東京で猛暑対応の家を建てるならRCdesign

晴れて暑い東京です。

そんな今日は朝から日野市計画検討、見積作成、足立区千住桜木町計画検討、書類作成、お問合せ対応、税理士さん来社打ち合わせ、徳丸のお客様とお電話、業者さんと電話など。

午後は原稿作成、サッシ屋さんと電話、来客面談、双葉町のお客様とお電話、大田区仲池上計画検討、お問合せ対応など。夕方は資料作成、三鷹市計画検討、日野市計画のお客様とお電話、ミーティングなど。

今日は二十四節気の「処暑」ということで、暑さがようやくおさまり、涼しくなるころなんですけど、近年は以前と比べて、暑さが前倒しになり、そして残暑は引き伸ばされる傾向がありますので、もう暫くは暑さが続きそうですね。

ではこちら。

日本の猛暑対策は的外れ! 劇的に室温を下げる方法は「窓まわり」にあった

日本の暑さ対策は実に的はずれだ。例えば、小池都知事は2年後に迫った東京オリンピックの猛暑対策として「打ち水のほか、浴衣、よしずの活用など、日本ならではの対策を」などと発言している。これらはいずれも、時代も状況も異なる江戸時代に行われてきたことだ。

言うまでもなく、当時は地面がアスファルトに覆われていなかったし、高層ビルやマンションが乱立してヒートアイランド現象が起こることもない。何より、気温が30℃にもなれば猛暑と言われていた時代のやり方ということを忘れてはいけない。
2018年8月23日 8時33分 HARBOR BUSINESS Online

なるほど。

どうも伝統文化を守ることと、懐古主義を勘違いしているような感じもいたしますが、時代錯誤というか、変化を避けているというか、このままでは日本にはWiFiが普及していないことも当然と思われてしまうかもしれません。

しかし、住まいに関する仕事をさせて頂いていても、まだまだ暮らし方というか、住まい方については昭和の常識から更新できていない方も多いように感じます。

それは、家の窓は常に少しだけ開けておき、年間を通じて風を通すことが大切だとか、洗濯物などは日光に当てることが大切だとか、冷暖房はギリギリまで我慢することが良いとか。

これらはすでに過去の常識で、むしろNGな行動だったりしますので、快適性や省エネの観点からは逆効果な生活スタイルと言えます。

記事にあったうち水も、本来は朝方や夕方などに土にまくもので、日差しの強い昼間にアスファルトに水をまけば、むしろ周囲の湿度が上昇して蒸し暑さが増してしまうだけですし、浴衣についても、実際に着てみるとわかりますが、見た目には涼しくても体感温度は以外と高くなるものです。

さらによしずについても、伝統的な使い方なら「窓を開け放ち、よしずで直射日光をさえぎる」ということですが、40℃近い暑さには焼け石に水で、行政の指導に従っていたら今後も熱中症患者が増えることになってしまいそうです。

そこで、まず最初に何をしなければならないかというと、記事にもあったように窓まわりの性能を強化することが有効です。

もちろん根本的に建物を暑さに強くする方法としては、屋根や壁、床の断熱性能を高めることが有効ですし、新築なら当然に対策される場所ですが、既存の建物の場合はコストも時間もかかりますので、気軽に行うことができません。

やはりもっともコストパフォーマンスが高く手軽に始めることのできることとなれば、窓まわりの強化です。実は家全体で73%の熱気が窓を通じて室内に入ってくるんですね。

さらに、外付けブラインドなどで、窓の外から日射の侵入をカット出来れば、それもかなり有効な対策となります。

記事によれば、ドイツでは住宅に限らずオフィスビルでも、窓の外側にブラインドやシェードをつけて日射を防ぐことがすでに常識になっているそうで、国全体でも重要視されているとか。

これらの窓まわりに行う対策を行っておけば、夏だけでなく冬も断熱性が向上してエアコンの効き目も断然良くなりますので、猛暑でも我慢することなく、快適な省エネ生活を送ることができるようになります。

日本の猛暑に適した住まいなら、RC(鉄筋コンクリート)住宅をご検討ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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