音に強い家を建てるならRCdesign

曇り時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から原稿作成、資料作成、文京区本郷計画検討、小金井計画検討、お問い合わせ対応、日野市計画検討など。

午後からは渋谷区計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。その後はお問い合わせ対応、日野市計画のお客様とお電話など。夕方は大田区北千束計画検討、資料作成、荒川区西日暮里計画検討、ミーティングなど。

残暑お見舞い申し上げます。今日は富士山頂の気温が-2.6度にまで下がったそうで、夏の終わりも見えてきましたが、まだ暑さが続いておりますので、体調管理には十分ご注意ください。それでは土曜日恒例の家づくり講座第410回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、住まいづくりをお考えの中でも、土地探しからという方も多いと思いますが、今日は人気の土地にもデメリットはありますというお話しです。

駅やバス停、店舗や病院、金融機関や学校などが近くにある土地は、利便性が高いので人気がありますね。将来、売却する際も有利です。

しかし、利便性の高さは捉え方によってはデメリットになります。

駅が近いと、電車や踏切の音に悩まされるかもしれません。バス停がある道路は交通量が多いかもしれません。車やバイクの走行音や排気ガスで苦労するかもしれません。

コンビニが近いと、深夜でも人や車の出入りがあります。静かな環境を好む方には、ストレスの原因になることでしょう。

病院が近いのは心強いのですが、それが救急病院だと、時間を問わず救急車のサイレンを耳にすることになります。

消防署が近い場合も同様です。救急車は出動回数が多いので、サイレンの音で眠りを妨げられることも少なくないでしょう。

学校や保育施設が近いと、子供の声や運動会などの音は覚悟しておかなければなりません。風下の土地なら、強風の度、校庭の砂が自宅に飛んでくるかもしれません。

また、自宅前の道路が通学路の場合、登下校時間帯は歩行者や送迎の車が増えます。道路からの視線や歩行者の話し声が気になる人にはつらいですね。

もし、お気に入りの土地に隣接する道路が『通学時間のみ一方通行になる』などの制約があるなら、出社や買い物など、日頃の生活に支障を来たさないか確認しておきたいものです。

公園が近くにあると、自分の子供を外遊びさせる時に助かりますよね。しかし、よその子の遊び声や花火の音で、窓を開けて過ごせなくなるかもしれません。

不衛生な公衆トイレがあれば悪臭が漂います。花や木、水場などがあると、蚊などの害虫が増えます。

このように、どんな土地にも周辺環境によるデメリットはあります。土地を選ぶ際は、デメリットにこそ目を向けてみましょう。

そして、そのデメリットが家づくりでは解決できないもので、あなたのストレスの原因になると判断したなら、その土地は縁がなかったものと割り切りましょう。

ちなみに、救急車両のサイレンの音の大きさは、道路交通法により『その自動車の前方20mの位置において90dB以上120dB以下であること』と決められています。

踏切警報音は、音量を調節できるので、周辺環境によって音量が異なります。ストレスだと感じる音量は人それぞれです。

ペアガラスだけで十分な場合もあれば、建物全体の防音性能を高めなければならない場合もあります。

土地のデメリットは家づくりの予算配分に影響を及ぼすことがあります。予算オーバーにならないためにも気になる土地のデメリットを把握しておきたいですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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