長寿な家を建てるならRCdesign

くもり空の東京は夕方から一時雨です。

そんな今日は朝から資料作成、渋谷区西原のオーナー様とお電話、新宿区下落合のお客様とお電話、江戸川区東小岩計画のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。来客面談、さいたま市のお客様とお電話、文京区本郷計画検討、お問合せ対応、ミーティングなど。

午後は東洋大学大学院の皆様と会談、杉並区高円寺計画検討、お問合せ対応など。夕方は中野区本町計画検討、練馬の不動産会社さんと電話、世田谷区代沢のOBオーナー様とお電話、港区高輪計画検討、ミーティングなど。

朝晩は少々寒く感じました。

ではこちら。

みそ汁は「若返りスープ」だった 「凍み豆腐」「卵かけご飯」…幸せな老後のための伝統長寿食

平均寿命はたしかに延びている、しかしそこには落とし穴が……。人生100年時代を迎え長寿はより身近なものとなりつつあるが、「70代」と「80代」の間にはある“壁”が存在している。

それを乗り越え、幸せな老後を送るための日本の伝統食を専門家が伝授する。
2022年8月30日 10時57分 デイリー新潮

なるほど。

もうずいぶん前から日本食の良さは言われているとおりだと思いますが、ここでは改めて幸せな老後を送るための日本の伝統食が語られていました。

日本人では、多くの人が知っているはずなんですけど、その知識と実際に食べるものの違いは年々隔たりが大きくなっているのではないでしょうか。

健康に良いということは十分理解しているものの、ただ実際に取り入れているかといえば、そうではなく他国の料理や習慣を好んでいる方は多いと思います。

記事で書かれていたのは、なぜご長寿姉妹として知られた「きんさん、ぎんさん」は、ともに100歳を超えて、なお明るく元気でいられたのでしょうかということでした。

ご同輩の皆さんならもちろん「きんさん、ぎんさん」は記憶に残っていることと思いますが、人生100年時代といわれている今こそ、私たち日本人はこのことの意味に目を向けるべきではないかと私は考えます。きんさん、ぎんさんに共通していたこと、そのひとつは、私たちが古くから親しんできたある伝統食だそうです。

さらに記事では、医療の力だけに頼らず、「平均寿命≒健康寿命」を実現するためにはどうすればいいのかとの問いに、「食の力」を再認識する必要があるのではないかと考えます。食は人なり。やはり人間を作るのは食です。そして、ファストフードなど欧米の食文化が定着し、寿命と健康寿命の差が開いている現代こそ、日本の伝統食の魅力と素晴らしさを見つめ直す好機だと思うのです。と書かれていました。

例えば、古くから日本の食卓を支えてきた「膳」への回帰です。一汁三菜(主菜、副菜、副々菜)とご飯、漬物を配置する和食の伝統である膳は、食のバランスを全て網羅するかのように、実に機能的です。「膳=全」。そういえるほど、日本の伝統食は理に適っているのですと。

また、記事の中で感銘を受けたのが、ご飯を中心に一汁三菜と漬物という膳のスタイルは、極めて栄養に富んでいるわけですが、組み合わせもまた素晴らしい。それは米と大豆がセットになっている点です。

そこに書かれていたのは、米にはタンパク質が約7%含まれている分、細胞組織の成長を促してくれるリジンというアミノ酸は少ない。一方、大豆にはそのリジンが多く含まれている。大豆には米に足りないタンパク質が多く、歴史的に見て、肉を食べなくても長生きできた。つまり、米と大豆が美しいまでに補完し合っているのですという記載の部分。

これはまさにRC(鉄筋コンクリート)造と同様の考え方ではありませんか!

すでに皆さんご存知のことと思いますが、コンクリートは圧縮(潰す力)には強いのですが、引張りの力には弱いという性質があります。一方で鉄はその反対に圧縮には弱く、引張りに強いという真逆な性質の材料なんですね。

さらに、鉄筋は火に弱く,さびやすいという欠点がありますが,アルカリ性のコンクリートで鉄筋を覆うことにより,鉄筋を火から守り,さびの発生を防いでいるのです。

そんな互いに協力して外力に抵抗する仕組みとなっている構造なんですが、上に書かれていた米と大豆の関係と非常に良く似ていて、それが日本的なお互い様で弱点を補うという発想に近いと思いました。

ただ、80代の親を見ていて思ったのは、これまでおおよそ質素な日本食を続けてきたはずなのに、今は塩分制限のされた食事とカリウムの多い果物やお茶の接種も制限されているということの意味はいったい。

むしろ多少の寿命を縮めてでも、好きな食べ物を好きなだけ食べるほうが幸せなのではないか、とも考えて見たりしました。

健康長寿を目指すなら、住まいはRC住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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