東京で自分の家を建てるならRCdesign

曇りのち雨の東京です。

IMG_7184そんな今日は朝からお問い合わせ対応、提携会社さん来社、中区野毛町計画検討、その後徳丸のお客様宅で雑誌の取材立ち会いなど。今回はこだわりのガレージ付き一戸建て住宅をご紹介させて頂ける予定になっておりますので、雑誌発売日まで、今暫くお待ちください。

午後は朝霞市計画検討、図面作成、町田市中町計画検討、原稿チェック、文京区千駄木計画検討、資料作成など。夕方は見積作成、世田谷区奥沢計画検討、お問い合わせ対応、資料作成など。

これから台風並みの低気圧が通過するそうです。くれぐれもご注意ください。それでは本日も土曜日恒例の家づくり講座第283回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

先日のこと、「ハウスメーカーと契約しても、実際に施工するのは下請けの工務店なんでしょう?それなら、その工務店に直接依頼したらハウスメーカーと同じような家が割安でできるんじゃないの?」と、スタッフが知人に言われたそうです。

スタッフも以前同じことを考えたことがあるそうで、苦笑いしていました。

ご存知だと思いますが、ハウスメーカーが提示する見積書には、多額の広告宣伝費が含まれています。

そのほか、2社分の利益(ハウスメーカーと下請け)も含まれているので、結構な金額になっています。

そこから広告宣伝費と1社分の利益を減らせたら、数百万円・・・いや、もしかすると1千万円くらい節約できるかも・・・。そう考えるのは、ごく自然なことなのかもしれませんね。

残念ながら、この考えは正しいとはいえません。確かに、ある程度の節約はできます。しかし、同じ家づくりはできないのです。

なぜなら、ハウスメーカーには独自の材料や工法があるからです。

また、同じ材料を大量に発注するなどコストを下げる工夫を徹底しています。それをマネすることはできません。

そもそも、他人の努力に便乗して利益を上げるような業者は、例え元請け業者との契約に違反していないとしても、(ほとんどの場合、契約違反になると思いますが)私なら人間性を信用できません。

あなたもきっとそうですよね。

当然のことですが、下請け業者は施主と直接打ち合わせることはできません。

ハウスメーカーに指示された通りに施工し、節目節目でチェックを受け、完成させたら次の現場に行くだけです。

だから、彼らの目線はハウスメーカーに向いてます。施主には向いていません。

下請けをしている限り、彼らは集客や契約獲得のために苦労することはありません。また、施主と打ち合わせを重ねて、その家族のためだけの家を作り上げる苦労を経験することもありません。

その代わり、引き渡しの時に施主が喜ぶ顔を見たり、感謝された時に湧きあがってくる満足感を経験することもありません。

それよりも、施工に徹することを選んだのです。彼らが、下請け業を選んだのには、それぞれの理由があります。その理由は業者によって違いますが、その意味は理解しておきたいものです。

ところで、工務店独自の家づくりでも、ハウスメーカーに引けを取らない業者は沢山います。

せっかく家族のために家づくりをするんですから、そんな工務店を探してみませんか?

その方が、お互いに満足できる家づくりができるのではないでしょうか。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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