コンクリートの家を建てるならRCdesign

日中は晴れて暖かくなった東京です。

そんな今日は朝から書類作成、その後5丁目のお客様宅へ、打ち合わせと軽作業など、続いて蓮根のお客様宅訪問、部品交換など、帰社後はサッシ屋さんと電話、渋谷区計画検討、資料作成など。

午後からは下目黒計画のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。土地家屋調査士さんと電話、信用金庫さんと電話、電気屋さんと電話、設備屋さんと電話、資料作成、お問い合わせ対応など。夕方は渋谷区計画検討、図面作成、杉並区方南計画のお客様にご来社頂き打ち合わせ、大田区北千束計画検討、ミーティングなど。

近隣のドラッグストアでも、ペーパー類を見かけることが増えてきました。

ではこちら。

耐震対策に! 産業廃棄物からグニャリと曲がるコンクリートを開発

地震大国で需要がありそう!
オーストラリアはメルボルンにあるスウィンバーン工科大学は、強力な圧でも割れずにグニャっと曲がるコンクリート「Bendable cement-free concrete」を開発。研究者が特許を取得しました。

しかも従来のセメントを使わず、産業廃棄物からリサイクルした素材を使用。それだけでなく、製造時のエネルギーや二酸化炭素の排出量をグっと抑えるという、環境にやさしい夢のコンクリートなのです。
2020年3月6日 10時0分 ギズモード・ジャパン

なるほど。

これはちょっと期待したいニュースです。

実は、近代建築史において、デザインや構造などが劇的に進化した要因として挙げられるのが、鉄・セメント・ガラスの3つの素材と言われています。

もちろんこれらの素材は古くから存在していたのですが、研究が進むにつれて安定性や信頼性が向上していったことも大きいと思います。

そんな中でも今日の記事にあったコンクリートは、古くはローマ時代から使われている材料ということは、以外と知られていないんです。もちろん細かな配合や製造方法は今のものとは違いますけど。

コンクリートというのは素材の名前ではありません。砂利と砂にセメントを混ぜて固めたもので、固まる前は生コンと呼ばれています。

この固まるという性質も持つセメントは、石灰石や粘土を主成分に、各材料を粉砕したものをボイラーによる高熱で焼成しますが、この工程でエネルギーを消費し、温室効果ガスが発生してしまうことが、問題とされていることもあります。

しかし、記事によればこの新しいコンクリートは常温で固まるということで、その結果製造工程で使うエネルギーはこれまでのセメントより36%減となり、排出する二酸化炭素は76%も削減できるということ。

その材料となるのは、石炭を燃焼する際に生じる灰のフライアッシュや、火力発電所から出たススといった産業廃棄物を使うだけでなく、そこに短いポリマー繊維を混ぜることで、力がかかっても割れて粉々にならず、曲がるようになったと書かれていました。

開発した博士によれば、セメントの400倍曲がると話しているそうですが、そもそもセメントで固めたコンクリートはほとんど曲がることはありませんので、400倍という桁違いの数字になってしまうんですね。

さらに記事では、人類が消費するものの第2位がコンクリートなのだそうで、ちなみに1位は水ということですが、建築に限らず土木も含めてコンクリートは生活を支えるのに必要不可欠なものに変わりありません。でも消費という言葉にはちょっと違和感を感じます。

一度使用したコンクリートは最低でも50年、メンテナンスを行えば楽に100年は使うことが出来ますので、単純な消費というよりは、耐久資材と呼んで欲しいと思います。

記事にあった曲がるコンクリート、もちろん市販されるようになったら、是非使用したいと思いますし、災害大国日本のためにも早い実用化を期待したいと思います。

日本のために、コンクリート住宅を是非ご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。

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