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くもり時々雪の東京です。

そんな今日は朝から徳丸6丁目の工事立ち会い、お客様と打ち合わせなど、帰社後は提携会社さん来社打ち合わせ、原稿作成、文京区小石川でご検討のお客様とお電話、ありがとうございます。お問い合わせ対応など。

午後は信用金庫さんへ、帰社後はさいたま市南区別所計画検討、その後新宿区若松町のお客様宅訪問、打ち合わせなど。夕方に帰社後は文京区大塚3丁目計画検討、図面作成、お問い合わせ対応、ミーティングなど。

大寒らしく、雪のパラつく寒い一日でした。

ではこちら。

「日本のトイレはボタンが多すぎる」 嘆く外国人を「統一デザイン」でヘルプ

温水洗浄機能がついた日本のトイレは、操作ボタンが多い。日本語が読めない外国人旅行者にとっては、「どのボタンがどんな機能なのか分かりづらい」と悩みの種だ。

2016年の訪日外国人客数(推計値)は2403万9000人と過去最高を更新した。2020年には東京五輪が控えている。そこで、これまでボタンの図柄(ピクトグラム)は便器メーカー各社が独自にデザインしていたのを、今後は業界が協力して8種類を統一させていくという。
2017年1月20日 11時30分 J-CASTニュース

なるほど。

これは業界の努力としては良い方向だと思いますが、少々遅かった感じもしてしまいます。

以前のパソコンやガラケーといわれる携帯電話などと同様に、日本では島国独自の進化を遂げるものが少なからず存在していますが、この温水洗浄便座というものもガラパゴス化していたということです。

記事にもあるように、外国人旅行者が増えることが確実視されるようになりましたので、仕方なく重い腰を上げたように感じますが、今後の市場を踏まえると今のうちに対策をしておくことが良い機会になったかもしれません。

今回は便器主要メーカー9社が加盟する業界団体・日本レストルーム工業会という団体で策定されたもので、温水洗浄便座の主要8機能のボタンデザイン「標準ピクトグラム」を策定しています。

これをメーカーの垣根を超えて加盟企業共通で用いるとのことです。たとえば「おしり洗浄」はおしりの曲線と、水流を表すドットからなるデザインになっています。「便器洗浄(小)」は2本の曲線、また「便器洗浄(大)」は3本の曲線でそれぞれ渦巻柄が描かれています。その他には「便ふた開閉」「便座開閉」「ビデ洗浄」「乾燥」「止」がありますので、下記の図をご覧ください。

01_s記事によれば、これまではメーカーごとに独自にデザインが採用されていて、訪日外国人がホテルや観光施設で利用する際に「操作ボタンが分かりづらい」という指摘があがっていたそうです。

また、便器洗浄レバーを探して、あるべきところにないのでそのまま出て来ざるをえない外国人も公衆の場のトイレで結構多いという話もありました。

そこで今回の標準ピクトグラム策定にあたっては、現在使用されているデザインからどれが分かりやすいかを日本人と外国人にアンケート調査し、支持されたものをベースに、日本レストルーム工業会が各メーカーのデザイン担当者と協議したということで、これを2017年度以降の新製品から順次採用していくそうです。

やっぱり日本ではこういうところが少々不得手なのかもしれませんね。皆さんご存じのスマホiPhoneなどは、基本的に取扱説明書を読まなくても感覚で使えるように設計されていますし、弊社でも取り扱い実績のあるドイツの衛生陶器メーカーDuravit(デュラビット)社の温水洗浄便座では、そのリモコンに書かれている図柄は非常にわかりやすいものになっていたと思います。

工業生産品では、日本だけではなくこれから一層海外に販売をしていくことにもなるでしょうから、より感覚的に使えるような、世界標準を意識した物づくりが求められるのかもしれませんね。

一見便利な機能だったり、至れり尽くせりの機能は、当初の驚きを感じさせることは出来ますが、その機能を誰もが簡単に使えるということでなければ、それは製造側の都合ということになってしまうでしょう。

有益で基本的な機能は、誰でも簡単に恩恵を受けることが出来なければいけません。複雑で面倒な操作は極力少なく、人にやさしい製品が選ばれるようになるのでしょうね。

人と環境にやさしく、世界基準の強度と耐久性で考えるなら、住まいはRC住宅がオススメです。

それでは。

今日もありがとうございます。


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