燃えない家を建てるならRCdesign

晴れ時々くもりの東京です。

そんな今日は朝から原稿作成、お問合せ対応、文京区千石計画検討、渋谷区東計画検討、設備屋さんと連絡、町田計画検討、オーナー様と連絡、足立区足立計画検討など。

午後からは新宿区下落合でご検討のお客様とオンラインミーティング、図面作成、所沢市計画検討、その後金融機関へ、帰社後も図面作成、提携会社さんと電話、足立計画検討など。夕方は東計画検討、図面作成、ミーティングなど。

冬が来たようです。くれぐれも体調管理にはご注意くださいませ。それでは土曜日恒例の家づくり講座第520回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

今年も、いよいよ師走が近づいてきましたね。

あなたは、年末年始をどう過ごされますか?^^

さて、長期休暇中は、多くの建築業者が現場工事を休みます。

見込み客を集客するためにイベントを開催することはありますが、基本的に現場工事はお休みです。

ということは?

そう、現場関係者の目を気にせず、外からじっくり観察する絶好の機会なんです。

私が最も気になるのは連休中の「火災対策」です。

空気が乾燥している日や風の強い日は、被害が大きくなりやすいですよね。

そんな時期に何日も留守にするわけですから、失火や放火などの対策は、していない方がおかしいと思うんです。

東京消防庁防火管理課によると、新築現場の出火原因のトップ3は
1位:溶接・溶断作業関係
2位:放火・放火の疑い
3位:たばこ
となっています。

そういえば、何年か前の東京で新築中の住宅ばかりを狙う連続放火事件がありましたよね。

窓などを割って侵入し、内部に灯油などをまいて放火。「むしゃくしゃしていたから」という犯行動機に怒りを覚えた方も多いのではないでしょうか。

そしてたばこ。
作業者の不始末はもちろんですが、外部からのポイ捨ても心配です。

となると、
・木材の切れ端など、燃えやすいものを放置していないか
・部外者が敷地内に侵入できないよう、フェンスや施錠等の対策をしているか
といったことは、チェック項目として欠かせません。

また、最近は現場用の灰皿を見かけなくなりましたが、もしあるなら、中の様子も気になります。(敷地内は立ち入り禁止なので確認はできませんが^^;)

そして、「火災対策」と同じくらい気になるのが「雨対策」です。

もし業者に「中までしっかり乾燥されている木材なので、雨で表面が濡れるくらいなら何の問題もありませんよ」と言われたら、あなたは納得できますか?

雨は木材の表面を濡らすだけではありません。コンクリートの基礎部分に溜まった雨水が原因で、築後間もない住宅の床が腐った事例もあります。

木材にシミができたり、防腐剤や防蟻材の性能に影響を及ぼすこともあります。

結局、新築中の木造住宅が濡れると良いことなんて一つもないんです。

完全に濡れないようにするのは難しいかもしれません。でも、雨ざらしにしても心が痛まない業者より遥かに誠意を感じます。

さて、そんな安全対策のほかに、あなたが気になるのはどんなことでしょう。

ちなみに私は「作業者用のトイレの位置」も気になります。

ウォーキングをする時、トイレが道路側にあると、道路の反対側を歩いたり息を止めたりして通り過ぎます。じつは以前、恐ろしく強い悪臭に遭遇して、それ以来トラウマなんです…。^^;

それぞれの新築現場で行われていることは、あなたの新築現場でも再現されます。

連休ならではの現場の様子をじっくり観察し、業者選びの参考にしてみませんか?

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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