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台風の東京です。

そんな今日は朝から文京区本駒込計画検討、資料作成、高田馬場のOBオーナー様とお電話、葛飾区新小岩計画検討、大工さんと電話、板橋区双葉町計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。

午後からは新宿区大京町計画検討、資料作成、電気屋さんと電話、図面作成、お問い合わせ対応、システムメンテナンスなど。夕方は設備屋さん来社、見積もり作成、ミーティングなど。

暑さが一段落したと思ったら台風です。くれぐれもお気を付けてお過ごしください。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第373回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

「坪単価100万円の家をつくる業者より、坪単価50万円の家をつくる業者の方が利益を上げている場合もある」・・・なんだか嘘っぽく聞こえますね。

しかし、実際はそんなこともあるんです。

なぜなら、家の形や間取り、建材や設備などによって、費用は大きく変わるからです。

ですから、打ち合わせの際には、家の形や間取りなどのわかりやすい部分だけではなく、どんな品質の材料を使い、どんな性能に仕上げるのか、きちんと確認しましょう。

ところで、一戸建ての建築費用は、一般的に
・本体工事費・・・建物を完成させるための工事費
・別途工事費・・・上下水道工事の引き込み工事など、人が実際に暮らせるようにするための工事費
・オプション工事費・・・設備機器や仕上げのグレードアップ、追加変更工事費用
・設計費・・・構造計算や確認申請など、各種手続きや必要な図面や書類の作成費
・諸費用・・・登記申請など、各種手続きや保険、税金に関わる費用など
にわけられます。

この建築費用が高いか安いかを判断するために消費者が用いるのが『坪単価』です。

坪単価とは、一般的に『建設費用』を『床面積』で割った数値のことです。

しかし、この『建設費用』にどこまでを含めるかについては、業者や人によって定義はまちまちなんですね。

また、『床面積』にも注意が必要です。

床面積には、下記の2つがあります。
・法定延べ床面積・・・玄関ポーチやベランダなどを含まない
・施工床面積・・・玄関ポーチやベランダなどを含む

このどちらを使うかによって、結果も違ってきます。もちろん『法定延べ床面積』よりも広い『施工床面積』で算出した方が、坪単価は安くなります。

なんとも曖昧でアバウトな基準ということがおわかり頂けるかと思います。

もしかすると奥様がお気に入りのキッチンを選んだら、300万円になってしまったという場合もあるでしょう。この場合、30坪の家なら、一気に坪単価が10万円上がることになります。

ですから、坪単価の安さをアピールする業者がいたら、
・なぜ安いのか
・何をもとに坪単価を算出しているのか
といったことは、必ず確かめるようにしましょう。

「坪単価が安いから契約したのに、実際の坪単価は10万円以上高かった・・・」と嘆く声を聞くことがあります。

そうならないためには、坪単価を重視しないことです。

重視すべきは、必要な性能と住める状態に仕上げるまでに必要な費用です。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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