良い間取りの家を建てるならRCdesign

くもり時々晴れの東京です。

そんな今日は朝から目黒区駒場計画検討、資料作成、港区南青山計画検討、電気屋さんと電話、世田谷区羽根木計画のお客様とお電話、ありがとうございます。お問い合わせ対応など。

午後は大田区のお客様にご来社頂き打ち合わせなど、ありがとうございます。図面作成、ミーティング、渋谷区西原計画検討など。夕方はリフォーム工事計画検討、資料作成、ミーティングなど。

なんと2か月もの間週末は雨が続いていたそうです。晴れ間を有効に使いたいですね。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第441回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

さて、住まいづくりをご検討されている方では、間取りを決める時に「ベッドと勉強机を置いても余裕がある子供部屋が欲しい」「大きなコタツを家族で囲める広い和室にしたい」「寝室は、ダブルベッドを置けるくらいの広さが欠かせない」「収納スペースを十分に確保して、スッキリした部屋にしたい」など、空間の用途や広さについて、家族から様々な要望を聞いていることでしょう。

それを、限られた予算の中ですべて実現するのは大変ですよね。

「そもそも、住居としてのバランスに問題はないのか…」そんな疑問が出てくることもあります。

そんな時、参考になる数値として利用されているのが、建築家の吉田桂二氏が考案した「間取り係数」です。

計算式は以下の通りです。

『基本の部屋の面積(坪)×間取り係数=延べ床面積(坪)』

『基本の部屋』とは、リビング、ダイニング、寝室、子供部屋、趣味の部屋などのことです。

これに対して、玄関、キッチン、洗面所、浴室、トイレ、収納などを『ゆとりのスペース』と分類します。

間取り係数には、1.5〜2.0のいずれかの数値を当てはめてみましょう。

1.5に近い数値の場合、収納スペースや玄関、キッチンなどが狭くなり、空間にゆとりが少ない窮屈な家になります。(1.5未満では家として成立しないと考えられています。)

数値が大きいほど、ゆとりのある空間を確保できます。

敷地の広さや高さ制限などの法規制、予算などから、実現可能な延べ床面積は、ある程度制限されます。

その中で、ゆとりのある空間を確保したいなら、基本の部屋の面積を減らさなければなりません。

基本の部屋の面積を確保し、さらに収納スペースも広めにしたいなら、キッチンや浴室、玄関などを必要最低限の広さにするなどして調節します。

逆に、子供部屋を共有にし、その分をゆとりのスペースに充てれば、少ない延べ床面積でもゆとりを感じる家づくりができます。

さて、あなたの家族にとって、最適な間取り係数はどれくらいになるでしょう。

基本の空間とゆとりのスペースのバランスを考えながら最適な数値を導き出したいですね。

間取りプランのご相談は、RCdesignまでお気軽にお問い合わせください。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキング ←ご声援をお願いします。