東京で家を建てるならRCdesign

晴れの東京です。

そんな今日は朝から港区南麻布計画検討、資料作成、賃貸管理業務、お問い合わせ対応、日野市計画検討、提携会社さんと電話、資材発注など。

午後からは商社さんと電話、原稿作成、提携会社さんと電話、書類作成、データ入力、大田区北千束計画検討、港区南青山計画検討など。夕方は日野市のお客様とお電話、久喜市計画検討、渋谷区計画検討、お問い合わせ対応など。

冬本来の寒さが戻ってきた感じですね。体調管理には十分ご注意頂き、暖かくしてお過ごしください。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第422回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、一戸建ての住宅を検討するとき、大きく分けると4つの工法があります。

今日は基本に戻って、それぞれのメリットとデメリットを簡単に紹介します。

 ●木造軸組み工法
建物の骨組みは、木の柱とはりを組み合わせたものです。古来より伝わる伝統的な工法なので、『在来工法』ともいいます。

メリットは、
・設計の自由度が高い
・ほかの工法より増改築しやすい
・コストが安価である。
・昔からある工法なので、施工できる業者が多い
など。

デメリットは、
・大工の技術力により、仕上がりに差が生じやすい
・地震で接合部が外れると倒壊する危険性がある
・通気性が悪いとシロアリ被害が出やすい
・強度が弱くなるので、柱のない大空間の実現は難しい
・高温多湿の日本にはあまり適さない
などが挙げられます。

●木造2×4(ツーバイフォー)工法
厚さ2インチ×幅4インチの角材でパネルをつくり、そのパネルを床、壁、天井として箱状に組み立てる工法です。

メリットは、
・気密性、断熱性、遮音性、断熱性が優れている
・規格化が進んでいるので、職人の技術力に左右されず、品質のバラつきが少ない
など。

デメリットは、
・他の工法より間取りの変更が難しい
・壁の量と配置バランスが重要なので、大きな窓は設置できない
・在来工法と比べると、施工できる業者が少ない
などがあります。

●プレハブ工法
大半の部材を工場で製造し、現場で組み立てます。多くのハウスメーカーが採用。
主要部材によって木質系、鉄骨系、コンクリート系があります。

メリットは
・職人の技術力による仕上げのバラつきが少ない
・現場での作業が少ないので、工期が比較的短い
・規格化材料や工期の短さなどにより、製造コストが抑えられる
など。

デメリットは
・工法は各業者独自のものなので、施工業者以外に増改築を依頼するのは難しい
・工場生産なので、設計の自由度が低い
・耐火性、耐久性はそれほど高くない
・意外と価格が高い
などです。

●鉄筋コンクリート造(RC造)
コンクリートを使った構造体の中に鉄筋が入っていて、補強されている。
学校、病院、役所などの公共施設はもちろん、橋梁やトンネルなどの土木工事にも使われています。

メリットは
・とにかく強い、地震、水、風、火、に対して絶対的な強度を発揮します
・耐久性に優れる
・設計自由度が高い
・高断熱、高気密の高性能住宅に向いている
・資産価値が高く維持出来る
など。

デメリットは
・施工業者が少なく、技術力に差がある。
・他の構造に比べて価格が高いイメージ。
・固定資産税が高い
などです。

他にも鉄骨造や業者独自の工法など、色々な造り方がありますが、工法によって、住み心地は異なります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、家族の暮らし方に最も適した工法を選びたいですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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