東京で地震に強い家を建てるならRCdesign

くもり空の東京です。

そんな今日は朝から資料作成、埼玉県三郷計画検討、蓮根の不動産会社さんと電話、小金井東町計画のお客様とお電話、文京区根津計画検討、図面作成、文京区本郷計画検討、書類作成など。

午後は板橋区大山町計画検討、図面作成、その後千葉県柏市方面へ、お客様とお打ち合わせをさせて頂きました。ありがとうございます。夕方帰社後は港区新橋のお客様とお電話、板橋区大山町計画検討、資料作成、図面作成、ミーティングなど。

梅雨らしい空から一転、予想外に晴れてました。

ではこちら。

新耐震の木造住宅、簡単チェック 国交省が新手法考案

新耐震基準で建てられたのに、十分な耐震性がないケースがあると指摘されている1981〜2000年築の2階建て以下木造住宅について、所有者が天井裏や外壁の様子などを点検するだけで安全性をチェックできる新たな方法を国土交通省が考案した。

熊本地震で倒壊などの被害が相次いだのがきっかけ。国の統計ではこうした住宅は全体の6分の1あると推計される。迅速に調べられる手法で所有者に点検を促す方針だ。

新手法は「新耐震木造住宅検証法」と呼ばれる。外見や天井裏などを見て、主に以下の四つの点をチェックする。(1)建物の形が釣り合いが悪い(2)建材同士をつなぐ箇所が金具で留められていない(3)1階の窓やドアなどが外壁の7割超の長さを占める(4)基礎部分や外壁にひび割れがある。
2017年6月7日 23時39分 朝日新聞デジタル

なるほど。

もしかすると、現在のご自宅が比較的新しいものと思っていたり、これまでの地震でも被害が無かったから、きっと今後も大丈夫なはずだ、と思われている方も多いかもしれません。

しかし、熊本の震災では、比較的新しく新耐震基準が採用されてから建築された建物でも、残念ながら倒壊の被害が発生してしまっていました。

そこで、国としても該当する木造住宅の所有者さんには、自ら簡単に点検出来るという方法を考えたそうです。

記事にもあったように、そのチェック項目は4つ。建物全体のバランスや金物の有無、開口部の大きさと現状のひび割れの有無です。

確かにこれだけのチェックなら、高齢者の方でも出来そうですので、ご心配の方は是非確認してみてはいかがでしょうか。もし、1つでも該当する項目がありましたら、すぐにお知り合いの建築士か弊社までご相談ください。

また、これとは別にネット上で行えるチェック方法が日本建築防災協会のHPにありましたので、こちらも合わせて行ってみてはいかがでしょうか。
日本建築防災協会 ←こちらからどうぞ。

地震大国の日本で暮らす以上は、避けては通れない課題が建物の耐震性能です。しかしながら、これまでの考え方では人命よりも経済性や木材の方が重要視されてきたように思います。

どうせ壊れるなら、コストを掛けても仕方がないとか、なるべく早く安価に建てられる家が良い家という価値観など、本来の家の目的が置き去りにされてきたのではないでしょうか。

もし、これから家を建てる機会に恵まれることがありましたら、どうせ建てるなら、100年の耐久性を目標に、耐震、耐火、省エネを実現した、資産性の高い家を建てて欲しいと思います。

どうせ建てるなら、住まいはRC(鉄筋コンクリート)住宅にしてください。

それでは。

今日もありがとうございます


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