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猛暑の東京です。

そんな今日は朝からお問い合わせ対応、その後台東区日本堤計画の現場へ、コンクリート打設がありました。本当に暑い中、各職方の皆さん並びにスタッフに感謝です。帰社後は新宿区北新宿計画検討など。

午後は原稿作成、見積作成、板橋区徳丸計画検討、図面作成など。夕方は電気屋さんと電話、板橋区板橋3丁目計画検討、ミーティングなど。

梅雨明けしたと思ったら連日の猛暑です。すでにバテぎみという方もいらっしゃるかもしれませんね。出来ればエアコンを設置した快適な空間でゆっくりと過ごして頂きたいと思います。では土曜日恒例の家づくり講座第257回をお届けいたします。どうぞお付き合いください。

初めて家づくりをする時は、新居が完成した時点を『ゴール』だと思いがちです。それは、初めて結婚する人や、初めて出産する人と同じ感覚なのかもしれません。

ところが、今までゴールラインだと思っていたのは、実はスタートライン。本当の戦い(?)が、やっと始まるのです。

ところで、新居で暮らすようになると、『家を守る』という仕事が始まります。日々の掃除や片付けもそうですが、家の小さな変化に気付いて小まめにケアしたり、定期的にメンテナンスをすることで、施工業者と一緒に家を守っていく仕事です。

といっても、それまでのトラブルが原因で施工業者と関わりたくない場合や、完成後に業者が倒産してしまった場合など、あなたと一緒に家を守ってくれる人がいなくなります。

それでも、家が新しい間は、それほど危機感を感じないかもしれません。むしろ、「定期点検の時にセールスをされてうっとうしいと思っていたから、業者が来なくなってちょうど良かった」と感じるかもしれません。

しかし、最近の日本では、猛暑、ゲリラ豪雨、竜巻など、家に大きな負担を強いる状況が増えています。こんなとき、あなたと一緒に家を守ろうと思っている業者は、すぐに連絡をしてくれたり、直接家を見に来てチェックしてくれます。今年の竜巻の時も、そんな業者に救われた人々がいました。

でもその一方で、「家が完成してしばらくしたら業者から連絡が来なくなったので、誰に助けを求めていいのか分からない」という人もいました。

特に、住み始めて数十年にもなると、住人は高齢です。当時の施工業者も高齢です。代替わりしている業者なら対応できるでしょうが、後を継ぐ人がいなくて廃業した業者もいるかもしれません。

誰も守ってくれなくなった家を『無管理住宅』といいます。あなたの大切な家を『無管理住宅』にしないためには、信頼できる業者と一緒に家を守り続ける必要があります。

施工業者が嫌なら、別の業者に定期点検を依頼することもできます。そんな定期点検を通して、「あと○年経つと、○○の補修が必要になる時期が来ます。費用の目安はこれくらいですよ」「こんな補助金制度がありますよ」といったお役立ち情報も聞けることでしょう。

最近はドライな関係が好まれがちですが、家を守る仕事は1人ではできません。信頼できる業者が一緒に守ってくれると安心ですね。

そんな業者をお捜しなら、是非お気軽にご相談ください。 

それでは良い週末を

今日もありがとうございます。


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