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雨のち曇りの東京です。

そんな今日は朝から徳丸計画検討、板橋区板橋3丁目計画のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。練馬区東大泉6丁目計画検討、資料作成など。

午後は東村山計画検討、信用金庫さんへ、お問い合わせ対応、徳丸6丁目計画のお客様とお電話、ありがとうございます。練馬区田柄計画のお客様とお電話、小菅計画検討など。夕方は電気屋さんと電話、西東京市でご検討のお客様とお電話、ありがとうございます。ミーティング、原稿チェックなど。

今週は暑い日が続きましたが、今日になってちょっと一休みといった感じですね。それでは本日も土曜日恒例の家づくり講座第247回をお届けいたします。どうぞお付き合いくださいませ。

さて、日本では戦後、アメリカ式の「プライバシー重視」という考え方が、いろんな場面で盛んに言われるようになりました。

その影響を受け、住まいにも変化が現れ始め、今では家族が個々に部屋を持つのが当たり前の時代になってきました。

子供部屋、書斎、家事室など、いろんな呼び方がありますが、全て個人のための空間です。その結果、もたらされてしまったもの・・・。

それは、家族間のコミュニケーションの減少です。

「バリアフリー」という言葉がありますね。一般的にその言葉が意図しているのは、段差とか仕切りとか、いわゆる物理的なものについてです。ですが、今回は精神的なバリアについて触れたいと思います。

家の中に壁があると、そこでコミニュケーションは遮断されてしまいます。つまり、物理的に壁であるだけでなく、それは心の壁にもなってしまうわけです。

せっかく家族と一緒に暮らせるのですから、コミュニケーションをとりながら、楽しく生活したいですよね。

そのためには、壁があるよりは無いほうがいい。そうしたら、そこには自然と会話が生まれるはずです。

しかし、そこで忘れてはならないのが、プライバシーの問題です。

家族それぞれのプライバシーを尊重しつつ、お互い、気軽にコミュニケーションを図れるような精神的バリアフリーの空間を設計すること。

間取りを考える場合には、プライバシーとコミュニケーション両者の観点からの考慮が必要です。

プライバシーを尊重しすぎれば寂しい空間になり、コミュニケーションを重視しすぎれば気ぜわしい空間になり・・・。

それぞれの家族によっても答えは違いますから、「間取り」はなかなか難しい問題ですね。経験豊富なプロの知恵とアイデアが、一級建築士事務所にはいっぱい詰まっていますので、是非お気軽にご相談ください。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。

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