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梅雨の合間の晴れの東京です。
そんな今日は朝から徳丸6丁目計画の現場にて溶接屋さんと打ち合わせ、その後近所のリフォーム工事現場で塗装屋さん、タイル屋さんと打ち合わせ、帰社後はさいたま市浦和計画検討、見積作成、田柄計画検討など。
午後は板橋区板橋3丁目計画検討、台東区日本堤計画検討、資料作成、練馬区田柄計画のご家族様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。夕方は原稿作成、徳丸6丁目計画のお客様とお電話など。
今日はいい天気で良かったですね。溜まっていた洗濯物も片付いたのではないでしょうか。それでは土曜日恒例の家づくり講座第252回をお届けいたします。引き続きどうぞお付き合いくださいませ。
先週のブログでは、少々ショックを与えてしまったかもしれません。大丈夫でしたか?
今回は、親との同居を意識した家づくりをするための注意点をいくつか紹介します。
あなたが親と同居しなくても、その家に子ども夫婦を呼び寄せて同居する場合にも役立つと思いますよ。
では早速、高齢者の部屋をつくる時の一番大切なポイントについてお話します。
それは、『家族とのコミュニケーションの取りやすさ』です。足腰が思うように動かなくなると、当然ながら動くのが苦痛です。
・ドアを開ければリビングやダイニングなど、団らんの場がある
・窓を開ければ簡単に庭に出て、大好きなガーデニングができる
・ガーデニングの時、ご近所さんと気軽に話せる
といったように、周囲とのコミュニケーションを取りやすい方法を考えましょう。
ここで、私からのお願いがあります。「子どもが小さくて、騒いで迷惑をかけるといけないから」と、高齢者の部屋を団らんの場から遠ざけないでください。足腰が不自由になった高齢者は、どうしても自室に閉じこもりがちです。
すると、お互いの気配を感じにくくなり、お互いにコミュニケーションを遠慮してしまうようになります。こんな部屋をつくってしまうと、高齢者の痴呆が進行しやすいといわれています。
また「お年寄りには日差しを感じられるところがいいだろう」と、東向きや南向きの部屋を用意するなら、断熱対策も万全にしてあげてください。高齢になると、暑さや寒さを感じにくくなります。
それに、節約意識が高い人の場合、扇風機やエアコンをとことんまで我慢して熱中症になることがあります。
せっかく同居するなら。家族とのコミュニケーションをとりやすく、気温や季節の変化から体を守れる部屋を用意してあげましょう。
心身ともに健康に過ごせる高齢者なら、あなたに負担をかけることも少ないでしょう。それどころか、孫の面倒を喜んでみてくれるかもしれません。
子世帯にとって、親との同居の一番のメリットは子どもの面倒を見てもらえること。自分たちが介護で苦労しないためにも、親には、できるだけ心身ともに健康でいてほしいですよね。
そのためには、ただ静かな部屋を用意するだけではいけません。お互いのプラーバシーを程よく保ちながら、程よくコミュニケーションをとれる方法を考えてみましょう。
人との接触が少ないと、不安やストレスは溜まりやすくなりがちです。あなたの新居の場合はどんな方法が最適か、あれこれ考えてみませんか?
もし間取りプランでプロの提案が必要な時は、どうぞお気軽に弊社までお声がけをください。
それでは良い週末を。
今日もありがとうございます。

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