騒音に強い家を建てるならRCdesign

くもり時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から書類チェック、所沢市計画検討、信用金庫さん来社打ち合わせ、資材発注、中野区本町計画検討、資材会社さんと電話、お問合せ対応など。

午後は賃貸管理業務、提携会社さんと連絡、信用金庫さんと電話、文京区千石計画検討、見積作成、資材メーカーさんと電話、5丁目のお客様とお電話、渋谷区東計画検討、図面作成など。夕方は江戸川区東小岩計画検討、ミーティングなど。夜は信用金庫さんの忘年会出席など。

新潟の雪が心配ですが、程よく降ってくれるといいんですけどね。

ではこちら。

長野市の公園廃止問題、子供の声は「騒音」なのか?訴訟が相次いだドイツがとった道は

長野市の公園「青木島遊園地」が一部の近隣住民から「子供がうるさい」などと苦情を受け、来年3月をもって廃止になることが物議を醸しました。

公園には保育園や児童センターが隣接しており、多くの子供が同公園で遊んでいました。

これだけを聞くと「自己中心的な大人が子供を加害者に仕立て上げている」という印象を受けますが、住民側は自宅の敷地内にボールを投げ込まれたり、植栽を踏み荒らされたりといったことに長年悩まされてきたという事情もあります。
2022年12月21日 11時50分 朝日新聞GLOBE+

なるほど。

なかなか悩ましい問題です。立場が変われば意見も違ってくるでしょうし、人の持っている正義はそれぞれ違うものですから、どっちが正しいというものではないと思います。

ニュースの一報を聞いただけだと、子ども達が被害者で行政に対して苦情を入れていた人が悪という印象を持ってしまいますが、記事にもあったように実際に近隣住民が受けていた被害もあったとすると、やはりそう単純ではないようです。

今日の記事で面白かったのは、著者さんが育ったというドイツ人の感覚で、ドイツはかつて「kinderfeindlich」(子供に優しくない)国として有名だったそうです。
たとえば子供の話になった時に「子供を持つぐらいなら犬を飼った方が良い」と堂々と話す人もよく見かけたそうですし、子供はうるさいし、汚すし、モノを壊すという身もふたもない理由が当然に語られていたとか。

そんなドイツでは昔から「音に敏感」な人が多いため、ドイツの集合住宅地では「正午〜午後2時、午後10時〜午前7時は休息時間。日曜日や祝日は終日、休息時間」などと細かく明記されていることが多いのだそう。

このような風潮のなか、子供はドイツでは長年「何かとうるさい存在」として扱われてきましたので、「うるさい子供」に対して苦情を言うことが、いわば当たり前の社会だったということには驚きましたね。

そんなドイツでも紆余曲折があって、2011年に改正された法律では、子供の発する声や音について「環境を害する騒音ではない」としたそうです。そのため「子供の騒音」を理由に訴訟を起こすことのハードルが高くなったとか。

子供による騒音が長いあいだ「酔っぱらいによる騒音」と似たような扱いだったのが、この2011年に法律が改正されてからは、ドイツ社会の中でも少しずつ「子供が子供らしくいることが大事」だという価値観が浸透しつつあるそうです。

それは当然の権利だと思いますし、その権利を主張できない子どもを守るのが、大人の役目というものだと思うんですけど。

ただし、子どもは無条件に縦横無尽に振る舞って良いということではありません。言葉がわかる年齢なら当然に人前や公共の場での常識やマナーを教えていかなくてはいけませんし、子育て中の親御さんには大人としての気遣いを期待したいと思います。

記事にあった例では、2021年にベルリンの地方裁判所は、午後10時以降に子供たちが頻繁に大声でけんかをし、故意に音を立ててドアを閉める行為が続いたとして、そして再三の注意を受けたにもかかわらず態度が改善されなかったとして家族に借り家からの退去を命じたそうです。

子ども達の居ない公園ほど寂しいものはありませんし、子ども達に遊び場を提供することが出来ない社会に問題があると思います。

都市部の住宅地で、公園や学校などの近くで暮らすとなると、それなりに音の問題は避けられないかもしれません。本当に耐えられない場合は転居を考えられた方が良いように思いますが、最後の手段としては、RC住宅に建て替えを行って頂き、騒音にも強い家に住んで頂くことではないでしょうか。

騒音問題の解決には、RC住宅がお役に立てると思います。

それでは。

今日もありがとうございます。


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