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台風上陸中の日本です。

そんな今日は朝から板橋区板橋2丁目計画検討、電力会社さんと電話、書類作成、来客面談、徳丸6丁目計画検討、信用金庫さんと電話、提携会社さんと電話、見積作成など。

午後も見積作成、信用金庫さん来社、原稿チェック、お問い合わせ対応、板橋区板橋3丁目計画検討、資料作成、業者さんと電話、世田谷区奥沢計画など。夕方は吉祥寺計画検討、見積チェック、練馬区田柄計画検討、設備屋さん来社、各種段取りなど。

午後には雨も止んでだんだんと雲が少なくなりましたが、徐々に蒸し暑くなってきました。台風による被害はございませんでしたでしょうか?点検と補修はお早めに。

ではこちら。

新国立「白紙に戻す」…首相、デザイン変更明言

安倍首相は17日、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設計画について、「白紙に戻す。ゼロベースで計画を見直す決断をした」と述べ、デザインを変更する方針を明言した。

 変更理由については、「五輪は国民皆さんの祭典だ。主役は国民一人ひとり、そしてアスリートで、皆さんに祝福される大会でなければならない」と語った。

 首相は、19年9月に開幕するラグビーのワールドカップ(W杯)には新競技場の整備が間に合わないことも明らかにした。首相官邸で記者団に語った。
2015年7月17日 15時55分 読売新聞

20150624k0000e040226000p_size8なるほど。

ここまで来てようやくといった感じですが、それでも白紙に戻すという決断をしたこと自体は、素晴らしいと思います。

まさかとは思いましたが、優秀な大人が集まっていて、誰も止めることができないとなれば、いよいよ日本も危ないと思われても仕方がないですね。

とにかくこのまま進んでしまったら、大きな負の遺産を残すことになってしまったと思いますし、ましてや子どもや孫の世代まで借金が残るようなものを作ってはいけませんね。

今回のプロジェクトは、もちろん2020年の東京オリンピックを開催することが第一の目的だったと思いますが、いつの間にかその目的が忘れられたように感じていた方も多いのではないでしょうか。

ここ数日だけでもいろんな情報が流されていますが、国民の知らない大人の事情があったり、既得権益や利権といったもの、責任者不在のままで時間だけが過ぎていく状況と、国民や都民の一人としても、非常に不安になる話になっていました。

昨日には私も尊敬する安藤忠雄先生が記者会見を開いていました。世論からもデザイン選考の委員会で委員長を務めていたということから、その責任を追求されるような形になっています。

その会見でちょっと残念だったのは、『ゼネコンも思い切って、金が儲からんでも「日本の国のためだ」と言ってもらわないと。』というような発言があったこと。

建築家と言うからには、デザインの段階でも、設計を進める段階でも、ある程度のコスト感を持ちながらことを進めなくてはいけません。

もちろん多少の誤差があって当然ですし、ましてや初めての規模や構造だったりすれば、その振れ幅が大きくなることもあるでしょう。しかし、それが当初の予算の倍になっているにも関わらず、後はよろしく、ではあまりにも無責任と言わざるを得ません。

そもそも、デザインの段階から条件は決まっていたわけです。その立地条件や規模、もちろん予算も含めた条件の中で、より良いデザインを考えるのが、建築家というものではないでしょうか。

まさか他人のお金だからとか、税金だからとか、予算の大切さをまったく忘れていたわけではないでしょうね。

きっと日本の建設会社の皆さんのことですから、最後は男気で何とかすると思いますし、それだけの技術力を持っていますので、しっかりと方向が決まれば、絶対に良い結果にはなると思います。

あとは強いリーダーシップを持つ責任者がいれば、こんな時ほど燃えるという日本人がこの業界にはまだいるはずです。

オリンピックさえ乗り越えられれば良いというものではありません。むしろその後の日本をどのような形にするのか、現実と理想をしっかりと見据えた上で、新しい時代の日本を世界にアピール出来たら良いですね。

住まいに関するご相談は、RCdesignまでお気軽にお問い合わせください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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