東京でRC住宅を建てるならRCdesign

晴れのち曇りでも暖かな東京です。

そんな今日は朝から中野区本町計画の現場へ、完成内覧会を開催させていただきました。

オーナー様にはこの機会をご提供いただきまして、誠にありがとうございます。感謝申し上げます。

おかげさまで、朝から夕方まで大変多くのお客様にご来場頂き、好評を頂くことが出来ました。しかしながら、思うようなご案内が出来ていなかったかもしれません。申し訳ございません。

ご来場頂きましたお客様には、お忙しい中、遠方より足を運んでいただきまして、お礼申し上げます。ありがとうございました。

さて、新年度も2週間が過ぎ、少しは落ち着きを取り戻したでしょうか。まだまだお忙しいとは思いますが、今日も土曜日恒例の家づくり講座第330回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

前回、「住宅展示場に行きたいけれど売り込まれるのはイヤ」という場合の防衛策を紹介しました。

それは、アンケート用紙に『新築予定は5年以上先』と書くことでしたね。

じつは、それを見た瞬間、賢い営業マンは「このお客さんは、まだ迷っているんだな」とピンと来ます。

「このお客さんは、条件さえ整えばすぐにでも新築したいはず。しかし、まだ決断できる段階までは達していないのだろう」というふうに察するんです。

そのように察することができる営業マンは、売り込んでほしくないと思っているあなたに営業をしません。そんなことをすると、信頼を得られないとわかっているからです。

もしあなたに連絡をするとしても、「プロの知識や経験が必要になりましたら、アドバイザーとしてお役に立てるのでご連絡ください」という程度に抑えます。

一方、あなたの気持を察することができない営業マンは、自分の事情を優先してあなたにアプローチしようとします。

しかし、あなたはすでに、「売り込んでほしくない」と、相手に意思表示をしていますよね。住宅展示場は見たものの、その業者を信頼したわけでもなく、まだ、その家づくりに共感したわけでもありません。

そんな段階のあなたに売り込むことは、展示場でほのかに芽生えたかもしれない信頼感すら営業マンが自ら摘み取ってしまうことになります。

まあ、あなたにイヤな思いをさせるわけですから自業自得ですけどね。

相手の気持ちや状況を察し、相手が望む行動をとることは、営業マンにとって大切な能力です。

じつは、この能力は教育で身につけることができます。

ちょっと思い出してみてください。

販売業や飲食業など、全てのスタッフが気持ちの良い接客をするお店はいくらでもありますよね。

彼らは、お客様が何を望んでいるかを察し、心地よいサービスを提供するため、常に学び続けています。その結果、信頼を得てリピーターを増やしているのです。

そのように、社員教育が徹底している業者の場合、あなたは必要のない売り込みをされるなど、不快な思いをすることがありません。

ところが、自社の利益を最優先する経営者や、営業能力は持って生まれた才能だと勘違いしている経営者は、あなたの気持ちや状況を大切にしようとしません。

そんな業者とは、距離を置きたいものですね。

あなたが住宅展示場に来た本当の理由は何なのか、どんなことに不安を感じているのか、新築予定はまだ先だとする理由は何なのか、業者はきっと知りたがっています。

売り込まれることをやみくもに怖がるのではなく、そこで会話を重ねながら相手を見極めてみてください。それもまた、業者選びに役立つ作業ですから。

それに、そのスタッフとの会話を通して経営者の考えを察することもできます。口下手とか知識が少ないとか、そんなことを気にする必要はありませんね。

そもそも営業下手な私が言うのも気が引けますが、もう一度会う価値がある業者かどうか、あなたに対する言動を、じっくり観察してみましょう。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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