空気のきれいな家を建てるならRCdesign

くもり空の東京です。

そんな今日は朝からお問合せ対応、金融機関さんと電話、原稿作成、柏市計画検討、信用金庫さん来社打ち合わせ、蓮根計画検討、文京区千石計画検討など。

午後は葛飾区青戸3丁目計画検討、見積作成、東計画検討、図面作成、お問合せ対応、原稿作成、賃貸管理業務、ミーティングなど。夕方は千石計画検討、高輪計画検討、事務組合会合出席など。

帰宅時には雨になってしまいました。

ではこちら。

汚れた空気をちょっと吸っただけで衝動買いが増えるって?

空気洗浄機を使っても集中できないときは、何のせいにすればいいですか?

咳やのどの痛みだけじゃなく、頭の働きまで大気汚染に影響されてしまう。そんなやるせない現実が、イギリスの研究チームによって明らかになりました。

大気汚染によって、私たちが日ごろ何気なくやっていること、たとえばスーパーで買い物するときの集中力や、人の気持ちをくみ取る能力にまで影響が出てしまうみたいですよ。
2025年4月9日 22時0分 ギズモード・ジャパン

なるほど。

そうだったんですね!これにはちょっとビックリしてしまいました。

人間が生きるために必要な空気、日頃は当たり前と思っていて特に意識することもありませんが、聞いたところでは、人間が1日に必要とする空気量は、約15kg(0.5m3/1時間当たり)だそうです。これは、国籍や人種を問わず共通しています。

さらに、1回の呼吸で吸い込む空気の量は、安静時に約500ml(小さいペットボトル1本程度)だそうですので、やはりこれは生きる上でも非常に重要であることに変わりありません。

今日の記事によれば、学術誌Nature Communicationsに掲載されたオープンアクセス(だれでも無料で読めます)の研究結果では、26人の参加者にろうそくの煙で作った「汚染物質だらけの空気」か、「きれいな空気」のどちらかを1時間吸ってもらい、その4時間前と4時間後に認知力テストを行なって、どのような変化があるかを調べました。ということ。

ここで言う汚染物質だらけというのは、ろうそくの煙ということですので、どれほどの物質が含まれるのかわかりませんが、工業地域や幹線道を沿いよりはまだ良いように思います。さらにきれいなと言う方は何が基準になっているのか、こちらも何か清浄機を使った程度かもしれませんね。

そんな実験でもその結果、汚れた空気を吸った人たちは、物事に集中したり、気が散るのを防いだりする力、いわゆる「選択的注意」と、自他の感情をくみ取る「情動認識」と呼ばれる能力が低下したそうです。しかも、鼻呼吸か口呼吸かには関係なく、誰でも影響を受けてしまうとのこと。

確かにこの季節は、花粉症に悩まされている方も多いと思いますが、その原因となっているのも花粉の粒子を呼吸と共に吸い込んでしまっていることですし、まあアレルギー反応とは違うものの、呼吸に伴う空気のきれいさはやはり大事だということですね。

大気汚染のせいで衝動買いが増える?
記事に書かれていたのは、たとえばスーパーで買い物するときに、買い物リストには入っていないのに目に飛び込んできたお菓子やスイーツに気を取られて、ついつい余計なものを買ってしまうなんてことになりやすいかもしれません。心当たりありすぎです。気がついたら買い物かごにポテチが入っているのはダラスの大気汚染のせいだったのか。とも書かれていました。

そしてバーミンガム大学のThomas Faherty氏は、汚染された空気の集中力への影響について、The Guardianに対して次のように述べています。

大気汚染にさらされた参加者は、注意をそらす情報をうまく回避できませんでした。つまり、日常生活では、さまざまなことに気を取られやすくなる可能性があるということです。スーパーでの買い物がそのよい例です。通路を歩いているときに衝動買いが増えるのは、自分のタスク目標に集中できないからかもしれません。

さらに、情動認識(感情を読み取る能力)にも影響が出てしまうといいます。汚染した空気を吸っていると、相手の表情が「怖がっているのか」「喜んでいるのか」といった、感情の違いを見わけるのが難しくなったとのこと。

何とも恐ろしい結果となっていますが、そうなると大気汚染が争いの元になっているということもあるのでしょうか。心穏やかに暮らすにもきれいな空気が大切だということのようです。

記事でも書かれていましたが、研究チームは、空気中の汚染物質に短時間さらされるだけで、「社会的に適切とされる行動に支障をきたす可能性がある」と指摘しています。とありました。

研究チームは、自他の感情の認識がうまくいかないことで、人との関わり方にも影響が出る可能性を指摘しています。都市における大気汚染と犯罪発生率の関連性について、Faherty氏は次のようにコメントしています。

短期的な大気汚染と暴力犯罪の発生との関連を示す研究結果もあります。特にアメリカの都市で顕著です。仮にこれらをつなげて考えると、感情の調整がうまくいかないことが背景にあるかもしれません。

どうして認知力に影響が出るのか、はっきりとしたメカニズムはまだ研究中とのことですが、体内で起こる炎症反応が関係しているのではないかと考えられています。

ただ、選択的注意や情動認識に影響が及んだ一方で、作業記憶には影響がなかったことから、一部の機能は短期的な汚染物質への暴露からの回復力があることを示唆しているそうです。

とは言え、私達都市部に暮らす人間では空気を選ぶということも難しいですね。屋外ではどうしようも無いことかもしれませんが、せめて屋内で過ごす時くらいは、しっかりと高性能な空気清浄機を活用して、きれいな空気を取り込む努力が必要なのかもしれません。

それには、住まいは高気密・高断熱である必要がありますので、RC住宅がオススメですね。

それでは。

今日もありがとうございます。

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