東京でRC住宅を建てるならRCdesign

晴れて暖かくなった東京です。

そんな今日は朝から文京区白山計画検討、見積作成、南青山計画検討、お問合せ対応、中野区上鷺宮計画検討、図面作成など。

午後は日野市計画検討、見積作成、図面チェック、中野区大和町計画検討、お問合せ対応、資料作成、目黒区中目黒計画検討など。夕方は文京区根津計画検討、ミーティングなど。


今日は3月3日でひな祭りですね。残念ながら我が家には縁がありませんが、いよいよ春らしくなってくるのが楽しみです。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第359回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、資金計画を練るとき、手元にいくら残せばいいか迷ったことはありませんか?

少しでも頭金を多く支払っておけば、その分だけ住宅ローンの融資額を減らせます。そうすれば、余計な利息を支払わずにすみます。

頭金を多めにするというのは、一見、とても賢い方法ですよね。しかし、世の中何が起こるかわかりません。病気や介護のために収入が減るかもしれません。計画外の出費が発生するかもしれません。

ですから、ある程度まとまった金額を手元に残しておく必要があります。この『ある程度』というのは難しいですよね。

よく言われるのが、『月収の3〜6か月分程度』です。その根拠は、自己都合で退職したサラリーマンが失業手当を受給できるまでの期間、というもの。自営業の方には、あまり参考にならないでしょう。

なお、子供の進学や親の体調不良など、収入減や支出増が予想される場合、少し多めに資金を残しておきたいものです。そんな家庭事情も考慮してください。

ところで、支払利息を減らしたい人にとって変動金利はとても魅力的ですよね。しかし、ここには落とし穴があります。

ある日突然、金利が上昇することがあるのです。それに対応できず、せっかくの持ち家を手放すことになったら・・・。悔やんでも悔やみきれませんよね。

月々の返済額が増えてしまったときは、住宅ローンを借り換えるか、手元の資金を切り崩して対応するしかありません。

極端な話になりますが、頭金は『あってもなくても構わない』お金です。しかし、手元の資金は、安心して暮らすために『なくてはならない』お金です。

一方でローンを嫌い、極力現金で済ませたいという考えの方もいらっしゃいます。この場合も限られた手持ちの現金だけで出来ることをする、一見真っ当な考え方のように思えますが、これも危険が伴うということを理解して欲しいと思います。

住宅ローンを借りられるタイミングは限られた条件の中だけですので、そのチャンスを逃しリスクだけを負ってしまうことになりかねませんし、目的を達成できない中途半端な結果では本末転倒ということになってしまうかもしれません。

現金と同額以下の借入なら、なんら心配無いと思いますし、いつでも完済出来るという心の余裕は非常に大切です。

さて、手元に残す資金は、今決めている額で本当に大丈夫でしょうか?

一度計算し直しておくと安心ですよ。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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