東京で家を建てるならRCdesign

曇りのち晴れの東京です。

そんな今日は朝から書類作成、リフォーム工事検討、江戸川区東小岩計画検討、データ作成、報道機関さんと電話、中野区本町計画検討など。

午後はご近所の現場視察、資料作成、原稿作成、図面チェック、水道屋さんと電話、原稿チェック、電気屋さん来社打ち合わせ、清掃業者さんと電話など。夕方は文京区小石川計画検討、お問い合わせ対応、ミーティングなど。

少しずつ秋の気配を感じるようになって参りました。引き続き体調管理には十分ご注意くださいませ。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第489回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

最近の住宅はどの構造でも気密性が高いので、意識して換気をしなければなりません。さらにコロナ禍によって換気の重要性は認識して頂けていると思います。

しかし、だからといって窓を開けるだけの換気では全く当てになりませんし、逆に計画的な換気を阻害されてしまいますので、窓はしっかり閉めて、給気口を開けて換気扇を稼動させるようにしてください。

基本はこの24時間換気システムを稼働させることになりますが、ただ稼働させれば良いというものでもありません。

定期的にフィルターを掃除し、きれいな空気を取り込めるようにする必要があります。ただ、これがちょっと面倒なんですよね・・・。^^;

中には天井に取り付けるタイプの場合もあり、その場合は脚立や椅子が必須です。(あるスタッフは、上を向いて作業をするとフラッとするので椅子は論外だとか。手すり付きの脚立を愛用しています。)

その機種は4か所の金具を外せばフタが取れるらしいのですが、手元が見えにくい上にコツが必要なので慣れるまでは大変だそうです。

肩こりなどで腕が上がりにくい人にとっては、とてもつらい作業でしょう。

さて、フタを取り除いた後はフィルターを外す作業。この時、ホコリや虫が落ちてくることがあります。(花粉の時期は、フィルターが黄色になっていることも!)

コンタクトレンズを付けている方やハウスダストアレルギーなどがある方は、ゴーグルやマスクを用意した方が良いかもしれません。

本体の汚れている部分を掃除した後、もし引き渡し時に受け取った予備のフィルターがあればそれを装着し、フタをはめれば作業は終了です。

フィルターは、最初に掃除機で汚れを吸い取ります。次は水洗い。もみ洗いするとフィルターが傷むので、強めのシャワーで汚れを落とすなどして、できるだけ負荷をかけないようにします。

こびりついた虫は、バケツに水を溜めて振り洗い。水がきれいになるまで繰り返します。そして、水分を軽く切った後は外干しでしっかり乾燥させましょう。

2階建て住宅なら、1階と2階の天井や壁に設置してあるので、この作業を数か月おきに行うことになります。

作業内容を文字で書き出してみましたが、実物を見たことがない方には想像しにくいかもしれませんね。きっと、取扱説明書を見てもわかりにくいでしょう。

一番参考になるのは、やはり実際の交換作業を見ること。ならば、何かの点検の時、業者にお願いして、掃除作業を実演してもらいましょう。

もし、体調などの都合で自力での掃除が困難なら、無理をしてはいけません。施工業者や家事代行業者などに任せたほうが安心です。

この作業がイヤで換気システムを止めてしまう人もいるとか。しかし、十分な換気ができないと空気の質が悪くなります。築後数年はシックハウス症候群のリスクが特に高い時期ですし、室内で結露が発生する可能性も高まります。

家族の健康を守るため、常に換気しなければなりません。

そのためにも、24時間換気システムを選ぶ際には、金額や性能だけでなく、メンテナスについても比較してみましょう。

多くのメーカーが様々な製品を提供しています。比べないまま、言われるがままに設置するのは勿体ないですよ。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。
 

人気ブログランキング  ←いつもありがとうございます!