東京で火に強い家を建てるならRCdesign

曇りのち晴れの東京です。

そんな今日は朝から新宿区下落合のOBオーナー様とお電話、社内ミーティング、その後蓮根の歯科医院へ、水道屋さんと打ち合わせ、改修工事立ち会い、帰社後は資料作成、税理士さん来社打ち合わせなど。

午後は畳屋さんと電話、地盤調査会社さんと電話、その後金融機関へ、目白の現場視察、蓮根確認など。帰社後は文京区向丘計画のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。夕方は文京区根津計画検討、見積作成、高田馬場計画検討、豊島区西巣鴨計画検討、ミーティング、東池袋でご検討のお客様とお電話など。ありがとうございます。

昨晩までの雨も上がって晴れ間も見えましたので、多少は洗濯物も片付いたのではないでしょうか。

ではこちら。

一番多いのはたばこの不始末、たき木、ストーブ、それとも…出火原因の内訳などをグラフ化してみる(2016年)(最新)

喫煙者自身以外に副流煙による他人の健康被害にも大きくスポットライトが当てられているたばこのリスクだが、実はそれ以外にもいくつかの無視できないリスクが存在する。

その一つが以前でも触れている通り、就業場の火災で主要な発生元になりうること。そこで今回は就業場に限らず火災全体状況に関して、消防庁が毎年発表している【「火災の状況」(確定値)】(【消防防災博物館の「火災の概要」】にも収録されている)を元に、実情を確認していくことにする。

最初に示すのは年ベースでの最新データにあたる2015年分の出火原因の内訳。最大値を示すのは放火で4033件、ついでたばこの3638件となった。
2016年11月28日 11時53分 Garbagenews.com

なるほど。

この時期から春頃までは、ニュースで見ない日はないほど、火災による被害が報道されますが、これには相変わらず日本には火に弱い住宅が多く存在しているということも要因だと思います。

また、一般的には放火による火災はそう多くは無い、と思われている人が多いのではないかと思いますが、記事にもあるように、実際は年間4千件を超える数字になっていて、他の出火原因よりも断然多く1位になっています。

この放火は年々その件数、全体に対する比率を減らしつつあるものの、今なお最大の件数にあるということで、単純計算でも毎日11件も放火による火災が発生している計算になります。さらに「放火の疑い」まで含めると全体の2割近くになり、約6500件にまで達するということですから非常に怖いことです。

2位はこれまた常連のたばこということで、多分に不始末によるものですが、こちらは3600件ほど。たばこの喫煙率の減少もあり、件数・比率共に減少していますが、これも万年上位にあることに違いありません。さらにこんろ、放火の疑い、たき木、電灯電話等の配線といつもの顔ぶれが続いて、全体の40%を占めている状況です。

記事では出火原因の中に「その他」という項目もありますが、これが3割を維持していることからも分かる通り、出火原因そのものも多様化していることがわかります。

人間の本能として火が見える場合はもちろん注意もするでしょうけど、火の気の無いところからも火災が発生するということを理解する必要があるのではないでしょうか。

モノは一定の温度に達すると自然発火する場合もありますし、電気が原因で出火することも多い、ということを各年代に周知しなければいけないと思います。

以上のような火災の出火原因がありますが、それではどのような場所で火災が多く発生しているのかというと、建物の種類別に見た件数では一般住宅(いわゆる戸建)が最上位になっています。その数およそ7800件/年、次いで共同住宅が3774件と、住宅火災が多分を占めていることが分かります。

ニュースなどに取り上げられるのが工場や飲食店、旅館などで、比較的規模の大きな火災となってしまいますが、件数は住宅に比べて断然少ないんですね。

このような現状にもかかわらず、いまだに日本の住宅は燃えやすい木造が大半を占めています。マンションなどの共同住宅を見ればわかるとおり、たとえ火災が発生したとしても、当然再利用が可能なのは、その構造がRC(鉄筋コンクリート)造で造られているからです。

地震や台風などの自然災害と同様に、火災もすべての財産を一晩で奪う可能性がある、非常に影響力の大きい災害です。可燃物を放置しないことや、火の取り扱いに十分注意するなどは当然の備えとして、燃えない建物を造るということが必要です。

耐火建築物を建てるなら、RCdesignまでお気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


人気ブログランキングへ       ←クリックをどうかひとつ。