東京で家を建てるならRCdesign

晴れて暑い東京です。

そんな今日は朝から見積作成、目黒区原町計画検討、大工さんと電話、土地家屋調査士さんと電話、世田谷区代田計画検討、提携会社さんと連絡など。

午後は見積作成、江戸川区東小岩計画検討、渋谷区西原のオーナー様とお電話、電気屋さんと連絡、お問合せ対応、提携会社さんと電話、電気屋さん来社打ち合わせ、書類作成など。夕方はリフォーム計画検討、ミーティングなど。

大暑お見舞い申し上げます。厳しい暑さが続きそうですので、皆様体調管理には十分ご注意くださいませ。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第487回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

土地探しをしている時、やっと満足できる土地を見つけて不動産会社に問い合わせると、『商談中』『売約済み』と告げられてガッカリしたことはありませんか?

そんなことを何度か経験すると、「次に気に入った土地を見つけたら、すぐに手を打とう」と気が焦ります。

そんな時、「ここは問合せが多い土地なので、今日印鑑を押さないと購入できなくなるかもしれませんよ」と言われると、その場の雰囲気や思い込みに流されてしまう人がいます。

それまでの経緯を思うと、仕方ないのかもしれません。

とはいえ、その土地に今後何十年も住み続けることを考えると、すぐに契約するのは賛成しかねます。

というのも、日当たりや水はけ、災害のリスクや自治会のことなど、契約前に知っておきたいことはたくさんあるからです。

場所や広さ、価格などの数値化できる情報は事前に取得できますが、数値化できない情報を調べるには、ある程度の時間が必要ですよね。

もしかしたら、その情報の中に、「この土地での生活は絶対に避けたい」と思わせるものがあるかもしれません。

どんな土地にも、少なからず短所はあるものですから。

契約時に支払う手付金は、解約時に全額返還されない可能性が高いんです。それどころか、自己都合による解約を契約違反と判断し、そのペナルティーとして手付金と同額の違約金を請求された事例もあります。

無用なトラブルを避けるため、もし契約前に『手付金』や『仮抑え金』を要求されたなら、
・なぜそれが必要なのか
・もし解約したら、そのお金はどう扱われるのか
・その他に支払いが発生するか
などについて確認しましょう。

文書のやり取りが無い状態での支払いはトラブルのもとです。逆に、文書のやり取りがある状態での支払いは、両者の合意があったと見なされるので、「手付金は返還しない」と記載されているなら返還は難しいでしょう。

ただ、住宅ローンの審査に通らなかった場合は別です。契約に『ローン特約』をつけておけば、住宅ローンの審査に通らなかった場合に限り、手付金を無条件で全額返金してもらえます。

あなたがまだ契約していないのなら、十分に検討して後悔の無い選択をしてくださいね。

と、以前ならここまでのアドバイスで終わっていたんですけど、ここ数年の東京に限って言えば、希望を満たす土地は無いと思って頂いた方が良いでしょう。

実際に住まいづくりを土地探しから始めるとわかりますが、希望の地域に丁度良い大きさと価格で土地が売られていることはありませんし、希望の条件を満たす土地が売りに出される可能性は非常に低いと思います。

以前なら物件が見つかってから、家族や金融機関と相談して結論を出すことも可能でしたが、今はそんな悠長なことは言ってられません。

事前に計画の内容と全体の予算感を想定し、融資の内諾や資金計画を行っておき、物件情報があったら基本的に買うという意識が必要だと思います。

そんな状況ではございますが、全く無いということではありません。ちょっとくらいクセのある土地なら、設計士の腕の見せ所だと思いますので、諦めずに弊社までお気軽にご相談ください。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング ←ご声援を是非!