屋上のある家を建てるならRCdesign

雨のち雷雨の東京です。

そんな今日は朝から書類作成、渋谷区西原計画検討、資材発注、杉並区今川計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。社内システムメンテナンスなど。

午後は原稿作成、目黒区原町計画検討、世田谷区新町計画検討、図面作成、ご近所のお客様宅へ打ち合わせなど。夕方は設備機器メーカーさんと電話、文京区白山計画検討、メンテナンス、西原計画検討、資料作成など。

卒業式のシーズンですね。ただでさえ切ないのにコロナ禍が余計に悲しくさせます。しかし季節は着実に進んでいますし、人類の進化も同様に進んでいます。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第453回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

あなたは、国土交通省が住宅の緑化を奨励していることをご存知ですか?

以前には「緑による建物の魅力アップガイド」を発行したりして、商業ビルや学校などの大きな施設だけでなく、一般住宅に対しても緑化によって生じるメリットを紹介しています。

建物の緑化を勧める理由は、次の7点です。

1.不動産の短絡的・長期的な価値の向上
2.新たな商空間の創出
3.企業や組織の社会的評価の向上
4.労働環境や学習環境の改善
5.施設の差別化・特別化
6.環境と建物保護
7.コミュニケーションのきっかけ

商業施設だけでなく、一般住宅でも屋上果樹園を楽しんでいる人がいます。果樹を植えた理由は、そこをコミュニケーションを生むための場所と考えたからです。

実際、家族や両親との交流が増えただけでなく、周囲の住宅や高層階に住む人との交流も生まれたとか。

屋上の果樹に花が咲いたり実がなる様子は、周囲の人にとっても良い癒しとなるのでしょうね。

その住宅では、屋上緑化のおかげで夏はひんやり、冬は薪ストーブの暖かさでエアコンの使用頻度も低いそうです。

とはいえ、緑化を実現するには費用が必要です。

お金を掛けずにできる範囲で始め、成功も失敗も楽しみながら少しづつ緑化を広げていくなどの工夫も必要でしょう。

何より、維持するには定期的な管理が欠かせません。植物の世話のために、どれくらいの時間を捻出できますか?

植栽とは10年以上の長い付き合いになります。緑化を検討する場合、維持管理や費用が負担にならないよう、楽しめる範囲を見定めながら、慎重に計画を立てたいですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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