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くもり空の東京です。

そんな今日は朝から資料作成、北区田端方面でご検討のお客様とオンラインミーティング、ありがとうございます。所沢市東狭山ヶ丘計画検討、賃貸管理業務、お問合せ対応、港区高輪計画検討など。

午後からは中野区本町計画検討、原稿作成、タイヤ交換、賃貸管理業務、東小岩計画検討など。夕方は所沢市中新井計画検討、お問合せ対応、各種段取り、ミーティングなど。

春の色が濃くなってきたように思いますが、ヒノキの花粉もまた多くなっているようです。皆様ご自愛くださいませ。それでは土曜日恒例の家づくり講座第505回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、住宅ローンは日本でもかつて高金利だった時代があったのが嘘のように、低金利時代が続いていますね。

むしろ低金利の方が慣れた感じもしますので、いつ上がるのかという恐怖心を感じてしまうのかもしれません。

金利には

1.いかに余分な利息を払わないようにするか?
  =「利息の過払いリスク」

2.長期にわたる支払いの中で、返済が滞らないようにするには
  どうすればいいか?
  =金利変動による「返済不安リスク」

という二つのリスクがあります。

「過払いリスク」を減らしたい人は、金利の低さにこだわります。当然、固定金利よりお得感のある変動金利に関心を持ちます。

また、今後金利が上昇すると考える人は、変動金利より多少割高になっても、「返済額が変わらないから安心して返済できる」と固定金利を好ましく思います。

さて、あなたはどちらのタイプでしょう。

ところで、これだけ低金利時代が続くと、後は上昇するだけだと思いがちです。

しかし、今の金利が全くのゼロでない以上、さらに低金利になる可能性はあり得ます。

となると、金利の安さが決め手となって変動金利を選んだ人でも「利息の過払いリスク」の可能性はあるんです。

その対策の一つとして、変動金利を選ぶ際、「過払いリスク」と「返済不安リスク」のバランスを考え、リスクに対応できる範囲内の金額だけ借りるという方法があります。

そして、返済期間中は定期的に金利の動向をチェックするだけでなく、万が一の際は早めに借り換えできるよう、次の候補を決めておくんです。

そうすれば、変動金利特有の不安感を緩和できるのではないでしょうか。

住宅ローンを契約する際は、たくさんの用紙に記入します。

契約に向けて、仕事を休んで金融機関に通うこともあります。

そんな面倒な作業を終え、実際に返済が始まると、それまで住宅ローンを熱心に比較していた人でも、熱が冷めたのか燃え尽きたのか、残高を減らすことにしか関心を持たなくなることがあります。

しかし、「売る側」が勧める住宅ローンは、あなたにとってより良いものを厳選したわけではありません。

「売る側」があなたに売りたいものを提案しているだけです。

勧められるままに契約するのではなく、それぞれのリスクを考慮し、あなた自身の判断で納得できるものを選んでくださいね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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