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晴れ時々曇りの東京です。

そんな今日は朝から文京区小石川計画の現場へ、完成内覧会を開催させて頂きました。今回の内覧会では、初めてOBオーナー様にもお声がけをさせて頂きましたが、築15年前後のオーナー様ご家族では、やはり皆さま同様に家族の成長と経年劣化への対応をご検討されていました。

今回会場をご提供いただきましたオーナー様には、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。また、朝から夕方まで、気温が高いにも関わらず、お忙しい中ご予定を調整してくださり、多くのお客様にご来場頂きましたこと、誠にありがとうございました。

さて、今日は天気も良くて絶好の内覧会日和でしたが、週明けからは台風の影響も出てきそうです。明日のうちにお庭やバルコニーのお片づけをしておいた方が良いでしょう。それでは土曜日恒例の家づくり講座第508回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

早速ですが、ロフトって他の部屋と雰囲気が違うと思いませんか?

最大の特徴は、最大1.4mという天井の高さ。大人には少々窮屈ですが、子どもにとっては秘密基地のようなワクワク感があるようです。

木造住宅の小屋裏で、デッドスペースを有効利用できるロフトは、収納スペースとしてだけでなく、子ども部屋や書斎としても利用など、使い方も自由自在。となると、採用したくなるのも無理はありません。

また、魅力の乏しい賃貸アパートでも、売りポイントとして利用されるケースが多いようです。

が、一方で、後悔の声が多い空間でもあります。

実際に採用された施主の声を見ると、
・断熱性が低いので、夏は暑くてたまらない
・階段ではなく、梯子を採用したので荷物の出し入れが大変
・腰痛持ちになったので、中腰でないと入れないロフトは苦痛
・デッドスペースは減らせるが、その分費用は増えた
・あれば便利だろうと思ったが、ほとんど使わない
・ホコリが溜まりやすい
・掃除機を持って昇り降りするのが苦痛
などの声があります。

何とも気の毒ですね…。

建築基準法では、ロフトを居住空間として扱っていません。

そのため、そこを居住空間として活用したいのなら、その短所を理解し、使い方に合わせた対策を施しておく必要があります。

どんな目的で、どれくらいの期間利用するのか。

それは、設置費用に見合う価値があるのか。

後悔の声が多い空間だけに、特に慎重に検討したいですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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