理想の家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝から原稿作成、水道屋さん来社、文京区千石計画検討、足立区綾瀬計画検討、提携会社さんとオンラインミーティング、渋谷区恵比寿3丁目計画検討など。

午後からは地元商店会開催のイベント出席。24年ぶりに復活した阿波踊りを開催させて頂きました。大変暑い中でしたが、地域の皆様を中心に多くの方々にお集まり頂き、大盛況の結果となりました。開催準備に力を尽くして頂いた皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。

昨日も話題にしましたが、秋の催しのはずが夏のそれとなってしまいました。まだまだエアコンで涼しくしてお過ごしくださいね。それでは土曜日恒例の家づくり講座第541回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、早速ですが住宅に出入りするための開口部といえば、『玄関』と『勝手口』です。

玄関の位置や向きについては、外部からの視線や家相など、さまざまな条件を視野に入れてじっくり考える方が多いものです。

それに比べて、勝手口の位置や向きは玄関ほど熟考されていません。「勝手口はキッチンに面した壁に設けるもの」というイメージが、あまりに強いことが原因でしょう。

しかし、勝手口はどこに設けても構わない開口部です。むしろ、玄関だけで事足りるのであれば、わざわざ設ける必要はありません。

無い方が、防犯性や断熱性も高まりますしね。^^

では、もしキッチン以外の場所に設けるとしたらどうでしょうか。

もし浴室の近くに勝手口があれば、泥だらけで汚れた子どもが、室内を汚すことなく浴室にたどり着けます。親子双方のストレスを減らせます。

もし、ガーデニングなどの庭仕事が趣味なら、庭に出入りしやすい場所に土間のある勝手口を設ければ、出入りが簡単なのはもちろん、庭仕事に使う道具を置くこともできます。

勝手口のすぐ外に水道があれば、野菜や道具を洗うのも簡単です。玄関のように、外部の視線を気にする必要もありません。

また、もし洗濯物の干し場近くに勝手口を設ければ、掃き出し窓から外に出入りするより段差が少ないので、足腰の負担を減らせます。玄関まで大回りして出入りする必要もないので、作業動線も短くなります。

このように考えると、勝手口の位置次第で、住まいの利便性は大きく変わりそうですね。あなたも、ぜひ柔軟な発想で考えてみてください。

ところで、近所の一戸建ての勝手口を見てみると、履物を外に置いているお宅が圧倒的に多いことに気づきます。土間が無い勝手口だと、履物を置きたくても置けません。

とはいえ、外に置きっぱなしの履物は当然ながら汚れています。綺麗好きな方には耐えられないことでしょう。

ということで、もしあなたの新居に勝手口を設け、そして勝手口の外に履物を置きたくないのなら、土間を確保できないか検討してみましょう。

ある程度広い土間があれば、履物だけでなくゴミを仮置きすることもできます。

もし、自転車やベビーカーを置けるくらい広い土間を確保できるなら、雨風や盗難を気にする必要の無い、安心できる物置としても利用できそうですね。

先輩施主の中には、玄関と勝手口の他に、もう一つのドアと部屋を設け、そこを書斎兼秘密基地として使っている方もいます。

家族とより幸せに暮らすために世界に一つだけの家をつくるんですから、自由な発想を楽しまないと勿体ないですよね。^^

理想の家のご相談を是非お気軽に私にお聞かせください。

それでは良い連休を。

今日もありがとうございます。

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