自分の家を建てるならRCdesign

くもり時々晴れの東京です。

そんな今日は柏市計画の現場でコンクリート打設がありました。朝から志村坂上へ、帰社後は文京区千石計画検討、蓮根計画検討、造園屋さんとオンラインミーティング、原稿作成、図面作成など。

午後は足立区足立計画検討、北区上十条計画検討、その後千石計画の現場へ、オーナー様と打ち合わせなど。ありがとうございます。夕方帰社後は図面作成、業者さんと電話、お問合せ対応、ミーティングなど。

寒暖差と花粉で鼻水が出やすくなっています。体調管理にはくれぐれもご注意頂き、暖かくしてお過ごしくださいませ。それでは土曜日恒例の家づくり講座第548回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、当たり前のことですが、家づくりの主役は『業者』ではありません。

その新居で暮らす『家族』です。

では、その家族の中の誰を主役にするか…。

その考え方は、人によって異なります。

例えば私の場合、そこを終の棲家とする『夫婦』を主役にしたいと考えます。

しかし、恩返しのためにと『両親』を主役にする方もいれば、「より良い環境で成長してほしい」と、『子ども』を主役にする方もいます。

『孟母三遷』の故事で有名な孟母の母親は、まさにそれを実践していますよね。

 ところで、打ち合わせが始まると、その家族にとっての主役を柱にした家づくりが優先されます。

当然、主役以外の家族にとって不満が残る場合もあるでしょう。当初は何の不満もなかったのに、住み続けるうちに不満を感じる場合もあるでしょう。

よく耳にするのが、子ども全員の個室を確保するために3階建てにした方の声です。

・巣立った後、子ども部屋は物置になってしまった
・最も良い場所が空き部屋のままで勿体ないが、活用方法を思いつかない
・高齢夫婦の二人暮らしだと、階段の上り下りも掃除も大変
・減築で平屋にしたいが資金がない
など、あなたも聞いたことがあるかもしれません。(スタッフも、帰省するたびに愚痴をこぼされているそうです^^;)

家づくりは、一つ一つの決断が大きな意味を持ちます。

例えば、利便性の良い土地Aと、多少不便でも環境のよい土地Bのどちらを選ぶか。

有名で評判の良い大手業者Aと、自分の家づくりに最適で、信頼できる中小業者Bのどちらを選ぶか。

予算は返済可能額までに抑えるか、借入可能額を超えない範囲で増やすか。

それぞれの選択次第で、その後の生活は驚くほど変わります。

そして、それを簡単に変えることはできません。

あなたも、最善だと思った決断を将来後悔することがあるかもしれません。

しかし、後悔しながら、愚痴をこぼしながら生活するのって苦痛ですよね。

そんな後悔を防ぐ方法は、それぞれの決断に責任と覚悟を持つことです。

そして、数十年後の暮らしを想像し、対応できる余力を残しておくことです。

あなたは、家づくりの主役を家族の誰にしますか?

その家づくりにした場合、将来どんな不満(使いにくさ等)が予想されますか?

それに対し、どんな対策を考えていますか?

家づくりが始まると、限られた時間の中で次々と大きな決断をしなければなりません。

決断に迷うことも、一度や二度ではありません。

そんな時、

・新居でどんな暮らしがしたいか
・誰を主役に置くか
が明確でないと、間違った選択をするかもしれません。今のうちに、じっくり考えてみてくださいね。

プロの意見やアドバイスが必要な時は、どうぞお気軽に弊社までご相談ください。
 
それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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