は、自然の脅威から命を守るために作り始めた建築が、使い勝手を考えるようになり、さらに権力者が現れると荘厳さや美を尊ぶようになった。優先すべきは命と生活を守るシェルターとしての役割に違いありませんし、決して忘れてはいけないことです。

記事にも書かれていましたが、多くの人は、便利で快適な格好いい家を安く作りたいと思っている。国は建築物の安全性を確保するように建築基準法で規定しています。

しかし、建築基準法の第1条に、「この法律は、建物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。」と書いてあるように、あくまでも最低基準であり万全の安全性を保障しているものではない。このため、自らの安全に対する意識を高めないと安全な家を手に入れることはできないということ。

そんな中で安全な住宅とはどのようなものかというと、地盤の揺れが同じでも、建物の硬さによって建物の揺れは異なり、柔らかい建物は強く揺れる。建物の硬さは壁の多さで決まるとされていますので、柱がるラーメン構造よりも壁式構造の方が揺れに対して有利と言えます。
また、背の高い建物は低い建物よりも揺れやすい。建物は、強く揺れると大きな力を受ける。また、建物が重いほど力は大きくなる。この力に対抗するのが柱や壁だが、柱に比べて壁の方が強い。したがって、壁が多くて背の低い建物は揺れにくく、強度も大きいということがわかっています。

安全な家は窓などの開口部が少なく、壁が多いほど強いということを知って欲しいと思います。

さて、そこで新型コロナ禍でテレワークによる在宅勤務が増え、出勤頻度も低くなっている状況では、住宅の居住環境の大切さを実感された方も多いことと思います。

広さ、遮音性、Wifi環境などが代表的なものだと思いますが、住まいづくりを考える時には、まず構造的な強さや安全性を確保することが優先されなくてはいけません。

ついつい間取りや設備、仕上げに目が向いてしまいますが、基本をしっかりと抑えた上でなければ、安心を得ることは出来ません。

今の時代も家の基本としなければいけないのは、災害に強いということですので、必ず強・用・美を兼ね備えたRC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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