東京の建て替えで家を建てるならRCdesign

晴れた節分の東京です。

そんな今日は朝から資材発注、お問い合わせ対応、高島平のお客様とお電話、提携会社さんと電話、中区野毛町計画検討、ミーティング、資材搬入、世田谷区奥沢計画検討など。

午後は練馬区内でご検討のお客様にご来社頂き打ち合わせ、ありがとうございます。徳丸のお客様とお電話、徳丸の現場で資材搬入、金融機関と郵便局、帰社後は世田谷区上馬計画のお客様とお電話、墨田区業平計画検討など。夕方は書類作成、設備屋さんと電話、ミーティング、高田馬場計画検討など。

節分です。明日は立春。もう春ですね。ふぅ〜。

ではこちら。

どうやって依頼する? いくらかかる? 家の「解体」事情

先日、SUUMOで東京都の土地を検索したところ、6326件中、「古家ありの土地」は2473件という結果が出た(2016年1月)。

とすると、東京都で流通している土地の約4割は、「古家付き土地」だということに。とすれば、この土地を買った場合、建物の「解体」が必要になるかもしれない。

でも、この解体、誰にどうやって頼むのか、いくらかかるのかも分からない人がほとんどだろう。今回は、知られざる「解体」について紹介しよう。
2016年2月3日 7時30分 SUUMOジャーナル

なるほど。

確かに、ただでさえ建築に関するコストは分かりにくいものなんですけど、この解体工事もまた一般的にはまだまだグレーな業界かもしれませんね。

記事では全国に解体業者が1〜2万社程度あるということですが、実は正確な数字はわからないそうです。というのも、解体工事を行っている業者が中には便利屋さんだったり、まったくの異業種が参入している場合もあるとか。

これはそもそもが参入障壁が低い業種ということもありますし、木造一戸建て住宅などの場合ですと、非常に簡単、短期間で終わるということから、異業種のサイドビジネスになっていることもあるようです。

恐らく毎年一度はニュースにもなっていると思いますが、何らかの事件に巻き込まれたり、業者が不法に廃棄をしてしまい、発注者や産廃を発生させた当事者が罰せられるということがあるのも、この業界がまだまだ未熟な部分が多いということでしょう。

また、最近はこの業種でも外国人の職人が急激に増えていることや、昔からの業者さんでも時代に沿った進化が滞っている場合も多いので、近隣住民とのトラブルや関係する法律の遵守に欠けていたりする場合もありますね。

実は解体工事と一言で言っても、その内容は個々に違いますので、なかなか一概にはコストを算出出来ないものなんです。

建物の構造や規模、敷地内の樹木や門扉など外構の有無、前面道路の幅員や入れる重機の種類、旧家主さんが残して行った残置物の処分があるとかも、コストに大きく影響される部分です。

ですので、一般的な木造一戸建てで、2階建ての延べ床面積30坪の場合でも、90万円〜200万円くらいの幅があるわけです。

特に都内の狭小地の場合では、重機が入ることが出来ず、全てを人間の手で解体せざるを得ないという場合もありますので、そのような場合は思いのほか高額になることを覚悟しておく必要があります。

近年は解体工事でも、現場ごとに行政への届け出が必要だったり、解体する時に発生する材料は分別処分することが基本になっていますので、現場では手作業で資源ごとに仕分けをするわけです。これが少なからずコストにも反映されます。

それでも目安になる金額が知りたいということですと、東京都内を条件にした場合、木造だと坪3万円〜、鉄骨造だと坪5万円〜、RC造の場合だと7万円〜という数字が、あくまでもひとつの目安にして頂けるかもしれません。

他にも地中障害として、古い浄化槽設備があったり、2世代前の基礎が残っていたり、数十年前の電化製品や産業廃棄物が埋められているというような場合も別途費用が必要になります。 

家を建てるというタイミングでは、解体工事費用を少しでも低く抑えたいと考えるのは皆さん共通の思いだと思います。

しかし、ここで近隣や行政との関係が悪化してしまうと、その後の建築期間中やオーナー様が入居して以降の関係性にも影響が出てしまいます。

ですので、解体工事をお願いするにも、単にコストだけを見比べるのではなく、コンプライアンスの徹底や社会性、各種保険の加入や人材教育の有無も確認する必要があります。

もちろん弊社でも解体工事からお手伝いをさせて頂けますので、ご不明な点やご要望などがございましたら、お気軽にご相談ください。

それでは。

今日もありがとうございます。


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