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晴れ時々曇りのち雨の東京です。

そんな今日は朝から社内ミーティング、タイル屋さん来社打ち合わせ、その後金融機関と法務局へ書類受け取りに、帰社後は土地家屋調査士さん来社打ち合わせ、世田谷区砧計画検討、徳丸6丁目計画検討など。

午後はミーティング、ご近所のリフォーム工事検討、電気屋さんと電話、板橋区役所前計画検討、図面作成、西台のお客様来社打ち合わせ、出版社さんと電話など。夕方は練馬区田柄計画検討、サッシ屋さんと電話、資料作成、中野区野方計画検討、ミーティングなど。

いよいよ飛散もピークを迎えているようですね。頑張りましょう。

ではこちら。

断熱フィルムは効果なし?冷暖房効率を上げるには

断熱性を高めて冷暖房効率を上げるのは難しい
「今ある家に付ければ冷暖房効率アップ」。こんな商品が、インターネットでもホームセンターでも数多く販売されています。該当商品を大きく分けると、「遮光で冷房効率アップ」を狙ったものと「断熱で冷暖房効率アップ」を狙ったものに分けられます。

真夏の直射日光が入る家の場合、遮光して冷房効率を上げるという方法には一定の効果がありそうです。しかし、「家の断熱性を高めて冷暖房効率を上げる」というのは、後付け商品ではなかなか難しいと思われます。
2015年3月16日 11時0分 JIJICO

なるほど。

これはなかなか良い記事ですので、ご紹介しておきましょう。

一般的に、熱の伝わり方や空気の特性などは、よほど専門家でなければ、理解されている方は少ないでしょうし、それゆえに勘違いの多いところではないでしょうか。

ここにきて日中はだいぶ寒さも緩んできましたが、朝晩はまだまだ寒い日も多いですね、この冬の寒さを乗り切るためには、何らかの室内暖房が必要になります。

何の暖房もせずに家の室温が上がるということは基本的にありません。もちろん日射があれば別ですが。

折角エネルギーを使って暖めた室温を、なるべく損失することなく過ごせれば、省エネにつながるわけですが、そのために必要なのが断熱ということになります。

断熱は室内の温度を外に漏らさない、または外の温度を室内に入れないということですが、空気を伝わって出入りするものと、壁や屋根などの部材を通して伝わるものがあります。

最近の家であれば、最低限の断熱をしているはずですが、その部分に比べても、断然性能の低い部分が窓ガラスなんです。一般的な板ガラスでは、ほぼ外と中の温度が一緒と思っても良いくらい、すぐに熱を通してしまいます。

そこで、よく言われるのが、厚めのカーテンに交換するとか、窓に断熱フィルムを貼るとか、比較的簡易的な対策です。これらは全く効果が無いとは言えないまでも、家全体の性能からすれば、非常に限定的な効果と言わざるを得ません。

ちなみに、遮熱という言葉と断熱ではちょっと意味が違うんです。正確にお伝えするのも難しいのですが、簡単に言うと、遮熱は太陽の熱線を遮るということで、夏の強い太陽が、日射の当たる部分の温度を上げてしまうことを押さえることが目的になります。

ですので、夏の暑さを緩和するには、遮熱が必要ですし、冬に室内の暖かい空気を逃がさないためには断熱が必要ということです。

いずれにしても後付けの対策では、家全体の冷暖房効率を改善することは非常に難しいと言えます。

記事もありましたが、冷暖房効率の高い家を目指すのであれば、家を建てるとき、つまり最初の設計段階から計画しておかなければいけません。住宅の冷暖房効率を左右する要素は、大きく3つ「断熱性」と「気密性」、そして「空調範囲」です。これらについて、考えておくことで「冷暖房効率が高い、快適な家」ができます。

基本的には、壁に高性能な断熱材を十分に使うことが断熱性能を上げるための基本になります。一方で気をつけなければいけないのが、窓の面積なんです。先ほども書いたように、一般的なガラスの場合、窓の断熱性能は壁の5分の1〜7分の1程度しかありません。

ですので、サンルームのような、大きな窓が沢山ある家では、いくら壁に高性能な断熱材を使っても、冷暖房効率は全く期待できないのです。

さらに気密性についてですが、これは建物の構造が大きく影響します。というのは、壁と床、天井を一体で隙間なく作る鉄筋コンクリート構造が有利で、それ以外はどうしても不利になります。

良い例では、エアコンのカタログにある対象となる広さの目安で、鉄筋コンクリートと木造で違っている(木造の方が対象面積が狭い)のは、そのためです。マンション並みの気密性を求めるのであれば、戸建ての家でも鉄筋コンクリート造りにした方が賢明ですね。

最後に、住まいづくりをご検討の方にも人気の高い「吹き抜け」や「リビングにある階段」などは本当に注意が必要なんです。

冬は暖かい空気が上に上がっていきます。エアコンで暖められた空気は上層に上がっていきます。結果として、いくらエアコンを入れても人がいる床が暖まってこないという、快適性の低いリビングになってしまいます。
 
安全で快適な住まいを建てるなら、是非RC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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