東京で子育て住宅を建てるならRCdesign

薄曇りでも良い天気の東京です。

そんな今日は朝から東村山方面へ、現地調査の後お客様と打ち合わせなど。帰社後は資材会社さんと電話、お問い合わせ対応など。

午後は原稿チェック、徳丸計画の現場にてタイル屋さん、設備屋さん、電気屋さんと打ち合わせなど、帰社後は豊島区南長崎計画検討、図面作成、練馬区田柄計画検討、見積作成など。夕方は世田谷区奥沢計画検討、台東区日本堤計画検討、小菅計画検討、ミーティングなど。

RCモデル2015ここでお知らせです。
弊社設計施工による完成内覧会の開催が決定いたしました!
日程は5月30日(土)と6月6日(土)の二日間です。

今回は高低差のある土地に建つ一戸建ての専用住宅です。いつものように見所満載で、RCdesignの今をご覧頂けます。是非この機会に足を運んで頂けると幸です。

さて、今日は運動会だったというご家庭も多かったのではないでしょうか。暑いくらいの陽気でしたが、絶好の運動会日和でしたね。それでは本日も土曜日恒例の家づくり講座第248回をお届けいたします。お疲れの方もどうぞお付き合いくださいませ。

もし、あなたにお子さんがいるのなら、間取りを考える時、当たり前のように「子供部屋」を設けようと思うことでしょう。

子供に専用の部屋を与えることは、今では『常識』といってもいいくらいですからね。

しかし、私自身はその傾向とまったく逆のことを考えています。極端な意見に感じられるかもしれませんが、「子供部屋はない方がいいんじゃないか」と思っているくらいなんです。

子供にとって、自分だけの部屋は快適な空間です。必然的に、そこでずっと過ごしたくなります。もちろん年齢にもよりますが、そうなると同じ家にいながらも、親と子の距離が離れてしまい、家族間のコミュニケーションが図れなくなってしまうことがあります。

きっと、「子供にとって、できるだけ良い環境を与えたい」というのは、子を持つ親の、ごく自然な思いです。しかし、それが『良すぎる』環境になってしまったらどうでしょうか?

子供は、自分が努力しなくても欲しいものが手に入ると、物事を安易に考えるようになってしまいがちです。

何かを手に入れるためには、自分で努力しなければならない・・・。そのことを子供に理解させたいと願うなら、親が環境を『整えすぎる』のはいかがなものかと思うんです。

環境も子育ての大切な要素です。「子供にとって本当によい環境は何だろうか?」と自分自身に問いかけながら住まいづくりを進めていただけたら、と思います。

それでも、やはり子供部屋が必要だということになったとしましょう。すると、次はどこに作ったらよいかという問題が浮かび上がってきます。

子供部屋の場所について相談を受けたとき、私はこんなことを話しています。

「山には木が生えていますね。北側の斜面に生えている木と、南側の斜面に生えている木とでは、その強さに違いがあるといわれています。さて、どちらが強いとお思いでしょうか?」

一見、太陽の光に恵まれた南側のほうが丈夫に育っているように思えます。しかし、正解は「北側」です。

木は、与えられた自然環境の中で成長しなければならない。何があろうとそこに立っていなければならない。そんな条件を受け入れてこそ、強い木に育つんです。

私は、その論理は人間にも当てはまると思います。なぜなら、人間だって自然の一部だからです。条件が厳しいほうが、芯の強い、生命力のある、根気強い人間に育つとは思いませんか?

ですから私は、子供部屋は北側に作ることをおすすめしているんですが、他にも勉強をするなら北側の方が集中出来ると言われていますし、明るさや温度も安定しているんですよね。

あなたが子供部屋の場所を迷っているなら、参考にしてみてください。 

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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