高齢者にも安全な家を建てるならRCdesign

晴れて寒さ緩んだ東京です。

そんな今日は朝から目黒区原町計画と大田区田園調布計画の現場でコンクリート打設がありました。電気屋さんと電話、渋谷区西原計画検討、徳丸のお客様宅訪問、帰社後は江戸川区東小岩計画検討、見積作成、目黒区原町計画検討、文京区本郷のお客様とお電話など。

午後は見積作成、文京区白山計画検討、電気屋さんと電話、目黒区中根計画検討など。夕方は水道屋さんと電話、西原のオーナー様とお電話、資料作成、お問い合わせ対応、ミーティングなど。

本日も弊社スタッフ及び協力会社各社皆さんに助けて頂き感謝申し上げます。年度末に向けてより一層力を合わせて参りたいと思います。それでは今週も土曜日恒例の家づくり講座第479回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

前回、家具等の転倒事故についてお話ししました。6歳以下の子どもの事故が全体の約8割を占めていましたね。

ところで、家の中での事故が多いのは子どもだけではありません。65歳以上の高齢者の事故も多く見られます。

消費者庁によると、高齢者の事故が起きやすい理由として
・加齢や疾病により、身体的な機能が低下するから
・身体機能の低下を正確に自覚していないから
・周囲の手を借りたくない、心配させたくないなどの理由で無理をするから
・設備や製品が高齢者の暮らし方に合っていないから
・インターネットを利用していない場合、必要な情報が入手しづらいから
などが考えられるそうです。

ここで、事故の事例を紹介します。

●事例1
夜中に自宅の階段を上がる途中、足がもつれて1mほど落下した。(71歳)

 ●事例2
トースターのコードに引っ掛かり転倒して、キッチンで額を打った。(80歳)

 ●事例3
自宅内のトイレに行く際、廊下の段差で転倒した。(84歳)

 ●事例4
風呂場で足が滑って転倒し、湯船に両腕を突っ込んでやけどした。(90歳)

 ●事例5
ガスコンロの火がカーディガンの袖に燃え移り、背中をやけどした。(77歳)

高齢になると、年齢と共に骨の構造が弱くなるため転倒や転落によって骨折などの大けがを負うリスクが増えます。

事故のリスクを減らすために、
・階段や廊下などに照明器具を設置する
・熱くなりすぎないよう、お風呂のお湯を自動設定できるタイプにする
・普段の行動を観察し、必要な場所に手すりやバリアフリーなどの対策をする
・断熱性能と気密性能を高めて温度差のない家にする
といった方法を検討しましょう。

なお、高齢者の事故が起きやすいのは室内だけではありません。庭木の剪定や雪下ろしの際に高所から転落するなど、屋外作業での事故も発生しています。

定期的に住まいの危険性を見直し、安心して暮らせる空間づくりを心掛けたいですね。

それでは良い週末を。

今日もありがとうございます。


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