東京でコンクリートの家を建てるならRCdesign

晴れのち曇り夕方は雨の東京です。

そんな今日は朝からお問合せ対応、葛飾区新小岩計画検討、図面作成、不動産会社さんと電話、板橋区双葉町計画検討、解体業者さんと電話、板金屋さんと西台の現場など。

午後に帰社後は、5丁目のお客様宅へ書類お届け、板橋区泉町の現場視察、板橋区赤塚のリフォーム現場視察、お客様と打ち合わせ、帰社後は資料作成、お問合せ対応、大田区北千束計画のお客様ご来社など。夕方は原稿作成、ミーティング、板金屋さんと電話、図面作成など。

3連休の方は中日でゆっくりと過ごされているかもしれませんね。そんな中でも本日は11月最初の土曜日ですので、恒例の家づくり講座第348回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、前回の記事の中で、あなたは『中間検査』や『完了検査』というものを初めて知ったかもしれませんね。

そこで、今日は建築基準法に基づく3つの手続きについてお話しします。

■建築確認
着工前に行われる書面による審査で、全ての建物が対象となります。
その建物の建築計画が法令に適合しているか、厳しくチェックされます。
建築確認の申請をした後は、大きな計画変更ができません。もし計画を大きく変更する場合は、再度申請する必要があります。また、地域や計画によっては各種条例などの事前手続きもあります。

■中間検査
文字通り、工事の途中に行われる検査です。
図面通りに施工されているかチェックします。
合格しないと、次の工程に進むことができません。
建築対象は、都道府県知事や市町村長が指定した建物です。
全ての建物が対象となるわけではありません。
ちなみに、個人の住宅の場合、木造3階以上の建物が対象になる自治体が多いです。

■完了検査
建築確認を受けた建物全てが対象となります。
合格した建物には『検査済証』が交付されます。
不合格の場合、違反建築物と認定され、施工停止命令、建築物の除去、修繕、使用制限などが命令されます。

この命令に違反した者や、構造耐力に関わる基準等の重大な規定違反を犯した設計者には3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられます。

前回お話しした『竣工検査』は、業者とあなたが主役でしたね。傷や汚れ、使い勝手などを隅々まで調べるものでした。

しかし『完了検査』の目的は全く違います。建物が法に基づいて施工されているかを調べるものです。
設備の不具合や壁の傷などは無関係です。

なお、中間検査と完了検査は、施工業者と指定確認検査機関等の担当者で行います。あなたは、参加してもしなくても構いません。

しかし、もしご興味があって時間の都合がつくのなら、参加してはいけないものではありませんので、業者さんに相談してみてはいかがでしょうか。

それでは引き続き良い連休を。

今日もありがとうございます。


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