東京で安全な家を建てるならRCdesign

朝から雨で午後は曇りの東京です。

そんな今日は朝から上板橋2丁目計画検討、資材発注、お問い合わせ対応、原稿チェック、資料作成、中野区本町計画検討、豊島区目白のOBオーナー様とお電話など。

午後は高田馬場計画検討、電気屋さん来社打ち合わせ、蓮根の不動産会社さんと電話、ご近所のお客様からお問い合わせ、見積作成など。夕方は北松戸計画検討、提携会社さんと連絡、資料作成、ミーティングなど。

11月もはやくも後半に入ってしまいましたいかが、お変わりございませんでしょうか。本日も土曜日恒例の家づくり講座第314回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

世界で発生する地震の約1割は、日本とその周辺で発生しています。そのため、日本の建築に用いられている耐震技術は世界でもトップクラスです。

しかし、いくら耐震性の優れた建築でも被害を免れるのが難しい土地があります。それは、活断層とその周辺です。

阪神淡路大震災では、活断層から100mほどの帯状の地域が壊滅的な被害を受けました。その後も、活断層での地震はたびたび起きています。

あなたも、地割れや地面が上下にずれた映像を見たことがあるのではないでしょうか。

現在、日本で発見されている活断層は2,000箇所以上。そのほか、まだ発見されていない活断層は1,000箇所を下らないといわれています。

そんな活断層による被害を避けるため、地域によってさまざまな取り組みをしています。

たとえば徳島県の場合、平成25年8月に「南海トラフ巨大地震等に係る震災に強い社会づくり条例」第55条に基づく「特定活断層調査区域」を指定しました。

「特定活断層調査区域」内では、一定規模以上の学校、病院その他の多数の人が利用する建築物、及び、一定量以上の火薬類、石油類その他の危険物を貯蔵する施設を新築する場合、事業者の方が活断層の調査を行い、「直上」を避けて建築することが義務付けられています。

残念ながら個人の住宅は対象外ですが、近くにそれらの施設があるかどうかは、判断材料の1つとして役立ちそうですね。

インターネットで検索すると、あなたが新築を希望する地域の活断層の状況が一目でわかります。活断層上に建てると全壊か半壊は免れませんから、その土地を買うのは避けた方が賢明です。

また、活断層近くの河川や水田など、地盤が軟弱な土地は、堅固な地盤に比べて震度が大きくなるので要注意です。

住まいは、家族の命と財産を守るためのもの。

なのに、そんな危険性の高い場所につくられたマンションや分譲地は少なくないようで、買った後に判明して不安に駆られているという声を聞きます。

しかし、どの土地に住むのか最終決断するのは自分自身です。

利便性と安全性のどちらを優先するかは、その人の置かれた状況によって異なるでしょう。また、同じ建築物でも、住宅に関しては構造計算などが緩和されている場合もあり、正確な計算による確認がされていない場合もあります。いずれにしても、後悔の無い選び方をしたいものですね。

全棟構造計算を行う鉄筋コンクリート住宅が安心です。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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